デイケア、はじめました。
こんにちは。
近所の黒猫さんが、夕方になると毎日のように庭に遊びに来るようになった。
神出鬼没だったレアキャラの黒猫さんが、
ここんとこ決まって6時ころになるとやってくる定時キャラになったことで、ぐっと親しみやすい存在に。
親方の夕飯前の楽しい遊び相手になってくれている。
教えたわけでもないのに「猫にかつお節」という日本人的概念が刷り込まれているのか、かつお節系ふりかけ売り上げナンバーワンの「味道楽」をもって黒猫に近づく親方。
どうやら親方は動物が好きなようで、動物と接する親方は本当に楽しそうに見える。
「にゃーにゃ、にゃーにゃ」
と言いながら遊んでいたので、しばらくほっといてキッチンで料理していると
「あ”---かーちゃん!あーーーーっ、にゃー!」
と大きな声が。
ちなみに親方、日本での1カ月でわたしの呼び方を「カアチャン」に固定。ダンナは「パパ」。謎。
慌てて庭へ向かうと
「ちょっと~にゃーにゃ行っちゃったんでしゅけどーーーーー!!!」
と、連れ戻してくれと言わんばかりの必死な顔で黒猫が消えていった方を指さしていた。
自由気ままな黒猫は、またふらりとどこかへ行ってしまったようで、その日はもう戻ってこなかった。
しかし次の日の夕方になると
また戻ってきてくれた。
しかも距離、縮まってる。
今日も来るかな?楽しみだね。
しかしながら、親方が動物と楽しそうに触れ合っている姿を見ても、まだ動物を飼おうという気持ちにはなりません。
動物を飼うって大変だよね~。
大変なことと言えばもう一つ。
親方、今週の月曜日から「daycare(デイケア)」、日本でいう保育園に通いはじめました。
人口増加国ニュージー。
微増ながら移民を受け入れる文化が功を奏し、じわじわ人口は増えている。
とはいっても2018年の国勢調査では人口470万人。
東京都の人口は約1,400万人だってさ。
国土はそこまで変わらないから、やっぱり日本って人多いよね。
人口が増えていて未来が明るそうなニュージーも、ふたを開けると少子高齢化の傾向がみられるようで、15歳未満の子供の数は減少しているらしい。
ということで昨今、ニュージーの幼稚園や保育園は競争激化!
たくさんの子どもに来てもらうために、国の補助を活用しながら色々な手を打っている。
と、ママ友が言っていた。
ニュージーでは、3歳以上の子どもは国籍に関係なく、週20時間保育料が無料なのだが、こういった背景があるからか、とあるデイケアが競争市場でリードするべく2歳以上でも20時間無料のキャンペーンを始めた。
それならば親方、せっかくニュージーに来たんだし、デイケアデビューしてみるか!と色々な書類を書いてささーっと申し込み。
月 9:00~3:00
火 8:30~12:30
水 8:30~12:30
木 9:00~3:00
と合計週20時間!
がっつりデイケアしてもらおうと今週から始めました。
日本の保育園がどうだか分からないけど、「最初の数週間は何時間慣らしで、それ以降はこうしていく~…」など、決まったルールはこのデイケアにはなく、
デイケアにスムーズにわが子が通えるようになるよう、
母親自らが慣らし計画を立案し、
母親自らがスタッフに提案し、
母親自らが実行していかなくてはならないのだった!
別に父親でもいいんだけど。
いや、本当に自分から聞かないと、入り口のドアの開け方すら教えてくれないんですよ。
必要な持ち物とかも教えてくれないんですよ。
ここでぶつかるのはそう、圧倒的英語力不足問題。
オール指示待ち体勢だったギリギリゆとり世代のわたしには、非常にハードルの高い現場での外国語特訓。
とりあえず、今週ははじめということで、
月~木すべて2時間だけ遊ばせてみることに…。
さぁ親方、いざ!デイケア!
さぁわたし、いざ!日常英会話!
ということで長くなりそうなので今日はおしまい。
興味ないかもしれないけど明日へつづく。