ニュージーと、親方と、ときどきダンナ。

家族3人。ニュージーランドでの初海外ライフ。

はじめてのノースランド旅行 その1

こんばんは。

 

 

 

 

 

ニュージーで、日本に一番近いところと言えば

 

 

 

 

最北端の「Cape Reinga(レインガ岬)」という場所で、有名な観光地となっている。

 

 

 

 

そこに行きたい!

 

 

 

けど、

車で6時間ほどかかるので、

まずは「Northland(ノースランド)」と呼ばれるオークランドより北、レインガ岬までの縦に細長いエリアを1泊2日で旅行してみよう、ということになり行ってきました。

 

 

先週の木曜日に宿を予約し土日にGO!

 

 

ニュージーの旅はいつも弾丸ゴーゴーだね。

 

 

 

 

 

土曜日の朝5時半起床。

準備をし、眠る親方のオムツをこっそり変え、ピンクのパジャマでくるみカーシートに設置。

ぼーっとした表情の親方を乗せいざ出発。

一連の作業中

 

「子どもなんてこうやって簡単に拉致できるな。」

 

などとコワイことを考えた。

 

 

 

 

2時間ほど北へ走り、途中「Ruawai(ルアワイ)」というところで朝食休憩。

 

 

 

 

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わけがわからないまま輸送されるも、とりあえず渡されたパンを食べる寝ぼけまなこの親方。

しっかりと完食していました。

 

 

 

お腹も満たされ現状を把握したのか、調子が出てきた親方。

 

 

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「しょういうことねーーりょこうってことなのねーーーーー!!」

 

 

と、気分も旅行テンションへと急上昇↑↑↑

 

 

さてさて

ルアワイから車で1時間半ほどさらに北へ。

「Tasman Sea(タズマン海)」に面したノースランド西海岸沿いにある、カウリ・コーストと呼ばれる一帯へ到着。

ここは、その名前のとおり、カウリの森林保護区が大部分を占める地区。

 

カウリの木は、ニュージーの北島でしか見ることができない世界最大級の巨木。

ナンヨウスギの仲間で、過去には樹齢4,000年ものカウリの木があるほど、長寿で巨大。

 

昔は家や船、家具など、カウリの木が多く使われていたが、それにより多くのカウリの森が失われてしまった。

さらに多くのカウリの木が「胴枯病」という植物の病気にかかっており、現在ではほとんどのエリアがカウリの木保護のため立ち入り禁止エリアとなっている。

 

 

 

カウリの木にとって生きづらい現代となってしまいましたが、それでもなお、がんばって生き続けるニュージーNO.1、NO.2ビッグなカウリの木が、なんとこのカウリ・コーストで見られるらしい。

 

 

 

ということで

 

 

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まずはNO.2から行ってみよう!

やってきたのはWaipoua Forest(ワイポウアフォレスト)北部。

 

 

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入るときも、出る時も、靴についた汚れをしっかり落とします。

外から持ち込んだ土により、病気になってしまうらしい。

 

 

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「そりゃたいへん。よくあらわなきゃ。」

 

 

親方も念入りです。

 

 

 

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相変わらず気持ち良く、深呼吸したくなる森の中。

キレイに整備された道を歩いていきます。

 

 

 

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ところどころにカウリの木が立っている。

もちろん触っちゃいけない。とてもデリケートな木です。

 

十分に大きくて迫力のあるカウリの木を横目に、NO.2を求め歩くこと30分ほど。

 

 

 

 

 

あれ…

 

 

なんか… 

 

 

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あれじゃない!?

 

 

 

 

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NO.2キター―――――!!!!

 

 

 

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「ふむふむ、て・まとぅあ・にゃへれ…っちゅーんやな。」

 

 

 

そうです。こちらはニュージーで2番目に大きなカウリの木「Te Matua Ngahere(テ・マトゥア・ナヘレ)」。

幹回りは16.1メートルで国内最大。高さは29.9メートルで、途中で折れてしまっているような感じだった。

 

 

 

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樹齢は2000年を超える。

なんだか神々しい。周りも光っているように感じるほどの存在感。

 

 

 

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「ははー。この子豚ちゃんを捧げます。」

 

 

親方も己の小ささを認め、自らを大木の前に差しだす。

 

 

 

わけではなく、ただパンをくれと泣いているだけでした。

 

 

 

 

しかしまぁ、木ってすごい。

 

 

木ってすごいわ~。

 

 

2000年もどんな景色を見てきたのかな~。

すごいね~木ってすごい。

 

 

 

 

ということで、今回の「はじめてのノースランドの旅」、3回くらいにわけで書きたいと思います。

また明日~!