ニュージーと、親方と、ときどきダンナ。

家族3人。ニュージーランドでの初海外ライフ。

ニュージーでの産後のケアと、万能な母乳。

こんにちは。

 

 

 

 

 

 

親方をデイケアに迎えに行って

つかの間のラブラブな時間を過ごすことが日課になってきました。

 

 

 

 

親方と2人で

 

3時のおやつを公園で食べたり

3時のおやつのドーナッツをスーパーに買いに行ったり

 

食いしん坊な親方との1時間だけのおやつデート。

 

 

 

 

 

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この日は公園でどら焼きデート。

 

 

 

 

 

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「カァチャンカァチャン……はぁ…おいしいねぇ~……。」

 

 

 

 

まるで朝から何も食べものを与えられていない子のような

遭難した雪山でポケットから見つけたチョコレートを食べるときのような

 

まぁとにかく

本当にしみじみとおいしそうに食べるんです。

 

 

 

 

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誰もいない公園。

美しい青い空も海も

美しい緑の芝生も二人占めして

どら焼きを食べる午後3時半。

 

 

 

おいしいねぇ~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話変わって、ニュージーでは

1人のミッドワイフが妊娠中、出産、産後1か月までサポートしてくれます。

 

 

人生で本当に貴重な体験となったニュージーでの弟子の出産に

10時間以上立ち会ってくれたわたしのミッドワイフ。

 

 

「無事産めましたね!ハイ、さよなら~!」とはならず、

産後1日目、2日目、1週間後、2週間後、3週間後、4週間後と、自宅まで来て、弟子の体重や健康、そしてわたしの体調や心のケア等をしてくれるのです。

 

これはわたしのミッドワイフだけではなく

ニュージーで産んだ場合はみんな同じのようだ。

 

 

 

自宅に来てくれるのは、本当に助かるし、リラックスできます。

 

 

 

「出産」はもちろん大イベントなのだが

実際は産まれた後が勝負なわけで

そこからずーっとわが子を生かしていくための育児が始まる。

 

 

とくに産後1か月は母親の体調も回復していないし

いろいろな不安や体力的な辛さもあると思うので

こうやって出産に立ち会ってくれたミッドワイフと話ができるだけで、精神的にも安心できる。

 

 

日本にはない、いい制度だと思います。

 

 

 

 

さて、弟子はというと

乳が吸い取られるのではないかと思うくらいのダイソンばりの吸引力で母乳を毎日ゴクゴク飲んでいるため…

 

 

 

 

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体重もむくむくぶくぶく増えてきております。

すでに1キロ弱増えました。

こんなにすぐ増えるのか…とビックリしています。

 

 

 

 

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毎回、こんな感じで体重測定をしてくれます。

おもしろ~い。

 

 

 

 

 

ちなみに弟子は現在

 

 

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絶賛、乳児湿疹中であります。

 

 

 

 

ミッドワイフに一応、なにかするべきか聞いてみると

 

 

 

「基本的には何もしなくていいんですが、気になるようなら母乳を塗ってください。」

 

 

 

と言われた。

 

 

 

 

 

「ぼ、母乳?」

 

 

 

 

 

母乳。

やはり…都市伝説じゃなかったのか。

 

 

実はママ友から

ニュージーでは湿疹に母乳をぬったり

赤ちゃんの目薬としても母乳を使う、と聞いていた。

 

日本では、

「母乳を吐き戻したりしたら、必ず拭き取れ!」

と、どちらかというと正反対な指導を受けてきたので、ママ友からの情報には半信半疑だったのだが、わたしのミッドワイフ(日本人)も同じことを言うではないか。

 

 

母乳万能説 in ニュージー

 

 

一体何が本当なのだろうか。

おもしろい…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにニュージーでは

産後1か月をすぎると

ミッドワイフから、ブログでも何度か書いた「プランケット」にバトンタッチ。

プランケットのナースが定期検診や離乳食指導などをしてくれる。

親方もお世話になったよね~。

 

 

 

 

 

ニュージーの出産については

良いと言う人も、あんまり…と思う人もいろいろいると思うけど

わたし個人としては2人目をニュージーで産めてよかった(結果論かもしれませんが)。

 

 

そしてなにより

 

 

 

 

 

本当に、出産にかかる費用がすべてタダ(無料)なんですよ(市民はもちろん、永住権保持者、2年以上のワークビザがあれば)。

 

 

 

 

 

本当にタダでした。

ほんとうに、ほんとうに0円でした。

普段の検診も0円。

何回確認しても0円。

(追加でエコーなどをすると自己負担となる。)

 

 

 

子どもは国の宝ですから

国がお金を出してくれるのでしょう。

子どもが欲しい人にとってはとても嬉しい制度ですね。

 

 

 

 

国によって、全然違う出産の制度や考え方。

それぞれいろいろ良い面悪い面とあるかもしれませんが

産まれてくる子供の健康を願うお母さんの気持ちや

それを支える医療機関助産師さんの思いは結局同じなんだと思います。

そんなことを感じました。 

 

 

 

 

 

まぁとりあえず

ここはニュージー

 

 

 

 

 

 

母乳、塗ってみるか。弟子に。