ニュージーと、親方と、ときどきダンナ。

家族3人。ニュージーランドでの初海外ライフ。

スリランカ3人娘と英語でフリートーク。

こんばんは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突然ですが、

わたしのハハは、夜になると実家のリビングでテレビを見ながら必ずと言っていいほど寝てしまう。

そして面白いのが、

寝ているのにもかかわらず、ほかの家族が会話していると、必ずと言っていいほど会話に入ってこようとするのだ。

眠りながらも、仲間に入ろうと、一生懸命ちょっとズレた返答をするハハ。

 

そんなハハを面白おかしく見ていたわたしだったが、

昨晩、リビングでダンナが野球中継を見ているとき、

なかなか点が入らず、1-1のまま試合が進んでいた阪神VSヤクルト戦に眠くなってしまい(つまらなくなってしまい)、ついウトウト。

はっとしたときには、すでに夜の11時になっていた。

 

 

「はっ。もうこんな時間。寝てたわ~。」

 

 

と、状況を確認。まだ野球の試合は続いていた。

すると

 

 

「よっしゃ!よくやった!」

 

 

と、隣でダンナが喜んでいる。

 

 

「お、阪神点入ったじゃん~。よかったねぇ!」

 

 

と、わたしが言うと、

 

 

「さっきな、寝てるかと思ったら、『よくもこんな点が入らないつまらない試合見てられるね。』言ってたで。言われたときショックやったわ。」

 

 

「え…」

 

 

「しかもめっちゃ冷たい声やったで。怖かったで。」

 

 

 

全く覚えてない。

寝てたはずのわたしは、ところどころダンナと会話を試みていたらしい。

 

 

しかも…

マトモなこと言ってる!

 

 

 

「ご、ごめんね。寝ぼけてたんだと思う。」

 

 

 

と謝ったが、夢と現実の間で、ついつい本音がでてしまったわたしでした。

怖い怖い。なに言っちゃうか分からないね。

眠くなったら寝室で寝よ。

 

 

 

 

 

 

さぁ、話変わって、

わたしが持っているワークビザでは、いままで行っていた火水の英語のクラスに参加できなくなったことを以前ブログで書きました。

(5月から、レジデントビザを持っていないと参加できなくなってしまった。)

 

しかしながら優しいサポーターの取り計らいで、

ワークビザの人たち向けの英語のクラスが設けられることに。

水曜日に1時間だけ、ボランティアの女性が教えてくれることに。

ということで、昨日も参加してきました。

 

 

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駐車場に車を停めると、

最近いつもそうなんだけど、親方が運転席にものすごい勢いで駆け寄ってくる。

この前ロトルアに行ったときも、ダンナの車の運転席で大興奮していた。

 

エンジンを切って、荷物を出したりする間だけまぁいっかと、

親方を運転席へのせてあげると、

これまたとびきりの笑顔でハンドルをいじいじ。

 

 

しかし、このとびきり笑顔の子豚ちゃんを運転席へ乗せたことを、のちに後悔することになる…。

 

 

 

 

 

さて始まった英語のクラス。 

 

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昨日の参加者はみな、レジデントビザ(永住権)を持っていない人たちで、

昨日はなんと、わたし以外全員スリランカの女性。

 

 

この英語のクラスが始まって昨日で早3回目。

教えてくれるのは、多分インド出身の50歳くらいの女性(赤い服の人)。

実はこの教えてくれる先生がなかなかユニークな方で、

急遽、英語の先生に任命された感がもろに出ていて、

もちろん授業の準備などもしてきていないし、サポーターが準備してくれた英語のペーパーにも目を通してきていない。

 

そう、ぶっつけ本番でレッツ・ティーチ。

なにを教えだすか分からないという

なんとも…なんとも…ユニークな授業なのだ。

 

突如、「身体の部位を英語で言ってみて!」と言い出した先生。

頭「head」、目「eye」などなど順調にみんなで答えていく。

 

すると先生が、

「手は『arm』腕は『hand』ね!」

と言い出した。

 

「いや、違う。手が『hand』で腕が『arm』だ。」と精一杯生徒たちが反撃するも、「NONONO~」と、インドなどの人特有の巻き舌高速英語で反撃され、言い返せなくて完敗するのであった。

