はじめてのノースランド旅行 その2
こんばんは。
さてさて、「はじめてのノースランド旅行」。
またまた急に思い立って、先週末行ってきました。
昨日は、ニュージー北部にしか生息しないカウリの木のなかでも、2番目に大きいと言われている「テ・マトゥア・ナヘレ」という、幹回りがなんと16.1メートルもあるカウリの木を見たことを書いて力尽きました。
でも16.1メートルって…
いいたとえが見つからなかったけど、奈良の東大寺のあのおっきな大仏様が18メートルくらいらしい。
ウエストが大仏様の身長くらい…って、
木ってすごい~。
さぁさぁいよいよ、NO.2から車で5分移動したところにある、ニュージーNO.1カウリの木も見てきました。
さすがNO.1。
施設もしっかり整っている。
入口の建物に書かれているとおり、NO.1カウリの木の名前は「Tane Mahuta(タネ・マフタ)」。
止まっている車の数からして、見に来ている人の数もNO.2より多そうだ。
ここでもしっかりと、靴に着いた汚れを落とします。
タネ・マフタへと続く道は、しっかりと舗装され歩きやすい道。
鎖で囲われ周りの木や植物へ接触しないよう保護されている。
そしてNO.1は…
突然キター――――――!
タネ・マフタは、幹回り13.77メートルと、NO.2のテ・マトゥア・ナヘレより細いものの、高さは51.2メートルと約2倍。
タネ・マフタはニュージー先住民のマオリの言葉で「森の神」という意味をもつように、NO.2と同じく神々しい光を放っているようだった。
「これがナンバー1やで――――!」
と、写真の感じはNO.2と同じ感じになってしまいましたが、とにかく実物はすごくて、「ゴクリ」と、まさに漫画のように唾を飲み込んでしまうほど、見る価値アリだと思った。
さて、カウリの木の偉大さを肌で感じた親方一行は、興奮冷めやらぬまま東へと移動。
東へ東へと車で1時間ほど。
目的の場所へ到着。
「わ、くさい。」
そう、とてつもない硫黄臭とともに現れました。
これが、「ナガワ温泉」のなか「ナファ温泉」なのか読み方がいまいちわからないのだけど、とりあえず、ニュージーでもそこまで有名ではない温泉らしい。
そしてニュージーにしては激安なこの値段設定。
さぁ、どんな温泉なのか…
わ~温泉だー。
キレイとは言えない受付に、マオリらしき感じの良い女性が座っている。
そこでお金を払い、隣にあった脱衣所で着替えでいざ温泉へ。
荷物は受付の女性が預かってくれた(というか置いてっていいよ、って感じだった)。
しかしこの温泉…
黒いよ。
泥温泉として有名らしく、底は泥。
底からふつふつと湧きあがり、足の指で触ってみるとめっちゃ熱い。
色々なお風呂があり、32度~45度まで様々な温度の温泉があった。
どうやらその日の温度を書いて看板に書いておいてくれているらしい。
親方の産毛も真っ黒になりました。
色々な種類の温泉を楽しみ、ぽかぽかの身体になりました。
「あったまったよね~でもくさいよね~。」
そのとおり。
とれないとれない
硫黄臭!!!
いやぁ、水着(ニュージーの温泉は基本水着着用)は黒くなるわ、爪やらあちらこちら黒くなるわ、帰りの車は硫黄臭祭り!
お湯を変えてるのかなぁ~シャワーお湯でないなぁ~
などなど、きれい好きな日本人はあまり来ないのかもしれないなぁとか思いましたが、わたし的には大変面白い温泉でした。
親方も楽しんでいた気がします。
妊婦さんに良いという口コミがあるように、妊婦さんや赤ちゃんなどもゆーったり入っていました。
さぁ、硫黄の匂いをまとい、さらに東へと向かっていきます。
明日へ続く。