出発!クライストチャーチ旅行 1日目のその2
こんばんは。
お正月のホリデーを活用し、
ニュージー南島で1、2を争う人気観光スポットである
クライストチャーチに行ってきました。
1日目。
ニュージーの主要貿易港となっている「Lyttelton(リトルトン)」をあとにし、ホテルに到着。
チェックインをすまし、ほっと一息。
時刻は午後3時前。
親方もお昼寝中なのでしばし休憩することに。
そして夕方4時すぎ。
クライストチャーチ中心街へ、いざ行かん!!
ホテルを出て5分ほど歩いた先にあったのは、かの有名な大聖堂。
「Cardboard Cathedral(カードボード・カセドラル)」。
カードボードと名づけられているとおり、『紙』でできた大聖堂らしいけど…
中に入ると、しゅんっ!と背筋が伸びる感じ。
お寺とか神社とか教会は、やっぱり独特な雰囲気がある。
手渡された説明カードを読んでみると、
日本人建築家の坂 茂(ばん しげる)氏の手によるもので、特殊な紙パイプとポリカーボネートが主用材として使われているそうだ。
どうやら主要な柱も、中は鉄だけど、その周りをぐるぐると特殊な紙で巻いているそう。
やわらかいイメージでいいですね。
入り口のステンドグラスも豪華!
ちなみにニュージー、1月6日ころまではクリスマスツリー出しとくそうだ(お隣のウェンさんが言っていた)。
ほえ~っとステンドグラスを見上げながら歩いていたら、
「あれ、親方。いない。」
あわててぐる~っと見渡すと
すみっこで塗り絵してました。
さて、カードボード・カセドラルを出たあとは、どんどん街の中心部へと歩いていきます。
そこで目に飛び込んできたのが、かつて街のシンボルだった大聖堂の痛々しい姿。
「Cathedral Square(カセドラル・スクエア)」は、大地震により半壊し、今もそのまま残っている。
クライストチャーチで大地震があり、日本人も犠牲になったことは、当時日本でぼんやりと知っていたが、地震が東日本大震災のほんの少し前である2011年2月22日に起こったことを知り、今更ながら驚いた。
「東日本大震災のあのとき、そんなことあったっけ…?」
というのが正直な思い。
行方不明者は200人以上という、ほんとうに大きな災害。
日本から語学留学に来ていた若い人たちを含む28人もの日本人が亡くなっていたなんて…
テレビも新聞も東日本大震災の被害状況や追悼、復興を伝えるものばかりで
当時のわたしもちろん、東日本大震災のことで頭がいっぱいで
たった数週間前に起こった大災害であるクライストチャーチの地震は
日本のメディアではほぼ報道されなくなってしまっただろう。
大切な人を亡くした人にとって、被害の大小や重要度は関係ないのに
「こっちももっと報道してよ。無視しないでよ。」と、クライストチャーチの地震の関係者は強く思っていただろうな。
なんてことを考えました。
「We are reinstating.」
調べてみると「わたしたちは復興しています。」みたいな意味だった。
大聖堂の広場の復興プランは発表されているようで、さらに美しい魅力ある街へと復興していくことを祈っています。
よし、とりあえず、このクライストチャーチ旅行でたくさんお金おう!と思いながら…
街の中を歩いていくと
なんだこれ?
うしろから撮ってしまったけど
MADE IN CHINA!
なにが?!
この赤い置物が中国産ってことかね?
そういえば空港や街のいろいろなところにも、中国の旧正月をお祝いするポスターや看板がどーんと飾られていたりした。
「チャイナの力はすごいんやで~。」
イヤぁ本当にすごいよね。
さらに歩いていくと
緑あふれる街の中で、ゆったり過ごす人々。
だんだん人が多くなってきた。
きっとここらへんが一番お店やレストランが並ぶところかな。
ゴミの落ちていないオシャレで美しい街。
海外ではめずらしくないでしょうか?ヨーロッパとかゴミたくさん落ちてた気がする(フランスとイタリアの一部しか行ったことないけど)。
小腹もすいてきたので…
友達から教えてもらった、つい最近オープンしたという「River Side Market(リバーサイドマーケット)」で腹ごしらえ!
本当に昨年の10月ころオープンしたほやほやのマーケットらしい。
ニュージーのクラフトビールやチーズ、ワイン、お肉にソーセージ…
ラーメン、餃子、ハンバーガー。
なんでもある…
ついつい買いたくなるカワイイキウイの形のパン。
決めきれず、歩いていると
「日本人ですか?」
と声をかけられた。
こちらの「FUSHOKEN」というコーヒー屋さん。
マスターがフーさんと呼ばれていて、息子さんがショーとケンだからフーショーケン。
いいねぇ。ステキ。
優しいマスターにコーヒーを入れてもらいながら人気のお店を紹介してもらった。
休日は行列ができるという入り口入ってすぐ右手にある
「Dimitris Greek Food」というスブラキのお店。
す、スブラキって知ってます?
スブラキは…
こういうのです!
厚いクレープ生地のようなもので、お肉や野菜を巻いたもの。
ニュージーといえば羊ということで、ラムをチョイス。
スパイスのきいたやわらか~いラムとたっぷりの野菜、サルサソースと酸味のきいたヨーグルトっぽいソースが合わさって…
お~いし~ぃ!
本当においしかったです。
そしてとってもボリューミー!
また食べたい。
さて旅行に来ると発生する「親方ポテト以外何食べる?問題」。
親方の最強アイテムである、野菜を一緒に飲み込むホカホカの『白いご飯』。
この白いご飯がなかなか(自分で炊かない限り)ゲットできないニュージーでは、親方はポテトを食べるしかないのだ(あ、パッタイも食べられるけど)。
ということで、出発前日の夜にもりだくさんに作ってきた
ほうれん草入れまくったあまりおいしそうじゃない緑色のパンケーキと、炊き込みご飯を保冷剤ぎっちりのバックに詰め、初日の夜も食べていただきました。
「初日はイケるのよ。これね。」
そうです。
初日は、久しぶり感でほうれん草パンケーキを食べてくれる親方も、毎食コレを出されると、すっと自分から遠ざけるようになるのです。
さて2日目以降どうなるのでしょうか。たくさんあるよ、パンケーキ。
ということで1日目は終了~。
2日目はどこへ行って何をするのでしょうか。
また明日~か明後日につづく。