 

こんなうっかり?ミステイクもあるなかで

昨日はペーパーに飽きたのか、「レッツ・フリートーク」と言い出した先生。

先生の「スタート!」の掛け声で、

突如始まったスリランカ3人娘とのフリートーク

 

 

どうしようとワナワナしていると

スリランカ3人娘から、まさかの質問攻撃がはじまった。

 

「あなた中国人?」

「どこに住んでるの?」

「ニュージーにいつ来たの?」

「日本のどこが好き?」

「ニュージーではどこの病院に行ってる?」

「韓国語話せるか?」

 

あれ、思ったより盛り上がってる。

カタコトの英語で会話。

そして終盤は、

 

「Helloは日本語でなんというか。」

「Byeは日本語でなんというか。」

 

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と、お互いの母国語について教え合い、お互いに練習することに。

 

スリランカの言語は主に、

シンハラ語」「タミル語」「英語」の3つ。

 

今日一緒にトークしたスリランカ3人娘は「Srilankan Tamil」、つまりタミル語を母国語としているらしい。

 

とても明るく、本当によく笑う彼女たち。

手をたたいて笑う姿は日本人の女性となんら変わりない。

 

 

 

彼女たちは、スリランカもニュージーも大好きだと話していた。

 

 

 

スリランカといえば、つい最近起こった、同時爆破テロ事件。

何百人と死傷者を出したあまりに悲惨なスリランカのテロは、ニュージーで起こった、イスラム教の礼拝所が襲撃されたテロの報復だった。

 

悲しい接点を持ってしまったスリランカとニュージー

だけど、今わたしの目の前にいる3人のスリランカの女性は、ニュージーで英語を楽しそうに勉強している。

 

とても不思議な感覚で、

ニュージーに来なかったらすることのできない、

貴重な体験をしているんだなぁ~と、なぜか小さく感動。

 

毎週水曜日、これからも参加してみよう。

ときどき先生、答え間違えるけど…

 

 

 

この英語のクラスが行なわれるなか、

親方も徐々に徐々にだが、楽しそうに遊ぶようになってきた。

 

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押す系好きよね。

 

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ここでも定番の車。

 

みんな大好きバブルタイムも楽しそうで、

 

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みんなに交じってはしゃぐ親方。

 

 

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ほかの子がシャボン玉を割ろうとガンガン追いかけるなか、

絶対に自分からシャボン玉を触りに行こうとしない親方。

 

さぁ来い来い、来るまで待とう、シャボン玉。

 

シャボン玉が自分のほうに来るのを待つ家康タイプです。

だから痩せない…。

 

 

 

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「お、きたで~きたで~」

 

 

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「はぁれ~きれいやな~しゃぼんだまっちゅーのは。」

 

 

と、親方が楽しそうでなにより。

 

 

スリランカ3人娘と、スリランカのサヨナラ「TA TA~♪」でお別れした後、駐車場に向かい、親方をチャイルドシートに設置。

エンジンをかけようとキーを回そうとすると、

 

回らない…。

 

何度やっても回らない。

つまりエンジンがかからない。

 

 

「え、なんで…。」

 

 

 

ネットで「車 キー まわない なぜ」と調べるも、焦っていたのかよくわからない。

エンストではない(経験済み)。

とりあえず、何度も何度もトライ。

しかしキーは回らず、エンジンがかからない。

こういう時に限って、最近寒かったくせに、太陽テリテリで車内はムシムシ。汗がしたたる。

 

 

神様、仏様、ダンナ様と、

ダンナに電話をかけると、横からグレさんの声が。

 

 

電話でグレさんに言われたとおり、ハンドルをギューッと強く回しながらキーを回してみると…

 

 

エンジンついた(あっけない)

 

 

どうやら、キーを抜いた状態でハンドルを回そうとするとロックがかかってハンドルが動かなくなるという、盗難防止用のハンドルロックがかかってしまったらしい。

皆さん、知ってました?ハンドルロック。常識ですか?

 

 

わが子の喜ぶ姿見たさに、ハンドルを渡してはいけません。

 

 

焦った焦った。

また一つ勉強になりました。