読んでいただきありがとうございました! By 親方ファミリー。
こんばんは。
わたしのブログ
「ニュージーと、親方と、ときどきダンナ。」
は、今回で最終回となります。
読んでくださった皆さま
本当に、本当に、ありがとうございました!
そして最後のこのブログ
最後にして最長。
最後だからこそ最長!
とにかく長いですがお付き合いを♡
思えば2年半前
日本、いや、ほぼほぼ東京を出たことが無い
超ドメスティックなわたしが
まさかの海外生活をスタートすることになった。
新天地はそう、ニュージー。
2018年5月。
生後8か月の親方を乗せたニュージー行きの飛行機の中では
成田空港でバイバイした家族の顔が頭から離れなかった。
到着したての最初の1か月は、友達も一人もおらず、あっという間にホームシック。
親方とダンナとわたし。
3人だけの世界。
楽しいっちゃ楽しいんだけど…やっぱり寂しい。
ふと、日本行きのフライトを検索したりして、飛行機で11時間の距離を恨んだ。
でも
少しずつ少しずつ
ステキな「出会い」により
状況は動き始めていくもので
おとなりのウェンさんが連れ出してくれた動物園。
初めての「ニュージーの友達」とのお出かけ。
ダンナのオーストラリア出張が続き
不安な夜をなんとか親方と笑いながら過ごそうと努力するなか
ダンナ不在での親方初のGoToホスピタル in ニュージー。
ウェンさんや、ダンナのビジネスパートナーであるグレさん&チカさんも駆けつけてくれた。
「なにかあったら頼っていいんだ。」
「すぐそばに優しい人がいる。」
こう思えることは
こんなにも人に安心感を与えてくれるのだと思った。
「やっと、ニュージーでの生活がスタートした!」
親方の発熱を乗り越えたころ、そんな風に感じてきた。
そしてそして
車もゲット!
世界が広がっていく。
ペーパードライバーの自分も海外で運転できるんだと、少しうれしくなった。
車をこすったって、一緒に磨いてくれる人もいる!
車が生活の一部になると
いろいろニュージー国内旅行へ出かけるように!
初のロトルア家族旅行。
ロトルア大好き。
ベビーキャリアもゲット。
形から入ってみる日本人。
でも、形が充実してくると、気持ちもワクワクし始める。
ニュージーに来て3か月。
ハハが一人で旅行しに来てくれ、元気をチャージ!
気が付けば
親方はニュージーで1歳になり
多国籍プレイグループに参加したりして。
ニュージーは、どこか日本と似ているので…
共通点を探しては、日本を思い出したりました。
共通点は
桜だけじゃなくて…
ワイルドな温泉もあるんです。
まぁ
日本のように設備は整っていなので
だいたいこんな感じになります。
でも…
浜辺で温泉掘れちゃうのはニュージーだけかな?
日本よりも
ちょっといいなぁと思うニュージーの魅力といえば…
ただただ美しく
ただただ広く
ただただ贅沢な芝生の公園が
そこらじゅ~うにいっぱいあるところ。
東京で親方や弟子を公園に連れて行くと
ニュージーの芝生のありがたみを感じます(きれいな芝生、日本は少ないよね)。
そしてやっぱり
ニュージーの魅力と言えば
海ですよね。
海が広がるオシャレな街を歩けば、自然とこんな笑顔になっちゃいます。
ニュージーに来て、最初のお正月には
クイーンズタウン、初上陸!
ミルフォード・サウンドでびしょ濡れになったり
クイーンズタウンの広大な自然に感化され、ウンチが止まらなくなったり。
そうそう
クイーンズタウン旅行で
完全に「歩行」をマスターした親方は
ニュージーでの生活を
小さいながら、自分なりに楽しみ始めたように感じました。
蜂蜜やチーズ、ヨーグルト、バター、お肉などなど
ニュージーフードも合うようで
キウイやマオリの人々もびっくりな、豊満なボディへと成長。
親方にもわたしにも
徐々にお友達もできて
友達ファミリーと旅行を楽しんだり
ハプニングを一緒に乗り越えたり(これはヤバかったなぁ)
一緒にトレッキングに行ったりもしました!
人見知りな親方にはぐいぐい系のお友達がとても合うようで…
カノジョももちろん、ぐいぐい系♡
ニュージーでできた友達は
面白いくらいに生活に彩りを与えてくれた。
コロナ禍でも感じた「友達」の大切さ。
ニュージーに来る前は
この歳で、新しい友達を作るのが正直面倒だと思っていた。
一からはじめる友達作り。
自己紹介して、あちらの情報を聞いて…
出会った人すべてと親しい関係が築けるわけではないから
たしかに多少面倒。
でも、その過程を経て友達ができた。
たくさんできた!
