ニュージーと、親方と、ときどきダンナ。

家族3人。ニュージーランドでの初海外ライフ。

デイケアからの呼び出し。

こんにちは。

 

 

 

 

 

 

蒸し暑い日が続くニュージーオークランド

太陽もサンサン。

吹き出る親方の汗。

うようよしだすハエさんたち。

9時近くまで明るいワクワクな夜。

 

 

 

 

そして夏の風物詩といえばもう一つ

 

 

 

 

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にょきにょき芝生と格闘するダンナ。

 

 

 

 

たんぽぽとか、びっくりするくらい伸びます。

汗だくで草刈るダンナ、あ~夏が来た~。

 

 

 

 

 

 

さて、ブログをさぼっていた今週。

もちろん親方と、デイケア、頑張っていました。

 

 

 

 

そして今週、わかってしまったことがあります。

 

 

 

 

 

 

それは

 

 

 

 

 

 

ニュージーデイケア、すぐ呼び出しある説。

 

 

 

 

 

 

今週、月曜日。

さぁ、今日からまたどうやって慣らしていこうかと、親方とバイバイを済ませ、別部屋で泣く親方を見守っていた。

すると、スタッフの女性から

 

 

「とりあえず、帰ったら?」

 

 

みたいなことを言われる。

 

 

「え、でも、今日は9時~3時で、長いし、大丈夫かな…」

 

 

みたいなことをモジモジ伝えると

 

 

「とりあえず、何かあったら電話する!」

 

 

みたいなことを言われた。

 

 

 

 

「まだコップが上手じゃないので、こまめに水筒のお茶をあげてもらえますか?あと、すこしウンチがゆるいです。ウンチしてもウンチしたって言えないので、よろしくお願いします。お昼寝は一人だとなかなかしませんが、抱っこすれば3分くらいで寝ます。お昼ご飯は食べないかもしれませんが、パンやヨーグルトは大好きなので、上げてみてもらえますか?わたしはこのあと家に帰りますが…」

 

 

 

 

みたいなことを伝えたくて、頭の中をぐるぐるしてたけど、結局とっさに英語が出てこなくて

 

 

「OK. Please call me. Bye.」

 

 

と、はたから見たらかっこいい現地感あふれる去り方をしたわたし。

 

 

 

 

ということで、月曜日、親方を置いて家に帰ることに。

 

 

 

すると午後1時ころ、電話が鳴った。

 

 

 

「ほ、ほんとにキタ―――――――――!!」

 

 

 

ビクビクしながら電話に出る。

デイケアの一番えらいフレンドリーなオバちゃんからだった。

 

 

 

「Yes, Yes, あーはん…Okay, I'll be there soon. Bye.」

 

 

 

電話を切る。

 

 

 

 

99パーセント分からなかった!

 

 

 

 

とりあえず、何度か聞き返して分かった1パーセントは、

親方は泣いていて、お昼ご飯を食べていないということ。

 

 

これだけは分かったのだけど、だから迎えに来いと言っているのかはよく分からなくて、でも電話があったんだから経過報告ってことはないだろうということで、親方を迎えに行くことに。

 

到着すると、泣いてはいないがデイケアの少しふくよかなスタッフの胸にうずくまって、コアラのようにひっついている親方がそこにいた。

カアチャンだよ、と声をかけると、嬉しそうにわたしのほうへ抱きついてきた。

 

頑張って様子を聞き出してみると、

お昼ご飯を食べさせようと、ご飯を見せてみんなのテーブルに座らせたが、食べたがらず、そこからまた機嫌が悪くなってしまった、みたいなことを言っていた。

普段、ダンナとわたしとほぼ3人で毎日ご飯を食べる親方にとって、10人ほど子供がワイワイしながら食事を囲むテーブルに飛び込むことは、まさに異世界で恐怖なのかもしれない。

 

 

月曜日は親方を2時間ほど早く迎えに行っておしまい。

 

 

 

 

 

火曜日。

車の中から泣きじゃくる親方に胸が痛くなりながらも、親方にバイバイを言う。

 

 

 

しかしこの日、親方は大きな成長を遂げるのだ!

 

 

 

この日は12時半まで。

様子を見るために、少し早めに迎えにいってみると…

 

 

 

 

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親方…

 

 

 

 

 

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めっちゃ楽しそうだった!!

 

 

 

しかも…

 

 

 

 

 

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ぽっこりおなかイジラレテる~~~~!!

 

 

 

 

 

火曜日の様子を聞くと、親方は最初少し泣いていたが、そのうち一人で遊ぶようになって、ペイントしたり外で遊んだり、スタッフの皆さんも驚くほど楽しそうに遊んでいたらしい。

 

 

 

すごい

 

 

 

嬉しい。

 

 

 

汚れたシャツを指さして、

 

「これ、これっ!しゅごい~しゅごい~。」

 

と興奮気味に話してくる親方を見て、嬉しくとても幸せな気持ちになりました。

 

これで少しずつ、行くのが楽しくなってってくれるかな…

 

 

 

 

 

と思っていた矢先…

 

 

 

水曜日、親方39度の発熱。

慣れ始めたところに容赦なく襲い掛かる風邪というパンチ。

39度近くあるくせに、電車で遊びまくって眠らない親方。

仮病じゃないかと何度も計るも結果は同じだった。

その日は家の中で、親方と二人ダラダラしまくる。

「慣れたのリセ~ット」要素をぷんぷん感じる1日だった。

 

 

 

 

 

そして木曜日、熱も下がりデイケア復活。

帰り際、デイケアの一番えらいフレンドリーなオバちゃんから

 

「なにかあれば電話するね。」

 

と言われた。

 

 

その日は友達とランチの予定があったので、家事を終わらせ11時ころ車で向かう。

カフェにあと5分で着くと言うところで

 

 

 

電話が鳴る!

 

 

 

え、早くないか…

 

 

 

急いで路肩に車を止める。

電話に出ると、フレンドリーなオバちゃんの声が聞こえてきた。 

しかし、いつもどおりほとんど理解できない。 

 

 

「Yes, Yes, あーはん…Okay, I'll be there soon. Bye.」

 

 

決まり文句のようなセリフで電話を切り、Uターンすることに。

どうやらまたお昼を食べていない、ということだけ聞き取れた。

ただ、時刻は11時半…あきらめるの早くないか。

 

 

12時ころデイケアに到着すると、またスタッフの女性に抱かれまるまっている丸い親方を見つけた。

 

今日もランチを食べさせようとしたが、どうやっても食べなかったようだ。

 

「普段何食べさせてるの?」

 

と、食生活の乱れを疑われる。

来週から少しランチを持ってくることになった。

 

 

とりあえず、その日も3時間早く親方を引き取った。

 

 

 

 

 

ママ友に聞くと、ニュージーデイケアや幼稚園、小学校は、少しでも何かあると容赦なく電話してくるらしい。

あるママ友はお友達とケンカしたからという理由で迎えに来てと電話があったらしい。

その際、本当に仕事や用事などで行けなければ様子を見ててくれる場合もあるが、たいていの場合は迎えに行っているらしい。

 

 

 

日本はどうなんだろう?

体調不良やケガ以外で電話がかかってきたりするのかな?

 

 

 

 

 

「保育園からの呼び出し」という、貴重な体験をした1週間でした。