ニュージーと成長を感じたコロマンデル。
こんばんは。
実は先週の土曜日、
日本から帰って来て早々に、
トレッキング、行ってきました。
旦那さんがキウイ(ニュージーの人)で、
ここ最近、一緒に英語の勉強をしているお友達、トモさん。
トモさんファミリーと親方ファミリーで行く、初の家族トレッキング。
旦那さんキウイだし、
自然楽しんじゃうし、
帰ってきて早々
なんてニュージーなんだ!
と、前日からちょっとドキドキ。
今回選んだ場所は
オークランドシティから東へと車で2時間ほどのところにある、「Coromandel(コロマンデル)」。
キレイなビーチや自然があふれる美しいエリアであるコロマンデルは、なんでも芸術家がたくさん住んでいるそう。
夏はまさに南国!って感じで、本当にキレイらしい。
ビーチアクティビティやキャンプ、トレッキング、登山を楽しむ人たちがたくさん訪れる人気エリア。
今回は、そんなコロマンデルエリアにある「Kauaeranga Valley (カウアエランガ渓谷)」の、6キロ/3時間コース「Cookson Kauri Walk」を歩いてきた。
当日の朝。
朝7時半に親方ファミリー出発。
こんなんで運転できるのかというくらいの濃い霧があたりを覆う。
「え、やばいよね。やばいよね、霧。やばいよやばいよ。スモッギーだよ。」
と、出川哲郎ばりにヤバいよヤバいよを助手席で繰り返すも、
ダンナはほぼ無反応。
つまらないので霧の写真を撮りまくったわたし(見返してほぼ削除)。
そんなこんなでオークランドシティ(中心地)から車で約2時間。
カウアエランガ渓谷のビジターセンターに到着。
信じられないくらいキレイさっぱり霧もサヨナラし、澄んだ秋晴れに。
トモさんの旦那さんであるコナさんが、ささっとビジターセンターでトレッキングコースを聞いてきてくれた。
さすがキウイ。
ビジターセンターにはキウイの剥製らしきものがあった。
(ほんとに剥製かはわからない。)
ビジターセンターから10キロほど砂利道を進んだところに、
今回歩くコースの入り口があるというので再度車で出発。
まぁこの道が、砂利道というか凸凹道というか、
そう、現地っぽくいうととってもクレイジーローード!
揺れるわ揺れるわでタイヤがはまらないかヒヤヒヤしながら15分。
さすがの親方も、尋常でない揺れに固まっていた。
そんなこんなでコースのスタート地点に到着。
そしていざ出発。
形から入る親方ファミリー。
キウイのコナさんは短パンにTシャツに普通のスニーカーという軽装。
トモさんがわたしの靴を見て、
「そのガチな靴はどこで買ったんですか?」
と聞いてきた。
「ガチなアウトドアショップです。」と回答するのが少し恥ずかしかった。
秋が深まるニュージー。
木の葉や落ち葉の色もとてもいい感じ。
「よっしゃ~歩いたるで~!」
と、落ち葉をシャクシャク踏みながらはしゃぐ親方を無理やりベビーキャリアに押し込む。が、なかなか入らない。
ベビーキャリアの調整具を最大限ゆるめ、再度押し込み親方イン!
14キロオーバーの1歳児。
はたしてどんなもんでしょうか。
歩きはじめると、
前日に雨が降ったのか、緑はキラキラしていている。
空気は少し湿りながらも澄んでいて、思わず深呼吸。
ニュージーの鳥の鳴き声と川の流れる音が聞こえてくる。
やっぱり気持ちいいね!!!
とにかくこの一言に尽きます。
これまで開始早々10分で夢の中にいた親方も、
色々な植物や木に触れようと、手をのばす。
そんな親方を自撮るダンナ。
わしゃわしゃする親方。
平たんな気持ちの良い道を歩くこと40分ほど。
コースの後半戦は、
上り階段。
子どもを産んでから初めて(2年ぶりくらい)だというトレッキングに、こんなに階段があるとは聞いていなかったと、旦那のコナさんに愚痴るトモさん。
眠ってさらに重くなったソーファットボーイをかつぎ、後ろに持ってかれまいと必死に前のめりにながら、こんなに重いとは聞いていなかったと愚痴るダンナ。
以前、山中湖の石割山で序盤に現れた長い上り階段。
序盤に階段もきついけど、最後に階段ってのもつらいね。
階段をやっとの思いで登り切り、
スタートから約1時間半。
突如現れた
巨大なカウリの木。
そういえば、コースの名前、「Cookson KAURI walk」だった。
写真ではなかなか伝わらないけど、
ゴール地点にあったこのカウリの木は、
本当に大きく、太く、神々しさを感じた。
ゴール地点にカウリの木があると思ってなかったわたしにとっては、
思ってもみなかった感動をいただき、ラッキーという感じ。
木が好きなチチや、
山が好きなダンナチチ、ハハがきたら見せてあげたい。
日本では、観光地や神社にある大木に、
とりあえず抱きついて、どれくらい大きいかインスタ映え写真を撮りがちですが、
こちらのカウリの木は、人が触れることのできないよう柵でブロック(保護)。
写真で見るよりずっとずっと大きくて太くてダイナミックでした。
倒れたカウリの木に生えるコケ。
キレイ…。
ここから女子にありがち?な変なスイッチが入ったのか
コケの写真をとりまくるわたし。
まさにコケ女。
コケ…
苔…
こんなコケ写真をひたすら撮り数十枚。
帰って見返して、このブログの写真以外削除。
帰り道でお昼休憩をはさみ、お弁当を食べることに。
食べる食べる親方。
これでパワーがチャージされたのか、
帰り道を~
親方が~
歩く――――――――――!!!
大人の足で1時間15分ほどの帰り道(復路)を、
半分以上、いや、6~7割は歩いた親方。
ところどころ抱っこされながらも、
ベビーキャリアに入ることなく歩き切りました。
これに関しては、本当にわたしもダンナもビックリで、
成長を感じるとともに、
こんなに歩くのになぜ一向にしゅっとしないのか疑問にも感じたほど。
そういえば帰り道を歩いているとき、
もうすぐスタート地点に着くかなぁ~と思い、
キウイのコナさんに
「We will arrive at start point. 」
と話しかけた。
すると、コナさんが、
「コノ人ナニ言ってるの~?ワカラナイ~」みたいな感じでトモさんに救いを求めた。
つ、通じてない!!!
日本人だったら、わたしが言った英語、なんとなくわかりませんか?
ネイティブには伝わらなかった(発音悪すぎたか?)。
コナさんが訂正してくれた英語はこちら。
「We will be back to where we started.」
だってさ、だってさ、着くってさ、arrive じゃないの?
「スタート地点に着くね。」
ニュージーに来て1年。こんな簡単そうな日本語も通じないわたし。
無事歩き切り、
スタート地点近くにあった広場で少し休憩している間も、
親方は元気いっぱい広場を駆け回っていた。
こどもたちに、トモさんが大人気。
トモさんの取り合いになるも…
「おい、YOUのカアチャンあっちデショウ~。」
「しゅ、しゅいましぇん。」
と(言ってないけど)、トモさんの息子ちゃんに速攻ひっぺがされた親方でした。
(なんか弱いんだよなぁ、親方って。)
久しぶりのニュージートレッキング。
トモさんファミリーと楽しく自然を堪能したし、
なにより親方の元気いっぱいな姿と、
足腰の驚異的な成長を見ることができて、
本当にいい1日でした。