日本とスリランカ、水曜午後の小さな異文化交流。
こんばんんは。
一個前のブログがいきなりの打ち間違いでスタート。
恥ずかしい。ダメですね~。
改めまして、こんばんは。
朝からご機嫌な親方。
きゃっきゃ楽しそうに何をしているのかと思ったら
器用に後ろから洗濯カゴに入っていき
ジャストイン。
入ったり出たりを何度も繰り返し、ひたすら笑っていた。
笑い声が響くそんな穏やかな朝。
親方も機嫌がいいし、わたしも少し頑張ったことがあったので、自分へのご褒美に、プレイグループに向かう途中カフェに立ち寄る。
美味しいコーヒーを飲みながら親方をプレイグループで遊ばせようと、コーヒーを買い、また車に乗り込んだ。
プレイグループの駐車場に到着。
車から親方を下ろす。
「さぁ親方、歩こ!」
と、親方の肩をぽんぽんとたたいて歩行を促したその瞬間。
「なんで?」
あんなに機嫌よかったじゃない。
断固、歩行を拒否する親方。
「だっこ、だっこ。」
と言って動かない。
リュック、お昼ご飯が入った肩掛け、最近お気に入りの親方ミニリュック、そしてさっき買ったコーヒーがわたしの手をふさぐ。
とてもじゃないけど抱っこできない。
『絶望』
そんなタイトルが頭に浮かぶ。
ニュージーの天気より変わりやすい、2歳児の心。
コーヒーとか買った時に限ってこうなるんだよね。
まぁ、冷めたコーヒーも美味しかったけどね。
話変わって
先週から、水曜日に新たなイベントが追加された。
毎週水曜日は多国籍プレイグループへ行っているのですが、そこで親方をとてもよく見てくれるスリランカの女性がいる。
彼女はオークランド大学に通っていて、将来は子どもの教育に携わりたいということで、多国籍プレイグループにボランティアとして来てくれている。
お母さんたちが英語を教えてもらっているとき、彼女のようなボランティアの女性たちが子どもたちを見ていてくれるのだ。
親方をかわいがってくれているので、わたしも彼女を頼るようになり、よく話すようになった。
すると、日本のアニメ・漫画ファンということが発覚!
「うちのた~くさん漫画あるよ。見に来ない?」
と、なんだかいかにも怪しそうなカタコト英語の誘い文句で家に誘ってみると、まさかの快諾。
さらに話を進めていくと、スリランカで英語の先生をしていたことも発覚。
ならば
「日本語教えるから英語教えて!」
と交渉が成立し、
日本とスリランカの小さな異文化交流が水曜日に午後に新たに始まったのでした。
そしておとといの水曜日。
お好み焼きが好きというので、お昼に一緒に作ったら、とても喜んでくれた。
おいしいおいしい言ってくれると、ほんとうに嬉しい。
さすが英語の先生をしていただけあって、教えるのも上手。
もちろん日本語は話せないため、会話は英語。
わかりやすい英語で質問をしてきてくれ、この日は道案内や電話での予約を練習。
まったく話せず単語でつなぐ。
それでも根気よく付き合ってくれた。
こちらも日本語を教える。
日本が好きだからと、ひらがなは勉強していてスラスラ書ける。
すごいねぇ。
彼女は生まれた時からスリランカで育ち、ニュージーに来てまだ5か月。
スリランカの言語は、「シンハラ語」「タミル語」「英語」の3つ。
彼女はシンハラ語を母国語としている。
前回ブログで書いた、プレイグループにいるスリランカ3人娘(「スリランカ3人娘と英語でフリートーク」)は、タミル語を母国語としていて、生まれた国が一緒でも「シンハラ語」と「タミル語」は全く違うため、ほとんど会話できないそうだ。
同じ国に住む「シンハラ語」と「タミル語」をつなぐ役目が「英語」であり、英語教育は小さいころから受けるらしい。
彼女にシンハラ語を少し教えてもらった。
なにやらクルクル書き出す彼女。
シンハラ語、かわいいっ!!!
なんか最後のほう、お花咲いてる。
これは
「maa」「mae」「mi」「mu」「me」「mo」
と、どうやら日本語で言う「まみむめも」をあらわす字らしい。
シンハラ語は子どもには難しすぎて、母国語なのに、スリランカの子どもたちは英語を先に学ぶらしい。
へぇ~。
国によっていろいろ。
日本は方言はあれど、日本語は日本語で、言語は1つ。
同じ国なのに言語が違うっていうのは、日本人にとってはあまり想像できない文化だと思う。
そしてつくづく、日本って英語を使う機会が無いなぁと思う。
日本語だけで生活できちゃうもんね。
こうやって、違う国の文化を知ることは、なかなか楽しいもんだね。
来週は、お昼に何を作ろうかな。