シェイクスピア自然公園でリハビリ散歩
こんにちは。
先週、親方とともに風邪でダウンしたため、かかりつけ医のいる病院に行った。
かかりつけ医(GP)のM先生が、なんとバカンスでお休みとのことで、
がたいの良い、ムキムキでとても感じのいいヨーロピアンの男の先生にみてもらった。
喉から発症するウイルス性の風邪だろうと診察してくれた先生(レンサ球菌なんちゃらってい言われた)。
炎症がひどいので、処方する薬を必ず無くなるまで飲み切るようくぎを刺された。
レンサ球菌なんちゃらと言われたけど、念のため、もしかしたらと思い
「インフルエンザってことないですかね?」
と尋ねると、すぐにインフルエンザの検査もしてくれた。
インフルエンザの検査は、日本でよく行われる、鼻のおく~に綿棒みたいなやつ入れてぐりぐりする痛~い検査ではなく、
口の中にちょんちょんって綿棒をつけて、はいおしまい、というライトなものだった。
「らっき~。ニュージーの検査痛くないじゃん~。うれし~。」
と、ほっとしながら、検査結果は外で待つのかな?と思っていたら、
まさかの結果が出るのに「1~2weeks」と言われた。
え、検査意味ある!?
ぜったい1週間後とか治ってるよね。
「結構重症だから来週また診せにきてね。」と言われたので、
再度、昨日病院に行ったら…
なんと…
親方とわたし、インフルでした。
「喉のウイルスじゃなかったね。出した薬意味ないから、もう飲まないでね♪」
と、てへぺろって感じで先週と同じムキムキヨーロピアンの先生に言われた。
インフルだったのかぁ~そりゃ辛いよね~。しかも親方も。
しかしインフルの検査、あんなに時間かかっちゃ意味ないよね~。
ま、とりあえず元気になったからいっか。
インフルと闘っていた約1週間は、ほっとんど歩かなかった。
全然食べられず、2キロほど痩せてしまい、なんかもうへろへろって感じになってしまったので、
ダンナがリハビリがてらウォーキングしにいこうと言ってくれた。
そして先週末行ってきたのが
「shakespear regional park(シェイクスピア自然公園)」。
リージョナルパークは「自然公園」という意味らしい。
オークランドだけでも自然公園はたくさんあって、そのどれもがとにかくひろ~い。
今回のシェイクスピア自然公園は、オークランドから北へ北へと車で50分ほど。
地図で見ると、Whangaparaoa(ファンガパラオア)という半島の先~っぽにある。
半島の先っぽがそのまま公園になった!みたいな感じなので、
もちろん、四方を海で囲まれていて、
こ~んなかんじの海がもうどこ見てもある。あっちみてもこっちみても。
親方も海を満喫中。
話変わって、9月2日は、実は「Father's DAY」。
そう、父の日でした。
ニュージーは、9月の第1日曜日が父の日なんです。
というわけで、かねてよりダンナが欲しがっていた登山靴をプレゼント。
まぁダンナはわたしのチチでもなんでもないんだけど、
高い歯の治療費で家計を圧迫していることに負い目を感じていることもあり、
歯の治療費に比べたら登山靴の1っこや2こや3こ、全然安いんだけど、
これでおあいこでしょ?って思いたくて、ダンナにもお金を浪費してもらった。
それがこちら!
登山靴を買ってから、明らかにうずうずソワソワしていたダンナ。
天気の良い日に履けてよかったね~。
さてさてこんな感じの自然公園入り口を入っていくと
すぐにこんな素敵な道が続く。
緑の隙間から日がさして、とてもきれい。
とことこ歩いていくと
途中で森の妖精発見。
ではなく、なんともかわいらしい、小学3年生くらいのちょっとぷっくらした女の子2人。
「あらあらかわい~。」と思いながらこの妖精2人を追い抜いて歩いていくと、
なにがツボだったのか分からないけど、わたしの後ろをつかず離れず一定の距離を保ちながら妖精たちがついてくるではないか。
くすくす笑いながらずっとついてくる女の子たち。
止まると止まるし、歩くと歩く。
わたしは後ろが気になってしょうがなかった。
この奇妙な妖精たちの行動に、
ダンナはまったく興味ないのかどんどん先へ行ってしまう。
「え?見えてるよね?」って心配になるくらい、あまりにも興味を示さないので、
「ねぇねぇ、わたしの後ろに女の子いるよね?」
と、「え、怖い話?」みたいな問いかけを思わずしてしまった。
が、どうやらダンナにも見えるらしく、本当の妖精じゃなくてよかった。
そんなこんなで歩いていくと…
いきなり草原キターーーーーー!