30過ぎたって、困っていたら助けたいと思える大切な友達ができたという事実は、これからの人生まだまだたくさんの「出会い」が待ってるということを気付かせてくれました。
さてさて
友達だけでなく
家族のことだって
ニュージーで新しい発見がありました!
ダンナがこんなにアウトドア派だったとは。
日本では、普通の飲み会好きのインドアお兄さんだと思っていたよ。
ダンナのサバイバル力を感じ
この人なら、何かあっても
ナイフ一本である程度生き延びることができそう
なんて思ったり。
そんなダンナに、親方も…
たくさん歩かされたね。
海、山、公園、どこだって歩きました。
子どもにとって
ただただ美しい自然のなかを歩くのって…
楽しいのかな?退屈なのかな?
きっとこの美しいニュージーの大地を歩いたことは
忘れてしまうと思うけど
未来の親方を作るのは過去の親方なわけで
美しく楽しかった過去として
将来のステキな親方の一部となってほしい。
親方は
ニュージーで年を重ね
2歳の親方は
ニュージーで
キャンプしたり
潮干狩りしたり
またまたキャンプしたり♪
そして
2回目のお正月は
雄大な山々と自然のパワーに圧倒され…
世界遺産で贅沢ウンチしたり。
往復3時間と聞いていたマウントクックを見ながら歩くトレッキングコースを
往復6時間かけて喉カラカラで歩き切ったときの感動は忘れません。
ちなみに弟子もお腹のなかで、世界遺産を感じてたね。
2歳の親方
電車好きは加速し…
「あなただれー?」のトーマスイベントに行ったり
いとこのコーちゃんとも、ニュージーの電車乗りました。
何度も、何度も、2人で電車を見に行ったよね。
お腹も大きくなるなかで
日本の帰国が迫ってきた今年4月。
コロナでまさかの飛行機全便キャンセル。
そして再び始まったニュージー生活は
ロックダウンというこれまた貴重なオプション付き。
2カ月のロックダウンは
散歩したり
ストライダーに乗ったり
公園もレストランもプレイグループも行けないなかで
きっと大変だったはずだけど
思い出すのは楽しかったことばかり。
まさかのロックダウンが
ニュージーで過ごす時間を延長してくれた。
娯楽が無いロックダウンという状態が
ニュージーの魅力を再認識させてくれた気がします。
そんなこんなでロックダウンを終え
ベビーシャワーなんて楽しいパーティーを開いてもらったりして…
日本で産むはずだった弟子。
不思議な巡りあわせで結局…
VBAC…
そう、VBACで
ニュージーで出産することとなりました!
弟子の出産は
人生で一番がんばった経験であり
人生で一番感動した経験であり
人生で一番心に残る経験となりました。
産まれてきてくれてありがとう。
そして弟子の誕生と同じくして
ニュージーでお兄ちゃんが誕生しました。
そんなバタバタのなか
3回目のバースデーもニュージーで迎えた親方。
まさか、1歳、2歳、3歳を
ニュージーで迎えるなんて
親方が産まれた時には想像もしなかった。
帰国が迫る最後の最後で、またまたロックダウンが発動しましたが、もう慣れっこだったよね~。
家族4人、のんびり過ごさせていただきました。
思えば
何をやっても3日坊主なわたしが
2年半ブログを続けてこれたことに
自分自身驚いた。
友達に
「ニュージーでブログでもやろっかな。」
なんて宣言し
はじまったこのブログ。
親方や、わたしたち夫婦、そして新しく生まれた弟子の成長を
遠い日本で読んでくれているのだと思うと
不思議なことに
2~3日ブログを書かないとソワソワするようになりました。
「読んでくれる人のために」というとカッコいいけど
書いていた理由は
わたしとダンナのためだったりもする。
たま~にダンナと夜な夜な繰り広げられる
「このブログよかったよね。」トークが楽しくて
このブログが
5年後、10年後と
夫婦の楽しいお酒のツマミになればいいなぁなんて思います。
ニュージーでの経験は
わたしの人生観を変えるものとなりました。
こんなこと真面目に書くのは少し恥ずかしいけど
選択肢がたくさんあることに気づかされ
日本だけが生きる場所じゃないことを知り
我が子に対しての想いも変化した気がします。
まぁでもやっぱり
ニュージーで最高だったのは
ステキな友人たちとの出会い
そして
家族と過ごした時間
ですね♡
やっぱり、人間一人じゃ生きられないなと、このブログを書いていて思います。
ニュージーでの経験、出会い、食べ物、自然
すべてに感謝、ありがとう!
ブログが終わるのは寂しいですが
もしかしたらまた…
ブログのなかで会えるかな?
読んでいただき、本当にありがとうございました!!!