日本に近づけ!ニュージー最北端旅行 その1
こんばんは。
さて、昨日わざわざ予告しました
「帰ってこれてよかった~。日本に近づけ!ニュージー最北端旅行」
をお届けします。
「帰ってこれてよかった~。」 とタイトルにいれるくらいなので、まぁそれなりに色々なことがあった旅行でした。
さてさてニュージー最北端「Cape Reinga(ケープ・レインガ)」とは、どこかというと
ケープ・レインがのCape(ケープ)とは、岬という意味です。
最北端のレインガ岬には国外問わず多くの観光客が訪れます。
地理上では、ニュージーの最北端はほんの少し北にあるノース・ケープらしいけど、ネットや本やダンナから聞いた話によると、一般公開されていないため、人が訪れることのできる最北端は、やはりケープ・レインガとのこと。
さぁ、ケープ・レインガを目指してはるばる片道6時間の長距離旅行だ!
旅行1日目。
雨、曇り、突風を繰りかえすニュージーならではの冬の天気を吹き飛ばすかのような
青空のもと出発!
初日はケープ・レインガを目指すのではなく、
お友達のユーさんファミリーがぜひ行ってみたいと言うニュージー最大のカウリの木を見るために、ノースランド西海岸沿いにあるカウリ・コーストと呼ばれる一帯へ。
ニュージー北部にしか生息しないと言われている世界最大級の巨木、カウリの木。
そんなカウリの木のNO.1とON.2については「はじめてのノースランド旅行 その1」と「はじめてのノースランド旅行 その2」で以前書いていたので…
はしょります。
とても楽しかったです。
っていうのはあまりにも寂しいので、1日目について少しだけ紹介します。
青空のもと出発した親方ファミリー。
時刻は午前7時50分。
いつもどおり、わたしの準備が遅くなり、予定より20分遅れての出発に若干車内は焦りモード。
まぁ、待ち合わせの時間決まってるからね。
ほんとスミマセン…。
「ちょっと~あせってるからってしゃぁ~安全運転たのむよ~。」
とかなんとか言っていそうな顔の親方も
ハイ、できる子~。
早々に眠ってくれました。いつもありがとね。
さて、そんなこんなでドライブすること3時間。
20分ほど案の定遅刻し、平謝りしたのちカウリの木を見に出発。
みんなで歩くと楽しいね。
心なしかいつもより歩いてくれました。
ユーさんの子どもハルくんが、親方にとって良い刺激となったようです。
「は~い、ここがなんばー2でしゅ~。」
「そんでもってなんばー1のタネ・マフタでーしゅ。」
ま、まさかの
ナンバー2とナンバー1の写真をほとんど撮っていないという衝撃的事実に、ブログを書いているまさに今、気付いたわたし。
「一度行ったし~ブログにも書いたし~。」という心の内があからさまに出ているヤル気の無さ。本当にはしょることになるとは…。
当日、このヤル気の無さがユーさんに伝わっていなかっただろうか(ドキドキ)。
ユーさんはつるつるお肌のクールビューティーなアネゴ。
「こいつ、全然写真撮らないけど…なんなの?」
とか思う人じゃないけど万が一思われていたらどうしよう。
まぁ、過ぎたことは仕方ないか…。
さくさくっとカウリの木を見た後は、1日目の宿泊地であるPaihia(パイヒア)に向かうことに。
Paihiaはノースランド地方でも有名なリゾート地で、小さな美しい街。
こちらも以前のノースランド旅行で、親方とダンナと一度行きました。
パイヒアに向かう途中にある「Haruru Falls(ハルル滝)」という滝に寄ってから宿に行こう、という計画になっていたので、ユーさんファミリーとそれぞれの車でハルル滝に向かうことに。
ちなみにこの旅行のために、ダンナはユーさんファミリーの要望を聞き、メモに取り、分刻みの綿密な計画を練り、宿を予約した。
一度、紙に日程表を書いていたけどこれじゃわかりにくいと思ったのか、わざわざ新しい見たこともないアプリをダウンロードして電子日程表を作って皆に事前に共有していたのである。
マメ!!!
ダンナが一生懸命作った日程表には、訪れる観光スポットの名前はもちろん、住所やら所要時間やら詳細情報がぎっしり入っている。
両家族、これを見れば、何時ころどこに行けばいいかバッチリわかるのだった。
日程表どおり、パイヒアまでの通り道にあるハルル滝に到着した親方ファミリー。
しかし、ユーさんファミリーがなかなか現れない。
そして待つこと15分。
ブブ…ブブ…
わたしのiPhoneが鳴る。
「もしもし。滝、着いてますか?」
ユーさんが言う。
「着いてますよ~。あれ、どこに車止めました?」
「いませんね。駐車場まちがえたかな。」
「駐車場ここだけっぽいですけど…。」
「あれ、レインボー滝ですよね?」
「いえ、ハルル滝です。」
あんなに、あんなにダンナが一生懸命日程表を作って、ユーさんファミリーにも事前に共有して確認をとっていたのに
「意味ないやん…。」
隣でダンナがぼそっとつぶやく。
似ても似つかない全く違う滝に行っていたユーさんファミリー。
ということで、それぞれの家族別々にそれぞれの滝を楽しみました。
ハルル滝もなかなかキレイでした。
柵なんて何もなく、落ちようと思えば簡単に落ちることのできる観光客どこまででもウェルカムな滝。
落ちるすれすれのところに立って写真も撮れます。
さぁ、そんなこんなですれ違いもありましたが、夜はレストランで白ワインとノースランドの魚介類を楽しんだあと、ホテルにて乾杯しなおすことに。
宴の買い出しに精を出す2歳と3歳のジャパニーズボーイたち。
カゴにお菓子いっぱい入れてきて、かわいいのう。
さぁ、この日はラグビーワールドカップ開幕の日。
3時間の時差が強烈な睡魔を誘いましたが…
開幕式だけは見ることができました。
その後の日本戦はあっけなく夢のなか~。
明朝、日本の勝利を知り、とても嬉しかったです。
さぁ、いよいよ2日目は最北端を目指します。
続きはまた明日。か、明後日~。