英語のクラスは水曜日だけになりました。
こんにちは。
はてなブログ(このブログの運営サイトの名前)から、
「ブログ開設1年おめでとう!」
と、花びらが舞うかわいらしいメールが届いた。
日本に1か月もいて、戻ってきたばかりの日本ほやほやのわたしなので、
「あぁ、ニュージーに来てもう1年かぁ…いろいろなブログ書いたなぁ。」
という感慨深い気持ちにはならなかった。
だけどだけど、ほんとにあっという間に1年。
うち、3か月、まさかの4分の1日本に帰っているのだけど、
なにはともあれ、特技「3日坊主」のわたしがよくぞブログを書き続けていると思う。
読んでくれているみなさま、ありがとうございます。
昨日はいつも英語を教えてくれる、
インドや中東の人々が集まるプレイグループに行ってきた。
いつも週に2回、無料で英語を教えてくれていたのだけど、
日本に帰る前、サポーターのスワさんから、
「次のターム(5月)から1ターム(約2か月)で80ドル(6000円くらい)かかるようになるよ。」
と言われていた。
それでも子供を連れていけるうえ、一回5ドルと激安なので、
「お金がかかるようになるならなおさらがんばろう!」
と、5月からやったるで~と意気込んでいた。
それなのに…
なんと、運営側の決まりが変わったのか、
「レジデントビザ」を持っていないと授業に参加できなくなってしまったのだった。
ニュージーランドのビザの種類はいろいろあって、
多分ほかの国もそうだと思うけど、
「ビジタービザ(ちょっと長めの観光目的の人向け)」
「スチューデントビザ(学校などに通う人向け)」
「ワークビザ(就労目的で来ている人向け)」
などなど、
それぞれのビザによって目的や滞在可能期間が違う。
なかでも最強ビザである「レジデントビザ」は、
まさに「レジデント=永住」できるビザ。
このビザを持っていないと、英語の授業が受けられないという決まりになってしまった。
国からの補助を受けて英語を教えてくれているため、
確かに、とっとと帰ってしまうかもしれない短期間滞在者よりも、
これから長くニュージーで生活していく人たちを対象としたい。
てな感じの理由なのかな、と思った。
英語の授業に出られないことに、
予想以上にショックを受けていたわたしだが、
そんなわたしの姿を見て(見てないけど)かわいそうと思ったのか、
サポーターのスワさんから、
「水曜日だけだけど、レジデントビザ持ってない人向けの英語のクラスが始まるから来てみてね!」
と、温情ある連絡が来たのだった。
というわけで、前置きが長くなりましたが、
時差ボケ抜けないちょっと不機嫌な親方を引っ張って、
さっそく昨日参加してきました。
そういえば、
親方は3月ころから、
このプレイグループに来ると泣いて泣いて泣いて人見知り炸裂。
英語の勉強にならなかったことを車中、思い出す。
プレイグループ到着。
おそるおそる親方を放してみると…
あれ…
あら…
ハイファイブ(こっちはハイタッチをハイファイブという)まで…
せ、成長してる!!!
ということで、英語のクラスの間、
やはり7割型わたしのほうへ来てしまうものの、
とりあえず一度も泣かず、確かな成長を見せてくれました。
そして新しく始まった水曜だけの英語のクラス。
たまに来ていた、50歳くらいのアラビア系の女性サポーターが教えてくれることに。
なんともツッコミどころ満載のユニークなクラスだったので、
またいつかブログで書きたいと思います。
昨日は英語のクラスを終え、
帰りの車で親方が眠くなさそうだったので、
帰り道にある近所の公園に寄った。
いつものブランコも、なんだかきつくなってしまい、
親方をひっこぬくのに苦労。
やっぱりデブ…
いやいや、ぽっちゃりなのかな。
最近のブームは、ブランコよりもすべりだい。
「しゅ~~~~~」
「べ~~~~~~」
「る~~~~~~~~~!!!」
と、子どもアルアルの「無限もういっかい」に精一杯つきあっていると、
小さな女の子を連れた中国人らしき女性に話しかけられた。
「子ども何歳?」
「どこらへんに住んでるの?」
「日本人?」
「働いてるの?」
「ニュージーいつ来た?」
と、あたりさわりない会話を英語でしていると、
だんだん早口に。
どうやら、自分の通っているプレイセンター(親が必ず同伴しなくてはいけない幼稚園のようなもの)がすごく近くにあるから、見学しに来ないか?
と言っているようだった。
「主催者にあなたのことを伝えておく、よかったら連絡先教えて。」と
どんどんどんどん話を進めていく。
その後も早口で話す中国人。
すべて聞き取れないものの、ところどころで
「…lonely……don't have friends……want to help……」
と聞こえてきた。
どうやら友達のいないかわいそうな日本人が、公園で息子と二人きり寂しく遊んでいると思ったようだ。
とりあえず、
「今度見学に行く。」
と伝えると、とびきりのスマイルで
「OK!バ~イ!」
と言って、瞬く間に帰ってしまった。
一応、友達はいるよ…
でも、きっといい人だと思う、あの中国人。