ホンモノのアウトドアショップを知っているかい?
こんばんは。
連休明けの昨日、今日と
ニュージーは冬らしい荒れた天気。
今日は特に雨がひどく、爆発音のような雷もゴロゴロ。
というわけで親方とわたしも家でゴロゴロ。
一昨日くらいから鼻水と咳の症状が現れた親方にとっては、今日はいい休養になりました。
ちょっとだけ外の様子を見に家を出てみると…
親方、猛ダッシュで雨の中へと飛びだしていく!
おうおう。そんな楽しそうにまぁ。
と思ったら速攻で戻ってきた!
「いやいや、めっちゃ濡れるやん。」
そんな声が聞こえてきそうだった。
お出かけ終了。
ということで、この前の週末は月曜日が祝日のため3連休。
遠出や旅行が続いていた親方ファミリー。
この3連休はちょっと休憩ということで、近場を攻めてきました。
ダンナがある晩
「ホンモノのアウトドアショップ、行ってみたくない?(標準語)」
と、またわけの分からないことを言い出した。
話を聞くと、
その「ホンモノのアウトドアショップ」に行くと、
今までよく行っていた、ニュージーランドが誇るアウトドアブランド「macpac(マックパック)」や「Kathmandu(カトマンドゥ)」が、ちゃんちゃらおかしくなってしまうほど、ガチなアウトドアショップだとのこと。
マックパックやカトマンドゥだって
アパレルやフットウエアだけでなく
寝袋、テント、登山靴にリュック、キャンプで使うテーブルや椅子など、とにかくなんでも揃ってるぞ。
マックパックやカトマンドゥを通るたび、
「ちょっと寄ってく?」
と言って、あんなにいろいろ買ってお世話になってるというのに
ニセモノ呼ばわりですか!?
というわけで貴重な3連休を利用して、
行ってきました
車ではるばる30分!
ハンティング&フィッシング!
ほ、ホンモノっぽい。
中に入ると
おお。なんでもありそうだね。
「Fishing」
「Camping」
「Hunting」
「Tramping」
ん?Tramping?
ダンナに意味を聞くと
「トレッキングとキャンピングの間じゃない?」
とのこと。
違うんじゃない?
色々な記事やブログを見て調べてみると、どうやらニュージーランドでしか通じない言葉らしい。
簡単に言えば、Trampingは「登山」という意味らしいが、
日本でイメージする山頂を目指す登山とはまた違って、自然の奥深くへと入っていく行為全般をTrampingと言うらしい(トレッキング、ハイキングのことも指すらしい)。
ではでは店内奥へとTramping。
たしかになんでもある。
釣り道具。
迷彩だらけの洋服たち。
ハンティング用かしら…
これはなに…?
「decoys」と書いてあったので帰って調べてみると
「囮(おとり)」という意味だった。
どうやら狩猟で囮につかう鳥の模型らしい。
鳥さんたちがたくさんいる奥のフロアに目を向けると、
そこには
たくさんの銃が。
初めての近距離での銃にポカーんとしながらiPhoneで写真を撮ろうとした瞬間
「にょう!ふぉーとぉう!!!」
と、グラマラスな店員さんからビッグボイスで呼び止められた。
ビックリして一瞬フリーズしたけど、「NO, Photo!」ね。
一気に集まるお客さんたちの視線。
どうやら
「コイツ、ゼッタイトルネ」
と、最初から張られていたみたいだ。
恥ずかし。
さて、ダンナは何を見たかったのか。
Fishing?はたまたHunting?
同じような後姿でなにかを物色するダンナと親方。
見たかったのは
鍋らしい。
「これなんてええんちゃう?」
と、親方と楽しそうに鍋を選ぶダンナ。
どうらや、現在すでに持っているキャンプやトレッキングの際に使う鍋が、ちょっと小さいから、もう少しだけ大きい鍋を探していたらしい。
「なんでこれこんなに重いんやろ。」
「ちょっと大きいなぁ~。」
様々な鍋を手に持ち、真剣に悩むダンナ。
ハンティング&フィッシングで、鍋。
鍋か…。
鍋。
「カアチャンカアチャン、顔、こわいで。」
「鍋でもええやーん。トオチャンの好きにさせたりーや。」
そうだね。
カアチャンも、トオチャンに好きなもの、目一杯見てほしいわ。
目一杯鍋を物色し
結局買わなかったダンナでした。
おいっ。買わんのかい。