ニュージーと、親方と、ときどきダンナ。

家族3人。ニュージーランドでの初海外ライフ。

異文化実感、デイケアクリスマスパーティー。

こんにちは。

 

 

 

 

 

 

今日、デイケアの帰りに近くのショッピングモールに立ち寄った。

入り口を入ると、親方が

 

 

「あ、しゃんた!」

 

 

と言って駆け出していった。

 

 

 

思いがけない1年ぶりの再会を果たすことに。

 

 

 

 

 

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初めて出会った1年前のあの日は、2人とも心を閉ざしたまま、やらされている感全開でシャッターがきられるのをただただ待っていたね。

撮った写真すべてが、ハッピーメリークリスマスとはほど遠い、魂を抜かれたような表情をしていました。

 

 

 

 

それが1年後の今日…

 

 

 

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親方自ら彼の膝の上に座り、おひげを触り、はにかみ笑顔でじゃれ合ってたね。

シャッターきるカアチャンも、全然気まずくなかったよ。

 

 

来年は…会えるかな?

 

 

 

 

ということで、多分だけど去年と同じおじさんだった。

なんか嬉しい。

 

 

 

 

 

 

話変わって

先週末、親方の通うデイケアクリスマスパーティーがあったので、ドキドキしながら行ってきた。

 

 

送り迎えした時間を書くいつもの紙の横に、控えめに置かれていたクリスマスパーティーを告知する紙。

 

情報は

 

Friday

4:30PM~6:30PM

Please bring a plate of food to share.

 

この3つのみ。

 

 

 

 

ニュージーのというか、海外のプレイグループ(親子の集まり)に参加して感じること…

 

それは…

 

 

 

持ち寄りが非常に多い!!!

 

 

 

何かと持ち寄り、結構な頻度で持ち寄り

 

 

 

日本人の集まりだと、みんな食の趣味が合うため、おにぎりやチャーハン、カレー、サラダ、煮物などなど見るからにほっとする料理が並ぶ。

ただ、日本人の集まりは、アレルギー表示をしなくてはいけなかったり、ナッツ類禁止だったり、ちょっとしたルールがあったりする。

 

 

今回のデイケアは、ほぼキウイ

2割マオリ(ニュージーの先住民)、1割中東・インド、1割アジアみたいな感じかしら。

 

 

日本人の集まり以外で持ち寄るのは初めてだった。

 

ジャパニーズ感を出すために、おにぎりでも握っていこうかなぁと考えていたわたし。

 

 

しかし

ママ友にちょこっとこの話をすると

 

 

 

「それは…ちょっと…」

 

 

 

と、なんとも渋い顔をされる。

 

 

「え、おにぎりダメなんですか?」

 

 

「こっちの人たちは、見たことないものは絶対食べないよ。

 

 

「おにぎりってそんな珍しいんですかね?」

 

 

「わたしのママ友、キウイの幼稚園の持ち寄りでおにぎり持ってって、アンパンマンの顔にしたりして気合いれたのに、1つも食べてもらえなかったらしい。

 

 

「え…。」

 

 

 

「とにかく、日本人が頑張って作った丁寧な料理より、フライドポテト、フライドチキン、ピザだから。」

 

 

 

どうやらSUSHIは有名だけど、ONIGIRIはダメらしい。

ちなみにSUSHI SHOPはたくさんあって、巻物は喜ばれるんだって。

 

 

 

つまりは、 

「何か頑張って作らないと!デコらないと!」という、別に求められてるわけじゃないのになんとなく頑張らなきゃ日本人的精神は捨てていいらしい。

 

 

 

 

ということで、言われた通りフライドポテトをわんさか揚げて午後5時ころデイケアクリスマスパーティー到着。

 

 

 

 

 

 

ズッチャズッチャズッチャ…

 

 

 

ん?

 

 

 

ズッチャズッチャズッチャズッチャ…

 

 

 

 

え?

 

 

 

なんだか六本木あたりで響く重低音が聞こえてくる。

入り口を入ると…

 

 

 

暗い!

 

 

 

 

 

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で、で、

で、ディスコだ!!!

 

 

 

ホンモノの若いDJが黒い円盤をこすりながら5歳以下の子どもたちに「踊れ歌え」と叫んでいた。

ノリノリで腰を振り、ジャンプする子どもたち。

立ちすくむ親方。

 

 

 

え、ここ、

6か月~5歳が通う保育園ですよね?

 

 

 

ミラーボールの光のなかキラキラ浮遊するシャボン玉。

 

 

 

「すごいね。文化の違いだね。」

 

 

ダンナに言う。

 

 

「え?」

 

 

 

「文化の違いだね!」

 

 

 

「え、なんて?」

 

 

 

「ぶ・ん・か・の!」

 

 

と、

音楽がうるさくて会話にならないため庭へ出ることに。

 

 

 

庭でもいろいろなことをやっていた。

 

 

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フェイスペインティングに

 

 

 

 

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クッキーデコレーション。

 

 

 

そのほかにも、オリジナルクリスマスカードの作成や粘土でのツリー作りなど、このデイケアこんなに人がいるんだと驚くくらいにぎわっていた。

 

 

 

そして肝心の持ち寄りフードだが、

 

右から

 

ピザ

ポテト

ポテト

ポテチ

フライドチキン

サンドイッチ

マフィン

チョコレート

すごい色のケーキ

ポテチ

 

 

 

 

 

ま、ママ友ありがとう!

 

 

 

 

このなかにオニギリは、海外ドラマの舞台となるようなアメリカの高校に、坊主頭の田舎の日本男児が転校してくるようなものかもしれない。

 

 

 

持って行ったポテトは、5分くらいで空になっていた。

 

 

 

 

 

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親方も慣れたもので、デイケアの遊具で楽しそうに遊びまわっていた。

 

 

 

 

6時ころになると

 

 

 

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裏門からサンタが登場!

 

 

サングラスかけてるし、色黒だし、白いひげの下から自前の黒いひげ見えてるし、サンタとしてのクオリティを問われると言葉に詰まるけど、子どもたちはもう大興奮!

室内で踊っていた子どもたちもみな、一斉に駆け寄ってきた。

 

 

 

サンタはしばらくいたあと、プレゼントのチューペットを渡してさっそうと帰っていった。

 

 

 

 

 

と、日本の保育園のクリスマス会は知らないですが、

とりあえずわたしが昔通っていた幼稚園のクリスマス会とは程遠いクリスマスパーティーでした。

 

 

あぁわたし

海外にいるんだな。

 

 

と改めて感じるデイケアクリスマスパーティー

とても楽しかったです。