ニュージーと、親方と、ときどきダンナ。

家族3人。ニュージーランドでの初海外ライフ。

船酔いと闘え!アカロア・ドルフィンクルーズ! 2日目

こんにちは。

 

 

 

 

 

 

ついに親方に言われました。

 

 

 

「ばいば~い。」

 

 

 

昨日。

デイケアに送りに行き、こちらからバイバイを言っていないのにバイバイと言われました。

そしてわたしにさっと背を向け、さっそうと砂場へと遊びに行ってしまいました。

 

 

なぜだか大学生のころを思い出した。

好きって言ってないのに「ごめんなさい。付き合えません。」と言われたときのことを。

せめてバイバイって言わせてくれよ…そんな寂しさを覚えました。

 

 

 

 

 

 

 

お正月のホリデーを活用して行ってきたクライストチャーチ

 

 

 

2日目は

 

 

 

 

世界最小のイルカと出会える街、Akaroa(アカロア)に出発だ!

 

 

 

 

朝ごはんは1日目に行った「C1 Espresso」というカフェに再び行くことに。

ホテルからカフェに向かう途中、路上になにやら見たことあるようなアルものが…。

 

 

 

 

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インベーダ――――ゲーーーーーム!!

 

 

 

このおっきなリモコンで本当に操作できるのだ。

 

 

なぜここに?

 

 

 

 

それより上の写真、親方の胸がちょっともっこりしているの分かりますか??

 

 

 

 

 

 

 

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「新メンバーを紹介します。キウイのクラちゃんです。」

 

 

1日目に立ち寄ったお土産ショップで安売りされていたキウイのぬいぐるみ。

親方が気に入って気に入って。

もちろん買わないつもりだったので、親方から取り上げて棚にもどそうとしたら、「べちょ」っという感覚が手に。

キウイのお顔が、親方のヨダレでベロベロに…

 

ということで、わが家の一員になってもらいました。

クライストチャーチのご当地感は全くない、ニュージーどこでも買えるキウイのぬいぐるみ。

せめて名前だけでも…「クラちゃん」です。

 

 

 

さぁ、クラちゃんも一緒に目指すはアカロア!

クライストチャーチの南東約80キロに位置するアカロアは、車で1時間と少し。

近いね。

 

 

 

 

 

と…

 

 

 

余裕かましていましたら…

 

 

 

アカロアへの道がまぁ

 

 

くねくねくねくね

ガタゴトガタゴト

 

 

わたくし、三半規管をあまり鍛えてないもので、すっかり車酔いし、アカロアの街に到着したころにはげっそり。

 

 

 

しかしながら親方は乗り物に強い。

同じだけ車に乗っているのに、車で酔っているような素振りは一度も見たことないし、もちろん電車や飛行機も大好き。

日本にいたらそんなに乗らないであろう車。

ニュージーで鍛えられたかな?

 

 

 

 

ということで、白い顔したカアチャンを引き連れ、ドルフィンウォッチの船が出発する港へとみんなで歩いていく。

 

 

 

 

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天気は曇り。

 

波は穏やかに揺れている。

ブッキングセンターの女性の言葉が頭から離れない。

 

 

「今日は揺れるヨ…船。」

 

 

いや、もちろん英語ですが。

とにかく揺れるらしく、弱いなら薬を飲むか、やめておけとのこと。

 

せっかくお金を払ったのに、2時間もひとりで待っているのはくやしいので、まぁ死ぬわけじゃないしと思い切って乗り込むことに。

 

 

 

 

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続々と乗客がのりこみ、最終的に20~30人集まった。

 

 

そして時間になり、

ドキドキしながら…2時間のクルーズがはじまった!

