日本に近づけ!ニュージー最北端旅行 その4
こんばんは。
先週末のラグビーワールドカップ。
日本VSアイルランド。
興奮しましたね。
久しぶりに最初から最後までスポーツ観戦をした気がします。
何の疑いもなく日本というチームを心から応援している自分は、やはり日本人なんだなぁと思った。
ラグビー好きのお隣のウェンさんも日本の勝利にかなりビックリしていたから、文字通り「歴史的勝利」なんでしょう。
アドレナリンびしゃーでした。
興奮と感動をありがとう!
興奮したまま眠り、目覚めた日曜日朝。
全然知らなかったのですが
サマータイムがちゃっかり始まりました。
ということで、昨日から日本との時差4時間です。
よろしくお願いします。
「あのしゃぁ~さいほくたんにはけっきょくいけたわけ~?」
そうでしたそうでした。
「帰ってこれてよかった~。日本に近づけ!ニュージー最北端旅行」
90マイル・ビーチをドライブするも、満潮により次の出口までたどり着けず、Uターンして時間オーバーで最北端ケープ・レインガをあきらめた旅行2日目。
「帰ってこれてよかった~。」
ちゃんちゃん。
で終わっていいはずがない!!
なんてったてオークランドから車で6時間もかかるケープ・レインガ。
なかなか来ることもできないだろう。
ならば行こう。
3日目の朝に!
ということで3日目の早朝。
日が昇る前の海。
幻想的なその景色と波の音を楽しみながら
誰もいないビーチを贅沢散歩…
したのはダンナでした。
朝にめっぽう弱いわたし。
わたしが早朝5時に散歩するわけありません。
そしてみんなも起きた朝7時。
いざ、出発!
2日目に宿泊したモーテルはTaipa(タイパ)という海沿いの街にあり、ケープ・レインガまでは車で1時間45分!
車で北上すること1時間半。
牛さん横切るサプライズ。
最北端はもうすぐだ…。
そしてケープ・レインガの入り口がある駐車場に到着。
朝9時ということで車は1~2台。
それにしても最高の天気。
さぁ、先端部分の白い灯台目指して20分ほどのウォーキングスタート。
しっかりと舗装された道のため、小さい子でも歩きやすい。
左端に小さく見える白い灯台がゴール地点。
視界に広がる一面の海。
「はぁ~。」
と、ため息のような声が出るほど、言葉に表せない絶景。
海の中を歩いているみたいな、そんな気持ちよさ。
ケープ・レインガの「レインガ」は、マオリ語で「飛び立つ場所」という意味だそう。
死者の魂が旅立つ神聖な場所として存在するこの場所は、まさに、天国に近そうな、そんな感覚にもなるほど空と海と自分が一体になるような気持ちよさ。
こんな絶景を楽しめるトレッキングコースも多数。
一回だけじゃなく、また来たくなるね…。
さぁ、白い灯台まであともう少し。
歩行拒否し続ける親方をなんとか奮い立たせ
頑張れ親方!ゴールは目の前だ。
そして親方が一直線に走った先に
先端部分である標高156メートルの高台にひっそりと建つ小さな白い灯台。
それと一緒に、世界各国の都市への方角と距離を記した案内が立っている。
東京までは6475キロメートル。
人が訪れることのできる場所としては
正真正銘の最北端に立っているわけで、
日本に一番近いところに立っているわけで、
なんとなく日本の方向を見て家族に会いたくなる。
まぁ、近いうち会えるんですけどね。
ということで、帰りもまた絶景を楽しみながらのウォーキング。
白い灯台に背を向け、元気よく走りだすちびっこ2人。
こんな気持ちいいランニングはなかなかないね。
親方も気持ちよさそうだ。
あれ、気持ちいいよね?
気持ちいい顔だよね?
あれ?
もう海とか空とかどうでもいいようです。
帰り道、最初の50メートルだけ好調だった親方は、
10歩進んでは倒れこみ、強制的に運ばれ
10歩進んでは倒れこみ、強制的に運ばれ
と、上の3枚の写真を何度も繰り返してなんとか駐車場まで戻ったのでした。
ということで、3日目に無事ケープ・レインガを堪能することができました。
この時期まぁまぁ珍しい最高の天気に恵まれ、2日目にたどり着けなくて結果オーライでしたね。
ということで、旅の目的は果たしましたが、あと少しだけ最北端旅行のブログは続きます。
また明日~。