ニュージーと、親方と、ときどきダンナ。

家族3人。ニュージーランドでの初海外ライフ。

ニュージーの佐々木蔵之介は上品なマダムでした。

こんにちは。

 

ニュージーの天気が荒れている。

水平か!?というくらいに横殴りの雨が降り、

庭のヤシの木みたいな木がメシメシいいながら揺れている。

かと思ったらピンカーン晴れとなったり。

 

 

わたしの親方が荒れている。

ハワイの首振り人形か!?というくらいに首を横に振るのがブームで、

視界に入ったものすべてに因縁をつけている(みたい)。

かと思ったら急に笑い出し、卒倒したかのように後ろに倒れたり。

 

 

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夜も寝ないし、ハラハラどきどき。

まあ振り回されるのって嫌いじゃないです。

 

 

 

 

産まれてからまだ風邪をひいていない親方。

母乳の免疫ももうとっくに切れていると思う。

小さい体に何かあったとき、やはり頼りたいお医者さん!

(一応、アネのアドバイスで常備薬は日本でもらっておいたけど。)

 

 

ニュージーの医療の仕組みは、日本と少し違う。

 

 

いわゆる、「ホームドクター」を家族で持つそうだ。

(永住権や2年以上のワークビザなど一定条件を満たしているニュージー市民にあてはまる制度のよう)

 

ニュージーではこのお医者さんをGP(General Practitioner)と呼ぶ。

(なんかSPみたいでかっこいい。わたしのGPがさぁ~とか言ってみたい。)

 

まずは、おなかが痛くても、目がかゆくても、

熱があっても、骨を折っても、鼻水が出ても、

 

自分のGPに見てもらって、それから専門医を紹介してもらう。

 

そんなコウノドリ佐々木蔵之介がやってた

離島の総合医みたいななんでも診れちゃうわが家のGPは、

車で10分ほどいったところにある病院の、

日本人の女性のお医者さん(M先生)。

 

とっても上品で、ステキなマダム。

ジブリ映画に出てくるわき役だけど深いこと言う年配女性のようなオーラ…)

 

親方がこれから迎える風邪やケガなどとの闘いも

とってもデリケートな婦人科系の相談も

ニュージーの湿気でダンナが水虫になったとしても

 

まずは、M先生に見てもらえる。日本語で伝えられる。

 

ちょっと安心。

 

 

「先生、歯が痛かったら…先生に…」

 

「歯は専門外なので隣の歯医者に行ってください」

 

 

上品に笑ってお断りされた。

 

なぜ歯は専門外なの?!

歯医者の陰謀?!

歯だって体の一部だよね?!

 

歯はダメかぁ。

 

 

 

親方の予防接種などもM先生が打ってくれるので、

日本でどこまで予防接種を打ったか記録した英語のMedical Reportを提出した。

 

日本で

 

「1歳になったら速攻打て!」

 

と恐れられている麻しん・風しんのワクチンも、

ニュージーでは15か月になってから(そんなに恐れられていない感じだった)。

 

 

「あの、親方の定期検診は…?」

 

 

「それは、Plunket(プランケット)に行ってくださいね。」

 

 

どうやら親方の成長を確認する

日本でいう6~7か月検診などの定期検診は

この「Plunket」という別の機関がやるよう。

 

Plunketについても書きたいけど、 

 

親方が

 

「おててでたたこう とんとんたいこ」

 

 

「おくちで噛み切れ とんとんたいこ」

 

にして、もうボロボロになってきたので

 

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Plunketについては次書きま~す。