 

 

 

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スタートして20分。

船は思ったほど揺れず、これなら余裕だと勝利を確信したわたし。

 

 

 

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親方もいい子に座っている。

楽しいのか辛いのかもよく分からない表情で、ぼーっと海を眺めてる。

 

 

 

 

 

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天気も良くなってきた。

幾年もの年月をかけ出来上がった壮大なフィヨルドを横目にどんどんどんどん船は沖合へと進んでいく。

 

 

 

 

 

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アカロアの海は太陽を浴び、キラキラとてもキレイ…

 

 

 

 

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「しゃんぐらすは必須アイテムやで。」

 

 

そうだね、サングラスかけなきゃ…

 

 

 

と…

 

 

ここらへんからものすごく

 

 

船が… 

 

 

 

 

ゆ、揺れてきた。

 

 

 

 

 

なぜ隣の白人の女性は、白ワイン片手にサーモンのサンドイッチを食べていられるんだろうか…。

彼女がおいしそうに食べ物をほおばる姿が、船酔いに拍車をかける。

 

 

 

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途中、野生のペンギンやオットセイも見ることができた。

よく見るとわかるのですが、これはオットセイです。

 

 

 

 

 

そしてここらへんから、視界から水面が無くなったり現れたりするほど船が本気を出して上下に揺れ出したため、本格的に気持ち悪くなってきたわたし。

ガイドの女性から、

 

「とにかく遠くを見て。」

 

と心配の声をいただき、目の前のイルカよりも、どうすれば朝オシャレカフェで食べたビッグモーニングプレートをアカロアの海にぶちまけずにすむかで頭がいっぱいで、ただただ遠くを見ながらじっとしていた。

 

 

 

ということで、ついに、わたし、完全ダウン。

 

 

 

三半規管強い組のダンナと親方はとても楽しかったようです。

 

 

 

 

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あ~楽しそうだね。

 

 

 

 

ちなみにイルカですが、

 

 

ちゃんと

 

 

 

見れました!!

 

 

 

 

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分かりますか?

 

左上。実は2匹で泳いでいました。

世界最小のヘクターズ・ドルフィンというイルカで、船に慣れているのか周りを気持ちよそうに泳ぎ、時にはジャンプ!

何度か見ることができ、思っていた以上に感動しました。

 

 

わたしが本格的に船酔いでダウンしていた間に、太陽の下で泳ぐイルカたちをたくさん見ることができたらしいが、ダンナも一人で親方を見ていたため写真は撮れず。

すまん、ダンナ。ありがとう、ダンナ。

 

 

 

とにかく、イルカ!本当にたくさんいました!

一緒に泳ぐツアーもあるそうです。

 

 

 

 

 

2時間にわたるクルーズも港が見えてきてあと少しで終了。

 

 

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無事戻ってこれたことがうれしくてうれしくて、

陸がこんなに恋しかったのが生まれて初めてです。

 

 

 

 

 

 

人生初のドルフィンウォッチング。

一生忘れません。

 

 

 

クルーズから戻ってきたアカロアの街は青空が美しく、気温も上昇。

 

 

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クラちゃんで体を温めていた親方も、あちゅいあちゅいと半そでに。

クラちゃん、一気に捕獲されたキウイになってしまいました。

 

 

 

 

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ニュージーで唯一、イギリスではなくフランスが開拓した街アカロアには、赤青白と、フランス色がところどころに。

フランスの国旗やフランス料理店がたくさんあります。

 

 

 

 

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ホリデーを楽しむ人でビーチはいっぱい。

キレイだなぁ。

 

 

 

 

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「ほんま、キレイやなぁ…。」

 

 

 

と親方黄昏モードはわずが3秒で終了し

 

 

 

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「お~い!」

 

 

 

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「こうえん、いこ~~~~~!」

 

 

 

と、このあとはひたすら公園で遊びました。

 

 

 

帰りの車。

助手席でダンナと会話しながら座っていたらいつのまにかホテルに着いていて、車酔いはしませんでした。

 

 

 

なによりも

夫婦の会話

酔いに効く

 

 

 

アカロアの一句でした。

 

 

 

夜ごはんはフランス…ではなくイタリア料理。

ここもクライストチャーチに住んでいた友達のオススメでした。

 

 

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イタリア料理店で無理やりひじきの炊き込みご飯を食べさせられた親方。

途中、

 

「こっちのが全然うまいやん!」

 

と、頼んだカルボナーラをばくばく食べていた。

 

 

 

さぁ、3日目はどこへ行くのかな。

また明日、か明後日…か明々後日。