ウェン&ナイさんと行く!初めてのトラウト・フィッシング。
こんばんは。
ニュージーがロックダウンして6日となりました。
親方とダンナとわたしは、ロックダウンが始まる直前の先週の水曜日に最後の買い物に行ったっきり、散歩以外で外に出ていません。
ロックダウン中、スーパーは営業しているのだけど
どうやら入れる人数が制限されていたり、各店マスク必須などルールがあったりと、スーパー前は大渋滞らしい。
ロックダウン中は
もちろん外食などできるはずもなく
在宅ワークのダンナも、デイケア休みの親方も家にいるため、朝・昼・晩と食事をつくる必要がある。
一週間たち、ふと思った。
朝・昼・晩、1週間家族の食事をつくり続けたのは、人生初めてかもしれない。
案の定、すっからかんになりつつある冷蔵庫。
そろそろ行かねば…。
というわけで
起きている時間の3分の1くらいは、ご飯つくったり片付けたり何作ろうか考えたりしてる気がします。
でも、そんなストレスは感じていません。
ダンナの昼休憩がてらに家族3人で行く散歩も、すっかり1日のルーティンになっています。
昼寝をしなくなった親方は、夜8時にコテンと寝て、朝8時までぐっすり寝るようになりました。
夫婦の時間も増えた気がします。
そしてもう一つ…
ロックダウン名物となったのが
とどまることのない、ダンナの筋トレです。
土日の朝だけ聞こえてくる
早朝ランニング⇒筋トレからの
「ふしゅーっ、ふっ、ふっ、ああ”ぁ……ふっ、ふっ。」
という怪しい喘ぎ声が
ロックダウンがはじまり、毎朝聞こえてくるようになりました。
なにやらスマホを見ながら、飛んだり曲げたり耐えたり持ち上げたり…
隙あらば筋トレしています。
ロックダウン中に彼は何を目指すのでしょうか。
あ、仕事はしてますよ。
さて、ロックダウンが始まる約1週間前…くらい
実は、
お隣のウェン&ナイさんとマス釣り旅行に行ってきたのでした!
マス釣りは英語で「Trout Fishing(トラウト・フィッシング)」。
ナイさんが釣り好きで、ずっと前から行こうねと言われていたトラウト・フィッシング旅行。
まさか1週間後にこうなるとは知る由もなく…手洗い・うがい、密集空間には行かないなど、基本的なことに注意しながら楽しんできました。
さて、トラウト・フィッシングで有名なスポットである
おなじみ、北島のRotorua(ロトルア)。
ロトルアにあるロトルア湖には、春から夏にかけてトラウト・フィッシングをしに釣り好きが集まります。
ウェン&ナイさんが予約してくれたホリデーパークに到着し、釣り前のアフタヌーンティー。
ウェンさんが、おいしいミルクティーとケーキを焼いてきてくれました。
70歳のウェンさん。
わたしも、70歳になっても美味しい焼き菓子を焼いてダンナとお茶できるだろうか。
トラウト・フィッシングでおなじみなのが、「フライ・フィッシング」という方法。
トラウト(マス)が好むフライ(ハエや小さな昆虫など)に似せて作った毛ばりを使って釣りをする方法で、これがなかなか難しいと言う。
ナイさんの釣り道具を一式貸してもらったダンナ。
トラウト・フィッシングにベターな時間帯は、夕方と早朝とのこと。
そろそろ夕方になる。
釣りを楽しむためのライセンス料も払い…
いざ、ロトルア湖へ。
ホリデーパークの目の前に広がるロトルア湖。
早速スタート!
天気も良くなり
水が澄んでキラキラ美しいロトルア湖。
ダンナも教えてもらい、挑戦。
なかなかサマになっている。
釣りをしている人の右側にいなければ見ててもOKとのことで、ウェンさんと親方とわたしは、ただただ美しいロトルアと、奮闘するナイさん&ダンナを見つめる。
10分…
30分…
ただただ見つめる…
動かない釣り竿…
45分…
あれ…!?
つ、つまらないぞ!!
そりゃそうだ。
わたしの場合、釣り自体さほど興味ないくせに、さらに、やるでもなく見てるだけ。
もちろん親方も開始5分もたたないうちからあっちへ行ったりこっちへ行ったり。
目を離したそのすきに…
あーあ…入っちゃった。
そりゃこんなキレイな湖、入るしかないよね。
親方が湖に落っこちたり、釣り針に当たらないようヒヤヒヤソワソワ見守りながら、約1時間で最初の釣りタイムは終了。
びちょびちょになった親方を連れ、ホリデーパークに戻ることに。
ホリデーパークに戻った後、ナイさんとダンナは再び違う釣りスポットへと出発!
一方わたしは、ひたすら親方とホリデーパークにあるプレイグラウンドで遊んでいた。
こうなったら絶対釣ってこい!ダンナよ!
と、帰りを待つこと1時間…
ブルっとスマホが鳴る。
ダンナからだ。
LINEをひらくと
「ナイさん釣れたよ!!」
と速報が。
「ナイさんかーい!」
とぽそっと突っ込むものの、一緒に送られてきた写真にオドロキ。
お~。
すごい~。
びちびちバチバチはねるマスを、そこらへんにあったぶっとい木の塊で「ドゴっ」と一発とどめをさしたナイさん。
ナイさん、あなたすごすぎじゃない?
ハチの巣退治の時といい、もう出来ないことはないんじゃないか?
その後、3回目の釣りも4回目の釣りも、残念ながらダンナは釣れず、とても悔しそうだった。
ビギナーズラックはなかったのね。
でも楽しかったようで、それならよかった。
さて、釣ったマスは
ナイさんがさばき…
燻製にするのがニュージー流です。
日本のように、釣ってすぐにお刺身で!という文化ではないようだ。
まぁ、お刺身に!と言われても、さばけないんですけど。。
はい、なにもできないジャパニーズハウスワイフでございます。
ブラウンシュガーとお塩をすりこんだとれたてのマスを、カウリの木のチップで燻します。
わずか15分ほどでよいそうです。
たのしみたのしみ。
15分たったマスは、じゅわじゅわ油がしたたり、てかてかおいしそう…
ヨダレが…
おいしくないはずがなく、本当に、本当においしかった。
カウリの木のチップで燻製にしたマスなんて、なんて贅沢なんだろう。
まさかのウェンさんが
「燻製の匂いが少しキツいのでノーサンキュー。」
とのことだったため、釣ってもいないのにダンナとわたしがほぼ食べてしまいました。
ありがとう、ナイさん。
ありがとう、ウェンさん。
さて、ほぼほぼプレイグラウンドで遊んで待っていた親方。
せっかくロトルアに来たんだから、親方も楽しめるロトルアスポットに少しだけ寄っていくことにしました。
長くなったのでまた明日~。
コロナで不安が続きますが、みなさんが少しでもリラックスできる時間を持てますように。