ひな祭りの3色ゼリー。
こんにちは。
16.5NZドルから17.7NZドルに。だいたい1,400円くらい。
来年もまだ上がる予定らしい。
日本の最低賃金は一番高い東京で985円。
今日、ダンナのビジネスパートナーであるグレさんとお昼を食べたとき
ニュージーの大工さんの時給は5,000円くらいだと聞いた。
5,000円!?
8時間働いたら1日4万円。
え、月20日働いたら月収80万円!?
ママ友から聞く、ニュージーの大工さんの話は、
ことごとくヒドイはなしばかり。
「朝9時にきて、すぐにモーニングティー(イギリス文化で朝と昼の間の軽食)で休憩。ちょっと動いてまたランチ。作業再開するかと思えば昼寝。ちょっとやってまたアフタヌーンティー(おやつみたいなもの)。ちょっとやって5時にサヨナラ…ほんっとにアリエナイ!!」
「庭の木になっているオレンジを勝手に食べられて、あまつさえ、『このオレンジまずいね。』と言われた…アリエナイ!!」
「サンルームのリフォームを頼んでかれこれ半年…サンルーム4畳くらいよ?いつになったら終わるの?…アリエナイ!!」
などなど。
大工だけでなく、もちろんサービス業などでも、
はるかに日本のほうがクオリティーは高いと思う。
「これでまかり通るの?」
と感じる接客もしばしば(もちろんスバラシイところもあるけどね。
文化が違うのは分かるし、
物価もニュージーのほうが少し高いのは分かるけど。
お客様第一で朝から晩まで働く日本と、
働く自分第一で朝から夕方まで働くニュージー。
給料、せめて同じくらいじゃないとなんか日本が報われない。
と単純に感じたけど、いろいろなお国事情があってのこの給料なのでしょう。
でも、なんかやるせない。
さてさて昨日は日本はひな祭りでしたね!
ニュージーではもちろんそういったお祝いはありませんが
日本人のプレイグループで、
菱餅の色をした3色ゼリーをプレゼントでもらいました。
この3色ゼリーに、好きなトッピングをパラパラ。
親方も、小さいトッピングをぱらぱらと。上手上手。
この日はみんなでお絵描きもしました。
大きな白い紙に、絵の具、クレヨン、色鉛筆、
ありとあらゆるものをつかってペイント。
もう手も洋服もぐちゃぐちゃのどろどろのべとべと。
家では絶対やらないよね。
みんな夢中で描くこと30分。
大きな作品が出来上がりました。
「親方もみんなと一緒にお絵描きを楽しめるようになったなんて…成長してるのはお腹の脂肪だけじゃないんだな…。」
なんてことをしみじみ思いながら親方に目をやると
「うぅ…う”…う”う”う”~~~~~…」
と、壁に向かって、一人さみしく打ちひしがれている親方がそこに。
な、なにがあったんだ…。
親方画伯の満足いく絵が描けなかったのかしら?
そんなひな祭りでした。