ダンナは阪神が大好きだというブログ。
こんばんは。
一昨日の晩だったか、リビングで野球中継を見ていたとき
ダンナがむくりと上体を起こし、視線をテレビと反対方向へと向けた。
そして
「見ないほうがいい…。」
と、まるで
ヒドイ死に方をした殺人現場がそこにあるような一言を放ち、
さっと立ち上がった。
殺人現場ではなかったけど
いつからいたの?
と思わず言いたくなるほど、5センチ級の大きなコオロギがそこに。
ニュージーのコオロギ、ゴキブリ並みに黒くて大きい。
むしろゴキブリのほうが茶色くて小さい、気がする。
コオロギを華麗に外へと追いやったダンナは、
阪神がヤクルトに3連勝(サンタテと言うらしい)したため、
そりゃあまあ、すこぶる機嫌が良いんです。
「ジョーシン(関西の家電量販店)のCMに起用された阪神の選手は活躍できないっていうジンクスがあるんやって。」
と、ニコニコしながら(どうでもいい)ウンチクを披露してくるのが、
上機嫌な証拠でもある。
昨晩は、9回裏にキャプテンの糸原くんがタイムリーヒットでサヨナラ勝ちときたものだから、ただでさえ細い目が見えなくなるほど細くなり、ニヤニヤニヤニヤ、心の底から嬉しそうだった。
なんでこんなに嬉しいんだろう。
そういえば付き合いたての頃、
「阪神とわたし、どっちが大事なの?」
と、真顔で問いかけたこともあったなぁなどと、ダンナの隣でふと思い出す。
ダンナにとって、阪神とはどういう存在なんだ。
阪神はそう、きっとダンナにとって、同じ会社の若い浮気相手なんだ。
カノジョの行動一つひとつで、ニヤニヤしたり、怒ったり、興奮したり、まさに生活に刺激とイロドリを与えてくれる存在。
朝起きればなにくわぬ顔で仕事に行くし、家でお風呂入って夕飯も食べるし、家庭はもちろん一番大事で妻にも子供にも優しい。
けれどもふとした瞬間、ダンナはスマホに目を落とす。
カノジョの今日の予定をSNSでチェックしたり(先発投手をチェックしたり)、今日の機嫌をうかがったり(故障選手などがいないか調べたり)と、カノジョに心を奪われている。
もちろんカノジョの社内での評判も気になり、カノジョの名前をついついネットで検索してしまったりする(スポーツニュースのコメント欄で阪神や他チームや情報を延々と集めたりする)…。
そっか、若い浮気相手なら夢中になるのも仕方ない…
なんてくだらないことを、
昨日の夜、阪神の勝利を心の底から喜ぶダンナを見ながら
隣でぼーっと考えていました。
だからなにが言いたいかというと、特に何もないんですが、
とにかく…
ダンナは阪神が大好きだ!
そして親方も
今日も大好きな車に乗って元気に遊んでいました。
少し髪切りました。
また週末は、ニュージーっぽいブログ書くぞー。