ガールズナイトアウトしてきました。
こんにちは。
そういえば木曜日の夜、ダンナのビジネスパートナーの奥さん、ちかさんに誘われ、
「Rakugo & Shamisen SHOW♪」に行ってきた。
そう、「落語」と「津軽三味線」の演奏がオークランドで見られるという。
開演時間は19時半。
「あれ、親方どうしよう。」
と思っていたらちかさんに、
「旦那さんにベビーシッターを頼んでいきましょう。『Girls night out』ということで♪」
とさくっと言われた。
「が、ガールズ ナイト アウト!?」
その名の通り、女の子たちが夜にアウトすることをこう言うらしい。
なんかかっこいい!
「あ、今晩ガールズ ナイト アウトだから。よろしく。」
って言ったら、
「あぁ、OK。」
ってダンナに言ってもらえそうな感じがするワードランキング1位だね。
今度使おっと。
そんなダンナは快く夜の子守を引き受けてくれた。ありがとう。
(ちなみに親方は、わたしがいなくても全く泣いたり荒れたりしません。)
木曜の19時ころ、真っ暗な道を、ちかさんと、ちかさんのお友達せつさんが車で迎えにきてくれた(ありがたや~)。
そういえばこんな暗い時間に親方無しででかけるのは…
はじめて!!!
ドキドキわくわくしながら到着した会場は、Mount Edenというところの小さな会場。
始まる前に、ちかさんに質問。
「あ、あの…落語って英語でやるんですか?」
「日本語よ~。」
「あ~よかったです。安心しました。」
「英語で落語されても、落ちとか分からないわよね。」
「ですよね。English Joke分かりません。じゃ、ここにいるニュージーの方たちは、みんな日本語わかるんですかね!?それとも雰囲気を楽しむ感じですかね?feelingですかね!?すごいですね!」
なんて、やたらハイテンションでおしゃべりしながら開演を待っていると、落語を披露してくれる『鹿鳴家英志』さんが前に出てきた。
「Ladies & Gentlemen!Thank you so very much for coming to Rakugo & Tsugaru Shamisen performance today~~~~~~!」
お~~~はじまった!
そうだよね、イントロは英語だよね。
「Rakugo is a Japanese traditional art of comedy storytelling. And…」
そうだよね、落語の紹介くらいは英語で説明してあげないとね。雰囲気楽しめないよね。それにしても英語上手。
「Todays rakugo is " Irachiguruma". It is Osaka rakugo......」
あれ、なんか始まりそうだけど…ん…もしかして、
English Rakugo キタ~~~~~~~~!!!!!
しっかりfeelして雰囲気を楽しまないといけないのはわたしだった。
やたら爆笑してる白人のおばちゃん。
腕を組んでふふっと笑う一番前の小さな女の子。
やばいやばい、雰囲気感じないと…。
と思っていたら、
なんとなんと、とても英語が聞き取りやすく、7割は理解できた(ほんとに)!
なんといっても表情や演技力で、ストーリーがぐんぐん伝わってきた!
(大阪落語の『いらち俥』など、2つの落語を見ることができた。)
会場は大爆笑!拍手喝采!
大盛り上がりのなか、次は津軽三味線の演奏が始まった。
『Auckland Tsugaru Shamisen 音緒 -Neo-』というグループが演奏してくれた。
こっちもすご~~~い。
想像よりはるかにダイナミックで、びんびん音が耳に入ってきた。
三味線初めて1年の人もいるらしい。すごい上手。
『東京音頭』や『夏祭り』など、アレンジがきいたものも多く、とても楽しめた。
来ていた人は、みんなムービーを撮っていたり、体全体でのっている人もいて、おおいに盛り上がった。
こちらも拍手喝采!
1時間半あっという間に終わってしまった。
いや~すごいなぁ。
日本の文化がニュージーで大爆笑・大歓声とともに受け入れられている。
ありきたりな感想だけど、『芸』を持っている人ってすごいなぁ。
落語も三味線も初めて見たわたし。
まさかニュージーで見るとは。
これを機に、日本の文化をニュージーで学んだほうがいいね。
さてさて21時半ころまで夜遊びしたわたし。
楽しかった。ちかさん誘っていただきありがとう。
ちかさんのお友達、せつさんもめっちゃいい人。ありがとう。
帰りの車のなか
「プロレスごっこしてる~トオチャンは疲れた~」
とダンナからラインが。
カアチャンが夜遊びしていたせいか、親方も夜遊び中。
寝かしつけに1時間以上かかったそう。
ダンナもありがとう。