え、すごい楽しい。ワイルドイチゴ狩り in NZ
こんばんは。
さて、突然ですが「イチゴ」…狩ったことありますか?
日本ではビニールハウスでの栽培が主流。
イチゴは暖かい環境下で育つため、本来は春とか初夏とかが旬らしいですが、クリスマスケーキにイチゴが無かったらどうするのよ!ってことで、温度や湿度などがしっかり保たれたビニールハウスで秋~春の出荷に向けて丁寧に栽培される。
手間ひまかけられた日本のイチゴ。
日本のイチゴは、形もキレイで大きくて、とにかく甘くておいしい!!
ちょっとお高めで、フルーツ界でも上流階級に属するイメージ。
急にイチゴを語りだしたわたし。
もうお分かりだと思いますが…
イチゴ狩りinニュージー
行ってきました。
何とニュージーでは、12月26日のボクシング・デーという祝日に、全イチゴ農家がイチゴ狩りを解禁するそう。
そして、2月6日のワイタンギ・デーというこれまた祝日に、ほとんどのイチゴ農家がイチゴ狩りを終了する。
正々堂々。時期を限定したイチゴ農家の競争が始まるのだ。
ということで、1年でわずか1か月ほどしか楽しめないイチゴ狩り。
ここぞとばかりにファミリーや友達同士、イチゴを狩りに出かけるのです。
「イチゴ狩りなんて何十年ぶりだろう…。」
とドキドキしながら行った先は
「Zaknich Farms Strawberries」というイチゴ農家さん。
オークランド中心部から西へと車で30分もかからずに到着。
それにしてもなんという晴天。
イチゴ狩り日和。
見よ!この広大なイチゴ畑。
本来のイチゴ畑のあるべき姿か。
ビニールハウスなんておかまいなしに、太陽にむき出しになったイチゴたちがチラホラ見える。
ちなみにここのイチゴ農家さんは、
入場料無料!
いくつ食べても無料!
持ち帰り1キロ5ドル!
という、破格のお値段設定。
つまりはその場で食べるだけならタダ。
日本のイチゴ狩りって高いですよね?
ひとり2,000円くらいしませんか?
パーキングへ誘導してくれた2人のスタッフとテントにいた3人のスタッフをみて、彼らの給料はこの値段設定でまかなえているのだろうかと余計な心配をするわたし。
簡単な説明を受けて、バケツを貸してもらいます。
このなかに、持ち帰りたければイチゴを入れていきます。
友達ファミリー3家族で参戦です。
ちびっこ3人、大きなバケツを持って、いくつイチゴを入れられるかな?
遠目で見ると、はたして本当にイチゴがあるのかと疑わしく思っていました…
が
あるある!
狩れるわイチゴ!
いや、ほんとうに「夢中」とはこのことです。
たくさん実るイチゴを狩っては食べ、狩ってはバケツに入れ…
あっという間に
こんなにとれた。
親方もイチゴを狩ってはバケツに入れて狩ってはバケツに入れて…
フルーツ嫌いな親方でも収穫はとても楽しかったようで、見てるこっちも嬉しくなった。
畑の一列をゆっくりイチゴを狩りながら歩くだけで、バケツはいっぱい、おなかもいっぱいに。
ニュージーのイチゴ、ほどよい酸味があって、甘みもあって、とてもおいしいです。
スーパーで売られるイチゴもすぐ腐るから、まぁ薬品はそんな使われていないだろうとパクパク食べてしまいました(本当はどうかはわかりません)。
そして2キロ弱のイチゴをお持ち帰り。
料金は9ドルくらいでした。
安い!!!
た、楽しかった。
こりゃ毎年行きたくなるわ。
イチゴは頑なに食べませんでしたが、
「いちごーとったーぽいってしたー。」
と、帰ってからも何度も言うほど、親方も楽しんだ様子。
ちなみにニュージーのイチゴ狩りは…
ソフトクリームとセットと言っても過言ではない。
イチゴ狩りができる農家や農家の近くには、ここらへんでとれたイチゴとバニラやヨーグルトのアイスをミックスして作るソフトクリームが食べられるお店があり大人気。
「Real Fruit Ice Cream」と呼ばれています。
そうそう、さらっと書きましが、
親方、本当にフルーツ食べなくて困っています。
ただ、イチゴやリンゴや桃のヨーグルトは食べるので、体が受け付けないというような深刻な理由ではなく、ただただ食べず嫌いなんだと思う。
なので…
大量にとってきたイチゴは…
ジャムにしてみたり~
イチゴのムースにしてみたり~
いろいろ工夫してみました。
それでも、よそ見している間に親方の口に入れればジャムやムースを食べるのですが、実物を見てしまうと「イチゴやん!」と言っているかのように即座に拒否。
う~ん…。
フルーツ克服への道はまだ長そうです。
ということで、イチゴ狩りを家族で一番楽しんでいたわたしですが、本当に楽しかったのでオススメレジャーに認定しました(勝手に)。
みなさんもニュージーでイチゴ狩り、いかがでしょうか。