う~ん。キレイ。そして相変わらず誰もいない。
この日は本当に天気が良い。
どこまでも続く道と草原。そして青い空~。
なんというか、そう、心が洗われて無になる感じ。
ここにも無になった子豚が1匹。
親方、この日は終始ぽか~んとしてた。
「こんな感じでええ?」
と、頼んでもないのにおニューの靴でポーズを決めだすダンナ。
とりあえず撮っておきました。
羊も草原に放し飼いなので、ものすごい近くまで寄れる。
子羊もいてとてもかわいかった~。
大草原にごろんとしてお昼寝でもしたくなるようないい天気だったけど、
いかんせん羊のウンチだらけで、草原ごろんはあきらめた。
草原ごろんはできなかったけど、久しぶりに7000歩くらい歩いてリフレッシュできました。
ちなみに妖精たちとは、駐車場に戻る最後の最後まで一緒でした。
なんだったんだろう…。
ニュージーで再びがんばろ~
こんにちは。
わがやの漫画・洋服スペースの壁に、ひっそりと貼られている大きな1メートル以上あるニュージーの地図。
希望を胸にニュージーにやってきたのはもう4か月も前。
「どうせならいろいろなところへ家族で行こうね!」と本屋で地図を買い、
行ったところには「ニコちゃんマークのシール」を貼っていこうと決めた。
どんどんニコちゃんシールで埋め尽くされていく地図を楽しみにしてたのだ。
しかしながら、島国ニュージーと言えど、北海道を除いた日本くらいの大きさがあるわけで。
南島に行こうならばもちろん飛行機が必要なわけで。
小さい親方を連れてホイホイ車で5~6時間簡単に出かけられるわけもなく、
唯一遠出した、車で3時間のロトルアで、ニコちゃんマークが寂しく笑ってるのみ。
さらには最近、歯が痛くなったり、体調を崩したりと、
どこか行くことを考える余裕もなく、土日も寝込んでいることが多かったわたし。
ニュージーのいろいろなところへくりだすどころか、
「これで何度目ですか?」とつっこまれてしまう、まさにホームシックになっていた。
ここ数日の口癖といえば、
「大戸屋行きたい。お風呂入りたい。家族会いたい。高野のパフェ食べたい…。」
あの熱い思いはどこへ…。
もうニコちゃんシールなんて貼れなくていいから日本かえってゆっくりしたい。
なかなか沈む気持ちを浮上させられずにいた。
すると、今朝、使われず寂しそうだったニコちゃんシールを、
親方がペタペタ身体中に貼りまくりだした。
地図にも床にも貼ろうとしだす。ひとりできゃっきゃ笑ってる。
親方なんか楽しそうだな~…
親方ずっと笑ってるな~…
ホームシックになってる場合じゃないか!
なんか、ふとした瞬間だったけど、すこし元気な気持ちが戻ってきました。
どうでもいい話だけど、なぜか気分が落ち込んだり、塞いでしまったりすることあるよね~。
たくさん食べて、がんばろうと思います。
満足したのか眠る親方。
カァチャンがんばるね~。
そういえば、親方の誕生日プレゼントに、
わたしとダンナは手押し車のような、おもちゃの乗り物をプレゼントしました。
(あと、ぜったいダンナが欲しかっただけだと思うスターウォーズのライトセイバー。)
おもちゃ屋さんへ行き、お目当ての手押し車を探したわたしたち。
「あったあった。これやない?」
「え、25ドルと50ドルと、、、高いやつは100ドル以上するね。」
「最初やし、いっちゃん安いやつでいいんじゃない?」
みたいな会話のもと、一番安い車を購入。
当日開けて組み立てると、「うん、25ドル納得♪」みたいな、
ペラペラでかる~いプラスチックの車が組みあがった。
すると、まさかのお隣ウェン&ナイさんから…
お誕生日プレゼントを
いただく…
かぶった~どっちが高いか一目瞭然~~
なんか、鼻を押すといろいろな音楽鳴るし、
走りも滑らかだし、
なんてったって重みが違う。
一つだけ勝てるとすればシートのなかに物を入れられる…くらい。
あっという間にわたしたちがあげた車は、
隅のほうでオモチャ入れと化し、寂しそうに停車していた。
いやいやでも、子どもにあげるプレゼントって、いくらまで出していいか迷うよね。
1万円くらいのものって常識の範囲内なの?
今度アネに聞いてみよ~。
親方1歳おめでと~!in ニュージー
こんばんは。
昨日から、
親方に手をはらわれる。
手握ろうとしたり、ほっぺ触ろうとしたり、抱きつこうとしたりすると、
「やめい。」
みたいな顔でわたしの手をはらったり、手ではらわれたりする。
ここ数日、わたしはほとんど寝たきりだったため、
多くの時間をダンナが見ていてくれたせいなのか。
あの後姿、うらやましい。
さて親方バースデー当日は、
なんと、わたしのニュージーのダディこと、ダンナのビジネスパートナーである、グレさんのお宅にお邪魔することになっていた。
グレさんの奥さん、チカさんが、親方の誕生日を覚えていてくれて、夕飯に招待してくれたのだ。
夕方までなにもしないのもアレなので、
前夜祭リベンジということで、ランチバースデーをまたまた3人で開催。
つ、使いまわし感、ビンビンきてる!
