ニュージーと、親方と、ときどきダンナ。

家族3人。ニュージーランドでの初海外ライフ。

世界一の星空、テカポへミッドナイトドライブ。

こんばんは。

 

 

 

 

 

 

 

 

本州に台風が接近しているため

東京も水曜あたりからずっと雨ですね。

 

 

 

 

しかしながら

パワー有り余る3歳男児には

天井の低い小さなマンションに一日中いるのはムズムズするようで

 

 

 

 

 

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雨の中散歩にいく今日この頃。

 

 

 

夫の野球応援グッズ、ヤクルトのミニ傘がジャストサイズなようで、嬉しそうに傘をさしてテコテコ歩いています。

 

 

 

まぁ、これはこれで楽しいけど

早くお日様顔出しておくれ~。

 

 

 

 

 

 

 

さて、ミヤちゃんファミリーと行くクイーンズタウン旅行2日目。

 

 

 

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夕方、家に帰ってシャワーをあびるチビちゃんたち。

 

 

 

 

 

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お世話したがりの若いカップル。

 

 

 

 

 

無事シャワーも浴び、夕飯も食べ終えた夜8時。

 

 

 

 

親方、弟子、ダンナ、わたし

そしてショーにぃ(ミヤちゃんパパ)。

 

 

 

この5人でコソコソ車で出発しましたよ。

 

 

 

 

 

向かった先は…

 

 

 

 

車で3時間!

 

 

 

世界一星空が美しいと言われている

 

 

 

 

 

テカポ湖へ。

 

 

 

 

 

実は今年のお正月に行った、南島のクライストチャーチ

その時も車で3時間ほどかけてテカポ湖へ行きました。

テカポ湖は、クイーンズタウンクライストチャーチのちょうど中間地点にあるんです。

 

 

あいにくの天気のため、お正月に行った際は星空は見られなかった。

 

 

 

 

 

そう

 

 

 

わたしの今回のクイーンズタウン旅行の目的…

 

 

 

 

それは

 

 

 

 

 

待ってろテカポ!星空リベンジ。

 

 

 

 

 

だったのです。

 

ダンナの目的はファーグバーガーですけどね。

わたしはどうしても世界一と言われる星空を見て日本に帰りたかったのです。

 

 

 

 

 

運転をダンナとショーにぃで交代しながら3時間でテカポ湖に到着。

寝ていた親方も、到着すると同時に起きた。

 

 

 

 

もうね…

 

 

 

車に乗っているときからね…

 

 

 

 

フライングウォッチ―しちゃってましたよー

輝く星を!!

 

 

 

 

テカポの星空…

 

 

 

 

 

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すごーーーい!!!!

 

 

 

 

 

息を呑む圧巻の星空。

空を見上げると360度無数の星が散らばる。

こんなの見たことない。

手を伸ばしたら届きそうなくらい星空が近く感じる。

 

 

 

 

 

 

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星のことをもっと勉強していれば、もっと楽しめたかな…

 

 

なんてことはありません!

 

 

 

天体観測のいろはを知らなくても

とにかく美しく、

とにかく感動で、

寒いことを忘れてしまうような、そんな一生に一度の景色でした。

 

 

 

流れ星だってあっちこちに。

生まれて初めて見ましたよ。

 

 

 

宇宙にはこんなに星があるなんて。

神秘。すごーい。

 

 

 

 

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こちらは有名な「善き羊飼いの教会」。

ショーにぃが、セルフタイマーで撮ってくれました。

 

 

 

雲一つない星空。

ありがとう、テカポ!

ありがとう、ニュージー

 

 

 

 

 

 

ということで、大満足で帰路につく5人。

行き同様、わたしは後ろで親方と弟子を見ることに。

 

 

 

 

最初はダンナが運転。

出発早々。

 

 

「朝5時までやっているファーグバーガーにそのまま行こ~。」

 

 

なんて言いながら、楽しそうに会話する助手席と運転席のショーにぃとダンナ。

 

 

 

 

しかし時刻は午前0時過ぎ。

街灯もない真っ暗な一本道を、車のライトだけを頼りにただただ時速100キロで走っていく。

 

 

ダンナが1時間と少し運転し、ショーにぃに交代。

 

 

 

 

そして

ショーにぃが運転し30分もたたないうちに

 

 

 

 

 

ダンナ、爆睡。

 

 

 

 

 

 

 

まぁ、仕方ないよね…夜中だもん。

 

 

 

 

時折飛び出してくる野生のウサギにドキドキしながら

真っ暗な道を走る。

 

 

 

ふと運転席を見ると、ショーにぃが頭をぶんぶんふっていた…。

ぶんぶんぶんぶんふっていた。

 

 

 

 

「これは…癖なのか…。」

 

 

 

 

しばらくしてまた、ショーにぃが頭をぶんぶんふる。

そして、かすかに流れるBGMにのってハンドルを手でたたき、急にリズムにのりだした。

 

 

 

 

 

「ね、眠いんだ…!」

 

 

 

 

 

頭ぶんぶんは癖じゃない、眠いんだ!

 

いや、そりゃそうだろ。

朝から遊びまくって午前3時前。

眠いに決まってる。

 

 

 

後部座席から小さな声でショーにぃに話しかける。

 

 

 

 

「だいじょうぶ~眠いよね~?」

 

 

 

 

「大丈夫やで。」

 

 

 

 

「うさぎ多いね~。」

 

 

 

 

「……。」

 

 

 

 

 

 

 

や、ヤバイ!!!!

 

 

 

プリーズギブミーレスポンス。 

 

必死に助手席のダンナを起こそうとするが、案の定びくともせずに口を開けてグースカピー。

後部座席から渾身のグーパンチをダンナにはなつが効果なく。

 

 

 

 

ドキドキドキドキ…

 

 

 

 

時速は100キロ。 

 

まさか

満点の星空で感動してそのままお星さまになるなんてことはないだろうか…

 

 

 

本気でドキドキしながら、頭の中を宇多田ヒカルの名曲がぐるぐるぐるぐる。

 

 

 

 

 

「夜中の3時AM。枕もとのPHS。鳴るの待~ってるバカみたいじゃーない」

 

 

 

 

 

いっそPHSでも鳴ってくれ!!!

 

 

 

 

 

 

 

ということで、星空からの帰り道。

スリル満点のドライブをなんとか終え、午前3時半。

無事に家に到着しました。

 

 

 

「暗闇に吸い込まれるかと思った。」

 

 

 

到着後、ショーにぃからぞっとするお言葉をいただき、無事に着いたことに感謝。

お星さまにならなくてよかった~。

 

 

 

 

 

 

最初から最後まで、忘れられない夜となりました。

おばぁちゃんになってもきっと覚えているだろうなー。

 

 

 

 

 

でも、本当に星空は最高でした。

世界遺産登録されないかな~。

また見られるかな。

見たいな。

 

 

 

 

さてさて長い2日目が終わりました。

3日目はどんな一日になるのでしょうか。

次回へ続く。