言葉が話せるとかどうとかの問題じゃない。
こんばんは。
昨日もまた、使っていないはずの2階の部屋の明かりがついていた。
おかしい。ダンナもこの部屋には入っていないと言う。
最近よくある謎の点灯。
ぱちっ…ぽちっ…ぱちっ…ぽちっ…
2階のあの部屋からだ!
そっとドアを開ける。
ぱちっ…ぽちっ…ぱちっ…ぽちっ…
ニュージーにもいるのか…座敷童。
新たなパチポチを求め移動する座敷童。
おまえか~い!
ちゃんちゃん。
昨日、親方と朝ごはんを食べた後、
ダンナのビジネスパートナー、グレさんの奥さんであるチカさんのおうちへ少しだけお邪魔し、そのあと近くの公園と海によって遊んできた。
暑い日だったので水筒のお茶をこまめにあげる。
帰るとすでに1時半。
車の中で寝ていた親方だが、家に着いたら起きてしまった。
親方とふたり、遅い昼食を食べる。
暑い日。
水筒のお茶を差し出す。
親方、ストローを吸う。
突然、水筒を高々と上げ、机にたたきつけた。
「え、え、ええ?ダメだよ。壊れちゃうでしょ。」
また水筒を差し出す。
親方、ストローを吸う。
再び、水筒を思い切りたたきつける。
なにやらものすごいイラついている。
しまいには悔しそうにひっくひく泣き出す。
「どうしたんだろ…寝起きだからかな…。」
と思いながら、このやりとりをあと2~3回繰り返し、ようやく異変に気付く。
水筒のお茶、朝からまったく減ってない!!!
あわててキャップを開けると、コップの底に向かって刺さっているはずのストローが刺さっていなかった。
そりゃ吸えないはずだわ…。
洗う時にストロー分解して洗うからか、お茶を入れる時に下のストローを装着し忘れたようだった。
朝から、公園、海と…吸えども吸えども飲めない水筒を、
何度も何度も差し出していたなんて…。
イジメ…いや、虐待…。
と、その後ひたすら親方に謝った。
ストローをつけて慌てて渡すも
親方、しばらく疑って飲んでくれなかった(しばらくして一気飲み。ほんとごめん)。
長々と書きましたがつまりは…
言葉が話せるってスバラシイ!
今晩も、夕飯を庭でほそぼそと食べていたら、
さっきまでケタケタ笑っていた親方が、いきなりの大号泣。
目、鼻、口、ありとあらゆる穴からいろいろ出しながら泣くわ泣くわ。
しかし、なにを与えても、なにをやっても泣き止まなかった。
なににカレはそこまで悲しくなったのだろう。
知りたい…知りたい…
言葉が話せたら!
東村アキコの「ママはテンパりスト」に、
子どもが言葉を話せるようになる前と後でのコミュニケーションは、
今までせっせせっせと井戸から水をくんでいたのが、
急に水道から水がジャージャーでるようになるくらい
「楽」さが違う、と書いてあった、気がする。
ダンナに一連の話をすると
「俺なら水筒にお茶を入れる時にストローささってないの気づくけどね。」
と一蹴された。
その通り。言葉以前の問題ですね。
ただ母親がしっかりしていないだけでした。
あやうく脱水症状にもなりかねない。
言葉のせいにしてごめんなさい。
これからストロー指差し確認するからね。
ほんとごめんなさい。