食器洗いまでが料理です。
こんにちは。
今日はニュージーの祝日です。
6月第一月曜日は女王誕生日で、
イギリスのエリザベス女王の誕生を祝う日だそう。
イギリス領だったニュージーは、
国旗ももちろんそうだし、紙幣にもエリザベス女王だし、
英語もイギリス英語だし、食べ物とかところどころで英国の風を感じます。
(イギリス行ったことないくせに…)
そうそう、動物園に行った日の夜から
ず~っと強い雨と風で、またもや引きこもり。
さっきアネからLINEでビデオ電話がかかってきて
東京はすごい晴れていた…。
いいな。帰りた…ぃ…
と、またまたホームシックになりそうだったので、
「そうだ、ここはニュージーではなく、埼玉の大宮だ。」
と瞑想する。
大宮だと、だいたい実家まで1時間以上はかかる。
乗り換え2回くらいして、最後バスで、親方のご飯持って、
抱っこ紐で、荷物多いな、雨やだな、休日だし人多いな…
「今日はやめとこ。いつでも帰れるし。」
そう、この、帰るのにはなんとも微妙に遠くて、
雨とか子供連れだとちょっと面倒くさくなるけど、
そんなに離れていないからいつでも帰れるという安心感。
それが大宮。
寂しいときは、ここは大宮だと思い込み、
「ちょっと雨だし面倒だからまた帰ろうね、親方。」
と、親方に話しかけてホームシックをかき消す!!!
大丈夫です。ニュージーで元気です。
ダンナがオースにまた行ってるので(オース…言ったった!w)
ちょっと寂しくなってただけ。だと思う。
そういえば、この前はわたしの誕生日でした。
ダンナと親方が、エリザベス女王ではなく、
わたしの生誕をささやかに祝ってくれました。
少し夕方出かけていて、
帰るとそこには、、
「ん?15センチ背の低い一重のもこみち?」
と、モコズキッチン改め、
ダンナズキッチンが繰り広げられていた。
よく見えないかもしれないけど、このエプロン。
腰に巻く用のエプロンではなく、
上までしっかりある普通のエプロンを、わざわざ腰に巻いているのだ!
昔、大学の焼き肉のアルバイトでこういうエプロン(サロン?)してて、
洗い場とかしてると確かに腰回り濡れたり、
濡れた手べしゃべしゃふいてたりしたけど、
やっぱり普段の料理だとそんな濡れないし、
炒め物とかで胸のあたりとかに飛ぶから、
上まであるエプロンのがいいよなぁ…
腰回りだけだと意味あるのかな…
なんで上まであるエプロン、腰だけにしたんだろう…
やっぱ二重のもこみち意識して…
とダンナを見ながら思っていたのは内緒。
ドラマの東京タラレバ女で、
吉高由里子がもこみちを振って、
ありえないと友達やハハ、アネと話してたのをふと思い出した。
いやぁ、もこみちは、そこにいてくれるだけでいいよね。
そこにいてくれるだけじゃちょっと嫌だけど、
現代が求める男、ダンナ。
昭和の希望、ダンナ。
掃除、洗濯も上手(できるとかじゃなくて上手。干し方とか、洗い方)。
そのうえcookingも!
前菜食べながら待っていると(親方のご飯ももりもり!)
PASTA!!!
ムール貝、わたしは処理の仕方よくわからないよ。
ムール貝、昔フランスで食べすぎて気持ち悪くなったなぁ。
と思いながら食べたパスタは、絶品でした。
「このトマトソース、おいしいね!」
「あ、それマリナーラソースやから。」
とダンナ。
まぁ今日は良しとしよう。
メインもでてきた。やりおるな、ダンナ。
パスタだけの男だと思っていたよ。
ニュージーといえばラム。
ラムもすごい柔らかくておいしかった。
そして、海外駐在妻といえばサングラス!
運転もするしね、サングラスをいただきました。
ありがとう、ダンナ。
ありがとう、親方。
家に帰るまでが遠足。
食器洗いまでが料理。
作るだけじゃなく、
最後までお皿もテーブルもキッチンもきっちりきれいにするところが、
まさに現代が求める男だわぁ。