ディズニーはないけどオークランドZOOがある!
こんばんは。
ニュージーの天使が再び舞い降りた。
それもとても近くにいた。
お隣に住むニュージーのご夫婦のウェンさん(♀)とナイさん(♂)(仮名)。
お仕事を引退され、小さいお孫さんがいる。
多分70歳くらい。
いや……
本当にやさしい。
ニュージーの人が特別やさしいのか、
ウェン&ナイさん(ウッチャンナンチャンみたい)が特別やさしいのか。
言い方が悪いけど、
逆オレオレ詐欺みたいに、いとも簡単にOPENマイハート。
今なら「世界の中心で、愛を叫ぶ」の森山未來ばりに、
ニュージーの片隅で、隣家に向かって
「助けてください!」
と叫べるくらいに、
厚かましくも頼ってしまいたくなるそんな存在となった。
親方のために、
階段に落ちないようにゲートをくれるし、
むずむずの歯を冷やすおもちゃをくれるし、
抱っこして笑わしてくれるし、
わたしのために、
ミネストローネを作ってくれるし、
ゆっくり英語を話してくれるし、
それでも分からないとメモまで書いてくれる。
すぐに親方がぐしょぐしょになめなめしちゃったけど、
困ったときはいつでも連絡してと、メモをくれた。
親方がまぁ笑うことこのうえなく、
ウェンさんが話しかけるときゃっきゃ言って笑うので、
心の中では
「親方GOODJOB!」
と親指をたててるんだけど、
多分、多分だけど親方がいなくても、きっとわたしを助けてくれる、
そんなやさしいご夫婦。
そしてそんなやさしいご夫婦の奥さんのほう、
ウェンさんが、なんとオークラドZOOへ連れて行ってくれた。
一言でいうと、
「リアルジャングルクルーズ!!!」
いや、クルーズじゃないか、、
でもとにかく、ディズニーランドのジャングルクルーズのような、
完成された本物のジャングルやサバンナのような自然がそこにあり、
日本の動物園のような独特な匂いもなく、
とにかく
美しい!広い!楽しい!
と、吉野家のような三拍子。
(ちなみにウェンさんは年間パスポートをもっていた。ほしい…)
入った瞬間、
「pram私が押すわ♪」
と言ってくれたウェンさん(イギリス英語で乳母車をpramという)。
たちまち人生の大先輩をこき使い、
手ぶらで写メばかりとるゆとり世代っぽくなる(ゆとり世代ごめんなさい)。
このように、写真は小さいけど、
シマウマ、エミュー、キリンなど、
草食動物ががそれぞれ区切られて入れられているのではなく、
広大な広場に放し飼いっぽくされている。
もちろん肉食はべつのところだけど。
なんだかトラも、本当に気持ちよさそうだった(真ん中に小さくいるのがトラ)。
こういうところどころが、本当にディズニーランドみたいでおしゃれ。
ちょっと日本と違う感じがするけど、英語だからおしゃれなのか!?
とっても広いオークランドズー。
途中休憩。
フラットホワイト(カフェラテ)をごちそうになる。
親方がとてもなついて楽しそう。
つたない英語で、なんとか会話。
とても楽しかった。
それもこれも、ウェンさんがゆっっくり話してくれ、
ときにはスマホなどを使いながら笑顔で接してくれるから。
(めちゃゆっくり話してくれているにも関わらず、7割はわからなかったけど。)
うれしくて、日本のバァチャマたちを思い出して、思わず
「I miss my grandmother.」
とウェンさんに話したわたし。
あれ、でも、3歳くらいのお孫さんがいるから、
もしかしたらわたしにとっては、ハハに近い年齢で、
「I miss my mother.」が正解だったかな?失礼だったかな?
こういうの日本だと気に障る人もいるけど…
と、一人密かにうろたえていると、
「あ~あ、カアチャンやってもたな。おいらにとってはグランマやけど、
カアチャンがグランマいうのはナンセンスやわ~。」
「やっぱそうですかね…。」
と親方と脳内会話。
年間パスポート持っているのに、何回も道に迷うキュートなウェンさん。
スマホの待ち受けを、夫のナイさんにするキュートなウェンさん。
渋滞の高速道路を走るなか、何度も後ろを向いて親方を笑わせてくれるキュートなウェンさん(ちょっと怖かった)。
本当に本当にありがとうございました。
そしてそして、
いやぁ、オークランドZOO、これは子供も大人も楽しいわ~。