ニュージーと、親方と、ときどきダンナ。

家族3人。ニュージーランドでの初海外ライフ。

心も身体もノットホット。

こんばんは。
 
 
 
 
 
1日空いてしまいましたが、引き続き
「ハマちゃんと行く~~~コロマンデル!!ヨロコンデ!!」
 
 
ダンナとわたしの共通の友人ハマちゃんが先週ニュージーにやってきて、土日を利用してコロマンデル半島を旅行しました。
 
 
 
 
 
さぁ軽いウォーキングのあとお腹をカフェで満たしたハマちゃん一行は、この旅行のメインイベント「Hot Water Beach(ホット・ウォーター・ビーチ)」に向かうことに。
 
 
 
その名の通り
 
ホット
ウォーター
湧き出るビ――――チ!
 
 
なのです。
 
 
カフェがあったTairua(タイルア)を出発し、海沿いに北へと20分ほど車を走らせて到着。
 

f:id:mocoyoneyone:20190802194841j:plain

 
ニュージーでもかなり有名な観光地の一つであるホット・ウォーター・ビーチは、砂浜を掘ると温泉が湧き出てくるという、観光客も大勢訪れるかなり楽しそうなビーチなのだ。
 
 
 
 
よし、寒くなる前にいっちょ掘っちゃろう!
 
 
 
 
と、ビーチに到着したのは午後3時。
あたりを見渡すハマちゃん一行。
 
 
 
 
「え…本当にここ?」
 
 
 
 
と、思わず疑いたくなるほど、ほとんど人がいない閑散としたビーチ。
 
 
 
 
行く気を失せさせる厚い雲と冬の木枯らし。
 
ノットホットなビーチ感がビンビン伝わってくる寂しい光景を見て、明らかにヤル気を失っていくダンナとハマちゃん。
そんな二人に、水着に着替えるよう、ほぼ脅しのようなセリフを吐きかけ、なんとかビーチへと足を向けさせる。
 
 

f:id:mocoyoneyone:20190802200658j:plain

 
「ま、とりあえじゅ~いってみようよ~。」
 
 
ということで、親方も水着プットオン!
 
 
 
 
しかしながら、ビーチをひたすら歩いても、ホットなウォーターでぴちゃぴちゃ楽しむ人はどこにも見当たらない。
とお~く先に何やら数名の人影が見えたので、とりあえずそこにむかってひたすらビーチを歩き続けること1キロ近く。
 
 
 
やっと人影のもとに到着。
一縷の望みであったその人影の正体は、パラグライダーのような、大きい凧のようなよくわからないもので遊びながら、きゃっきゃじゃれている若者2人だった。
 
 
 
 
 
紛らわしいんだよ!!!
 
 
 
 
 
 
と、思わず叫びそうになったけど、ここは30歳をまぁまぁ過ぎた大人3人。
冷静になり、とりあえず掘ってみることに。
 
 
 

f:id:mocoyoneyone:20190802202306j:plain

 
ハマちゃん、掘る。
 
 
 
 
 

f:id:mocoyoneyone:20190802201521j:plain

 

ハマちゃん、まだ掘る。

 

 

 

 

 

f:id:mocoyoneyone:20190802202432j:plain

 

ハマちゃん、あきらめる。

 

 

 

 

 

全っくといっていいほどにノットホットなビーチ。

 

なんで?

場所はここで合ってる…。

 

 

 

そしてついに…ハマちゃんが小さな声で言った。

 

 

 

 

「ネットで調べません?」

 

 

 

 

 

たしかに!

 

 

 

というかなぜ、ここまでくるまで調べなかったのだろう。

慌てて調べると、クリック3秒で出てくるノットホットなアンサー。

 

 

 

『温泉が実現するのは、干潮の前後1時間のみです。必ず干潮時間を調べていきましょう。』

 

 

 

f:id:mocoyoneyone:20190802202659j:plain

 

「まじうけるんでしゅけど~。」

 

 

 

ということで、下調べは大事ですね。

冬の凍える海でひたすら砂を掘り続けるという、クレイジーアジアンピーポーを演じてしまいました。

 

 ちなみに干潮時間は朝の8時前後と夜の8時前後でした。

 

 

 

もう寒いから帰ろうと、来た道を戻ろうとすると、

 

f:id:mocoyoneyone:20190802203234j:plain

 

やけになったダンナが、波打ち際に近づいて穴を掘り、小さな水たまりをつくって

 

「ほら、ここめっちゃホットウォーターやで~。」

 

と、あまり笑えないギャグでハマちゃんを冬の海へといざなう。

それを信じた純真無垢な1歳児親方が、まさかのハマちゃんより先にダンナのもとへとダッシュし、ダンナの作った穴にハマって冬の海で全身ずぶ濡れになるという小さな事件が起きました。

 

 

 

f:id:mocoyoneyone:20190802203725j:plain

 

「ほんまにさいあくやで…。」

 

 

 

 

すっかり心も身体もノットホットになってしまい、 ビーチをあとにしました。

 

 

 

が!ここで終わりじゃありません!

ハマちゃん一行、次の日の朝のリベンジを誓って、この日のビーチをあとにしました。

ホットウォーターリベンジは、次回乞うご期待!