矢吹ジョーにさようなら
こんにちは。
ここ3日、親方が夜、エクソシストしなくなった!
ニュージーに来て、歯が生えて、夜が荒れるようになってからは、
夜中0時~4時ころまでは、
「わたしとダンナ VS 親方」の、
だれも見ていない試合が毎晩開催されていた。
いや、抱っこしても、授乳しても本当に寝なくて、
ただただ声が日に日に枯れていく親方。
友達から教えてもらった秘密兵器、
ウエストポーチ型の抱っこ補助ベルト、
「ヒップシート」をダンナが意気揚々と巻いてお散歩しても、
カラダ全身を反らせてアッパーを打ってきたりする。
なんとなく、夜の親方との戦いは交代交代という暗黙の了解があるわたしとダンナ。
ふと泣き声に目覚めると、
抱っこ補助ベルトを巻いたまま、
ベッドのふちに座り、あしたのジョー最終回の矢吹ジョーみたいに、
「燃えつきたよ…」と哀愁の背中を見せるダンナがそこにいた。
「もうだめや。トオチャン自信なくすわ…」
そうか、最初は自信あったんだね。
腕には反り返る親方。
白いタオルを投げたくなるね。
無言で交代する。
もちろん、矢吹ジョーはわたしにも舞い降りるのだけど。
と、そんな親方がここ3日調子いい!
今日なんて、9時から5時までノンストップスリーピング!
いやぁ、やはり眠れるのは親方にもわたしとダンナにとっても良い。
機嫌がよくなるね。
ということで、親方が大好きなクマラでスイートポテトつくってみた。
この調子でいくのだ!親方。
ここ3日とその前と、何が違うのだろう。
今日も雨で、特に予定がないのでたまった洗濯ものを干しながら考えた。
思い当たることは3つ。
1.枕を使うようになった。
2.夜9時ころに寝かせるようになった(いつも8時)。
そして3つ目は。。
これか…理由は。
そういえばイモウトのカレシのGYが、
以前車で武蔵村山ミューに遊びに行ったとき、
眠りそうな親方に「ハナミズキ」を歌っていた。
その光景が面白すぎて、記憶に残っていたのか、無意識に「ハナミズキ」。
「う~すべにいろの~かわ~いい~きみ~のね~~~~~♪」
もちろんハハゆずりの音痴だけども、
親方に親方を想う気持ちがハナミズキのリズムにのって届いたのだ。
わたしのかわいいイモウトのカレシ、GYありがとう。
わたしは3姉妹で、3つ上のアネと4つ下のイモウトがいるのだけど、
アネは頼りになる友達みたいにすごい仲いいけど、
イモウトはやっぱり「イモウト」って感じで、
年下のカレシというか、おごってあげたくなる(仲いいよ)。
イモウトの、
スカート絶対拒否!心は男の子か?疑惑の小中高時代。
あれはあれでかわいかった。
イモウトの、
理系女子は少ないからモテモテミニスカデビュー大学時代。
大学受験のときは、国立を受けたいと言うイモウトに、アネとわたしで、
「推薦とれる優秀な内申(成績)があるのだから絶対推薦とれ!」
と、まくしたてるように両側から言いまくり、イモウトを泣かせた。
そして今、
いつのまにかアネたちよりはるかに稼ぐSEになり、
飲み会やら仕事やらプロレスやら
一生懸命がんばってて忙しそうで(身体には気を付けてね)、
そして週末にはGYを連れてくる。
ニュージーへ旅立つとき、おブスな顔で泣いてくれた素直で純粋なイモウト。
カレシのGYも、負けず劣らず素直で純粋な好青年。
ニュージーでの挙式も人気らしいよ♪w
いろいろ思い出しながら書いてたら、アネ、イモウトに会いたくなってきた。
そんなしみじみした気持ちで、海を歩いてきました。
嘘です。
この前行ってきました。
ここは「Browns Bay(ブラウンズ・ベイ)」です。
オークランド北部にあるブラウンズ・ベイは、
白っぽいおしゃれな住宅がならぶ閑静な住宅街。
海辺の街、という感じ。
ビーチには、ゴールデンレトリバーが自由に走り回り、
寝そべっている人、ぴちゃぴちゃしてる人、ランチしている人。
休日だけど冬なので人は全然いない。
は~のどか。
いやぁ、しかし島国ニュージー。
ほんと海だね。海。SEA。SEAばっか。
「もう海いいよ~。」
ってならないのかな、ニュージーのみなさん。ま、山もあるからね。
「オイラ、もう海ええわ。」
みたいな顔された。
いやいや
ニュージーのビーチはまだまだいっぱい!
しかもこれから春夏。ビーチ万歳の季節に。
まだまだ行くよ、親方。
ちなみにダンナは顔が小さいので、
「この帽子、親方もピッタリなんじゃない?」
と、親方にかぶせて遊んだら、
泣いた。
まぁ顔が小さいから頭も小さいというわけじゃないね。
9か月の赤ちゃんだもんね。ぶかぶかよね。
いや、ぶかぶかでもないか…。