病院DAYな一日。
こんにちは。
親方にとって今日は憂鬱な日。
そう
予防接種!
ニュージーは日本と違い、1歳ではなくて15か月になるとまた予防接種がスタートします。
ということで、GP(かかりつけ医)の予約を取りレッツゴー。
なんと今日は、午前中に予防接種、お昼に15か月検診という病院DAY。
がんばろう!親方。
到着するとしばらくして、
GPのM先生によばれたので部屋に入った。
するとM先生が
「あれ、あなたツカダさんじゃないの...なんちゃらかんちゃら…」
というので、
「えっ、はい、違います。」
「あら、ごめんなさいね。今日は予防接種よね。わたくしの問診必要かしら?予防接種だけならナースが対応しますわね。いまナースのなんちゃらかんちゃら…」
M先生は、とても上品な日本人のマダム。
ジブリ映画に出てくる、わき役だけど深いこと言う年配女性のようなオーラをまとっている。
そのオーラゆえか、はかなさゆえか、滑らかで上品なアルトボイスゆえか、
最後のほうが全く聞き取れない。
とにかく部屋を出されたので、
待合室で待つこと20分。
M先生とは正反対のハツラツとした多分ニュージーランド人のナースがやってきた。
「Hi~~~~BOY~~~♪」
いろいろ英語で質問され、しどろもどろ返事をする。
そしてついに、4本の注射をもってやってきた!
おっき!!!!
え、日本より注射おっきくない?
と、困惑しているうちにアルコール消毒もなくいきなりブスっ!!!
自然とこぼれる「オーマイゴッド」。
いやぁ~これは痛いでしょう。
ものすごい力込めて打っているのが、彼女の手の血管から伝わってくる。
親方をはがいじめにするも、もちろん大大大号泣!!!
ニュージーの予防接種…
ワイルドだぜ!!!
四肢すべてを痛めつけられ、日本での予防接種はわりとすぐに泣き止んだ親方も、ずっとぐすぐす泣いている(ありゃ痛いわ)。
しかし、頑張ったねとデロデロに褒めてやる時間はない!
注射後の様子を見てと言われ、待つこと20分。
猛ダッシュで次の15か月検診の場所であるプランケットへ車で移動!!
そう、検診は、
ママパパ子どもの味方であるニュージーの非営利団体「Plunket(プランケット)」で、プランケットナースと呼ばれる看護婦さんが実施してくれます(お医者さんが見てくれるわけではない)。
そして、半年ぶりにプランケットの天使、ダーシャさんと再会!
あ、相変わらずお美しい。そしてやさしい。
おいおい親方。いい子ちゃん気取るのはよさないか!
と、突っ込みたくなるほど、
もうダーシャにされるがまま。なんでもOK。どこ触ってもOK。
動かない、暴れない、泣かない。
4本の注射後、午前中のお昼寝もなしなのに、
体重計の上でもこのとおり。
「ダーシャ…めっちゃかわいいやん。なんかさわり方めっちゃやさしいで…オイラのこと好きなんかな…」
「あ…ダーシャ…けっこんしてるやん。なんや。期待してもうたやん…。」
と、ダーシャの薬指に光る指輪が、以前は婚約指輪だったのが結婚指輪も加わっており、親方がショックを受けてこんなことを言っているかはわかりませんが、
とにかく終始おりこうさんで、検診は何の問題もなく終わりました。
ダーシャさんニュージー子育てポイント
・食事は机に並べてから、子供をハイチェア(席)に座らせましょう(食事の時間だ、と理解するらしい)。
・もういらない、と食べものを投げたり遊びだしたら、速攻で食事は終了しましょう(無理に絶対食べさせないこと。
・野菜を食べないのであれば、両親が根気よく野菜を食べてるところを見せましょう。
・牛乳は500ミリリットル以上飲ませなさい。とにかくこの時期カルシウムが大事です(全く飲ませてなかった。ヤバイ)。
などなど、食事を中心に話してくれた。
一番大事なのは、これからどんどん自我が芽生え、
どうやってもコントロールできない時期に入るけど、
とにかく「境界線」を設けなさい!とのこと。
つまりは、「わが子かわいさになんでもOKしてちゃだめよ、これ以上は「NO」というルールを決めろ。」みたいなことでした。
なかなか難しいけどね。
がんばってみよう。
しかししかし、予防接種といい検診といい、
ニュージーのナースさんたちは大活躍かつパワフルなイメージ(日本のナースさんたちももちろんすごい!)。
とにかく親方、今日はがんばったね。