ロックダウンはじまります。がんばっていきましょう!
こんにちは。
2020東京オリンピックの延期が正式に決まりましたね。
個人的にはこれでよかったと思うけれど
オリンピックのために必死で準備してきた人々の気持ちを考えると切なくなる。
経済的な打撃は計り知れないのだろうけど…やはり3か月後には開催できる雰囲気ではない…よね。
どっちにしろ、早くコロナが終息しますように…。
そしてニュージーも、今夜11:59からロックダウン(外出制限)がはじまります。
だからといって、今日は踊れ~歌え~騒げ~というわけではなく
今日もできる限り外出しないよう、国が国民に対し促していた。
実際今日から在宅勤務の人も本当に多い。
国がエッセンシャルワーカー(社会を回すうえで必要な業種)と認める人たちしか、基本的には飛行機の国内線は乗れないし、公共交通機関も減らされる。
カフェ、レストラン、図書館、映画館などの「エッセンシャル」ではないと分類されたお店は全てクローズ。
そしてわたしにとって一番悲しいお知らせは
「公園」もクローズされるということ。
ほんとうに、健康を保つための散歩、ジョギング程度しか出歩くことはできないようだ…
ということで、早速、家からすぐのところにある
登れるのかな?とちょっと気になっていた丘にお散歩へ。
在宅ワークのダンナも、お昼の休憩がてら一緒に来てくれました。
こちら「Mount Hobson」というちゃんとした名前がついていました。
ということは山?
かなり急な坂を上っていくため、案の定、親方10歩でダウン。
見晴らしのよい丘の上からは、目の前にランギトト島が見え、海に見守られた美しい街並みが一望できた。
コロナでロックダウン間近とは思えないほど穏やかな時間。
学校もお休みのため
子どもを連れて散歩に来ている家族や、ジョギングしている人も5~6組きていた。
帰り際、丘を下っていくときに白人のカップルが前から歩いてきた。
いつもなら軽く「ハーイ。」と会釈するのだが
今日は、がっつりと2メートルの距離をとられてしまった。
「あんなあからさまやと結構ショックやな。」
ダンナが言う。
アジア人だから、というわけではないと思うけど…。
まぁ、国がはっきりと、家族以外とは接触するな、散歩中も2メートル距離を取れ!と具体的に指示を出しているから仕方ないことかもしれない。
ママ友とグループでLINEしてても思うけど
ニュージー国民の多くは忠実に国の言うことを守っている。
警戒レベルが2から3にあがったその夜にはレストランがほぼ閉まる。
企業も在宅勤務を徹底している。
スーパーでもレジに並ぶときは2メートル間隔をあける。
ここ2~3日で感じること。
日本となぜこんなに違うのだろうか??
日本のほうが、密集してるし、感染者多いし、爆発的に広まる危険は高いと思うのだけど…。
そんなこんなで
気分が暗くなってしまう情報や街の雰囲気に
「ふ~」とため息が漏れてしまった散歩帰りの午後。
カフェで大量に余った卵をもらったと、友達がおすそわけしてくれた卵。
玄関先に置かれていた。
ニュージーのア―デ―ン首相が国民にこう呼びかけていた。
「Be strong and be kind」
気持ちを強く持って、そして、人に対して優しさを。
みたいな意味かな。
たしかに大事。ほんと大事だ。
友人の卵のおすそ分けと中に入っていたメモにほっこり。
わたしも「Be strong and be kind」でがんばろう。
わたしには、家族もいるし、快適な家もある。
お金もまぁあるし、健康だし、危険をおかして社会のために働かなくてもよい普通の主婦(いや、普通と思ってはいけないか。ありがたい)。
感謝の気持ちを忘れてはいけませんね。
とりあえず、4週間、家族の健康くらいは守ってやろうではないか!
ちなみに親方。
デイケア無くなりまだ2日ですが、とても元気です。
「お店やさんごっこ」にハマる親方。
「いらっしゃましぇ~あの~しゅみませ~ん。」
と、まだ店員と客がごちゃごちゃになってるが、ずっと何かを売ったり買ったりしている。
「すみません、この白い靴ください~。」
というと、しっかりと売ってくれます。
意外と楽しいです。
甘いかもしれませんが、「ロックダウン4週間を乗り切ろうスペシャル!」として、15ドル(1000円以下!)の激安レジを買ってあげました。
これが意外としっかりしていて、親方ドはまり。
しばらくはこれで楽しめそうです。
さてさて、みんなで力を合わせ、励まし合い、頑張っていきましょう。
実はブログでは
こんな大変になる前に行ってきたアレコレで、まだ書きたいことがありまして…。
明日はその一つ、
「ちょっとだけ完成度の低いNZのトーマスに乗ってきた!!」
について書きたいと思います。
また明日。
みなさんお元気で、リラックスできますように。