ニュージーと、親方と、ときどきダンナ。

家族3人。ニュージーランドでの初海外ライフ。

デイケア、はじめました。 その2

こんにちは。

 

 

 

 

 

さて、親方、

今週の月曜日からデイケア」はじめました。

 

 

 

保育園通いスタートです。

 

 

 

 

月 9:00~3:00
火 8:30~12:30
水 8:30~12:30
木 9:00~3:00

 

 

 

の週20時間。

補助がもらえるので保育料は無料です。

 

 

こちらのデイケアは食事代が1日3.5ドル。

3.5ドルで、モーニングティー(軽食)、ランチ、アフタヌーンティー(おやつ)がついてくる。

 

 

これらの食事はすべて、フレッシュな野菜やお肉を調理担当の人がその場で調理して出しているということで、それで3.5ドルなら安いと思う。

 

 

 

 

 

さぁ始まったデイケア初日の月曜日。

親方はすべてが物珍しいようで、そわそわしながらも遊び始めた。

親方に「バイバイ。」とはいわずこっそり別部屋に隠れてみると、1時間くらい夢中になって遊んでいた。

 

 

「あれ、意外といけるんじゃない?」

 

 

すぐに泣くかと思っていたのに、いらぬ心配だったか。

1時間30分ほどして、わたしを探し始めた親方。

泣き始めたので迎えに行った。

こんな感じで1日目終了。 
 

 

 

火曜日

「意外といけるかも。」という淡い期待は到着してすぐ打ち砕かれ、少しでも離れようとすると昨日とは打って変わってしくしく泣きだす親方。

それでも慣れてもらわなければと思い、そっと親方の前から姿を消す。

泣いて泣いて泣いて泣いて、走り回ってわたしを探す親方…。

 

 

 

え…

これが多くの母親が経験するアレか…

 

 

 

 

切なすぎる!(今すぐ行ってぎゅってしたい。)

 

 

 

 

すると、スタッフに「まずは一緒に遊んでこの場所に慣れてもらえば?」みたいなことを言われた(多分)。

そのほかにもわーっと話しかけられたが、早くてほぼ理解できなかった。

 

こうやって英語が理解できなかった時は、きっとこう言ってたんだ!と自己完結するしかない。

とりあえずこの日は、親方にこの場所が楽しい場所だと感じてもらう日だとテーマを決め、つきっきりで最後まで一緒に遊んだ。

 

 

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側にいれば楽しそうに遊ぶ親方。

家ではできないことが、ここではいっぱいできる。

水遊びに砂遊び。

肌の白い子、黒い子、黄色い子たちが集まって、

汚れることを気にしないでぐちゃぐちゃになって遊べる。

 

 

 


 

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親方とダンナとわたしだけだった世界がどんどん開けて、まったく違う経験をしていくんだろうなー。

 

 

 

 

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そんなことを考えながら楽しそうな親方を見てた。 

つきっきりの2日目は終了。

 

 

 

 

水曜日

1時間ほど一緒に遊んだあと、

「今日は少し離れてみたい。」とスタッフに相談する。

すると、

 

 

「すぐに戻ってくると言い聞かせて、ちゃんとバイバイして。」

 

 

とアドバイスが。

子どもが、「バイバイ」してもちゃんと迎えに来るんだということを学んでいくらしい。

なにも言わずにそっと去るのはいけない、みたいなことを言っていた。

 

 

なるほど。

親方に

 

 

「カアチャン、ちょっと買い物行ってくる。30分で帰ってくるから。バイバイ。」

 

 

と言い放ち、スタッフのお姉さんに頼んで30分別部屋に離れることに。

 

 

こっそり見ていると、30分間抱っこされながらずっと泣いていた。 

わたしが出て行った先を見ながらずっと泣いていた。

 

ずっとずっと泣いている…。

 

慣れてくるのだろうか。


 


木曜日

10分ほど一緒に遊ぶ。

スタッフのお姉さんに「今日は1時間以上離れたい。」と相談。

 


「カアチャン、今日は遠くに買い物に行ってくる。でもお昼頃帰ってくるから。バイバイ。」

 

 

と言い放ち、バイバイをする。

話しているそばからイヤ、イヤと泣き出す親方。

「去り際は決して振り返らない。」というママ友の教えを反芻し、「がんばれ親方。」とつぶやきながら別部屋へ立ち去った。
 


今日もさぞかし泣くのだろうと、別部屋からこっそり親方を監視していたわたし。

 

するとどうでしょう。

 

 

 

親方、、

 

 

15分ほどシクシク泣いていたが、しぶしぶと一人で遊び始めたではないか!!

 

 

 

 

 

 

その後ずっと見ていたが、時折しくしく泣くものの、ブロックや電車、マグネットでしっかりと遊んでいた。

時折お友達と一緒になって遊ぶ姿には、大げさだけど、別部屋で一人泣きそうになるくらい感動する反面、もうちょっと泣いてもいいんだけど…と複雑な気持ちに。

 

 

結局お昼がくるまで、2時間以上泣かずに遊んでいた。

 

 

 

 

なんだか言い方が悪いようだけど、夏休みの自由研究をしているような気分だった。

いろいろなことを試しながら、親方がどう反応しどう適応していくか観察しているような、そんな感じ。

そして確実に変化や成長がみられると、研究している自分も達成感を感じるように、親方のこの4日間の変化には、ただただ目が離せなくて感動するのであった。

 

 

 

 

 

とにかく自由なニュージーデイケア(全部がそうかは分からないけど)。

いつまでも別部屋で親方を見ているわけにはいきませんが、気ままな専業主婦なので(勉強しなさいよ…)、親方がゆっくりと慣れていけるようもう少し見守っていきたいと思います。

 

 

来週もがんばろ~。

 

 

 

ながながと、デイケア記録、お付き合いありがとうございました。