前夜祭で出した6枚重ねのリンゴパンケーキが3枚に減っただけ(親方食べたから)。
ダンナと無心で食べた鳥の丸焼きを、裏返してそれっぽく盛りなおして出すという強行手段。
まぁ、本番は夜だから…
お~親方もまんざらじゃない様子。
それもそのはず。実はこのとき、下半身で大量のウンチをもらしている。
その後お風呂へ直行することになる。
この日のために、
北半球のジィジ、バァバからプレゼントが!
メッセージカードやプレゼントに囲まれて、親方嬉しそう~!
(ここでトオチャン、カアチャンウンチに気付き衣装替え~。)
「日本のジィジ、バァバ~プレゼントうれしかったで~♪」
さぁさぁ夕方になり、グレさんチカさんのお宅へGO!!
いやぁ
想像はしてたけど
おうちすご~~~~い!!
暖炉の火がゆったりと燃えていて、
窓の外にはおしゃれなウッドデッキのテラス(お庭?)と、
信じられないくらい大きな南国っぽい木がど~んとたたずみ、
そう、リゾートホテルみたいだ!
オレンジ色のやさしい照明が、なんともいえない雰囲気で、
大きなグラスを片手にくるくるしながら暖炉の前でワインを飲むグレさんの光景が目に浮かぶ。
(実際その晩飲んでいたけど。)
ひとりおうちに感動していると、親方にプレゼントをいただいた。
親方とっても嬉しそう~。
そしてこの日のために、すごいご馳走をチカさんが用意してくれた!
ムール貝にラム肉、ポテトのグラタンに、鯛のお刺身までさばいてくれたのだ。
なにからなにまですごい~。
食器類もオシャレ~。
「お…なんや、こっちみとるやん。ずいぶん鼻ぺちゃやん。じぶん。」
と、親方は鯛に興味津々。
そしてうれしいことに、お祝いだからとお赤飯まで炊いてくれていた。
「おせきはん、うま~。カアチャン、チキン買っただけや~ん。」
と聞こえてきそうなくらい、親方もたくさん食べていました。
チカさん、お料理ありがとうございました。
グレさん、親方とたくさん遊んでくれてありがとうございました。
ニュージーで出会って4か月ばかし。
こんなに祝ってもらえて、親方は幸せ者だねぇ~。
北半球からはるばる届いたメッセージカードやプレゼント。
みんなに祝ってもらえて、親方は人気者だねぇ~。
親方、1歳もすくすく成長してね~!
親方0さい、さいごのひ!
お久しぶりです。
またまた止まったブログ。
そう、ブログが止まったら
そう、風邪ひいた~~~~。(また?)
先週末から39度の熱が出て、咳とのどの痛みで眠れず、食欲もなく、ただただだるい。
ただベッドに横たわるだけのなんの役にも立たないカタマリになってました。
ニュージーにきて、たぶん風邪を引くのは2回目。
歯の痛みで熱が出たのを入れれば3回目。
横たわっている間に考えていたのは、なぜこんなに体の不調が続くのかということ。
「もしかしたら」「ひょっとすると」
と、悪いことばかり考えたけど、どんなに考えたってすぐに体調は良くならないわけで、
最終的にはアレのせいにした。
そう、アレ。
厄年!
それっぽい答えが見つからないとだいたい厄年とか大殺界のせいにするよね。
正確に言うと今年は前厄なんだけど、
女性は30代、3分の2が厄年というトンデモない試練に立ち向かわなくてはいけないなかで、
どうやら来年の33歳は「大厄」という、いっっちゃんヤバイやつらしい。
「大厄」……(ごくりっ…)。
そのいっっちゃんヤバイ厄年と闘うためには、「アイテム」が必要だ。
ということで、少し体調が落ち着いた昨晩、ハハと真剣に話しあった。
養命酒?
命のハハ?
黒酢?
ニンニク玉?
適度な運動とバランスのとれた食事…
とか、そんなのはとっくに分かってる。
そういうのじゃなくて、もうお金にものをいわせて、手っ取り早く、
免疫力をつけたい!
みなぎる力がほしい!
あたたかい身体がほしい!
ということで、なにかいい健康アイテムないかなぁ。
「これキクよ!」というオススメがあれば、ぜひ教えてください。
実は今回のなが~い風邪のなかで、ゲホゲホゲホゲホやっていたら、
親方に風邪がうつってしまった。
そりゃそうだよね…。ごめんよ親方。
要介護2人を家に抱えながら、
ダンナは仕事して、
雑炊作ってくれて、
洗濯してくれて、
「風邪にはビタミンや!」とフルーツを盛ってくれた。
こんなにきれいにオレンジをむける男性は、
ほかにダンナチチくらいしかいないのではないか。
というくらい食べやすいオレンジ。
食欲がないわたしの口に、もりっとフルーツを押し込んでくれた。
フルーツのおかげで、親方も1~2日で治りました。
うぅ…ありがとう。ダンナ。
最近感謝してばっかで、感謝されること、ひとつもしてない。
厄年のせいにするまえに、ひとつずつ、がんばっていかないと~。
さてさてカァチャンがこんなヘボくなるまえ、
カァチャンの風邪なんて本当にどうでもいいほど、
とってもとってもビッグなイベントがあった。
そう、親方!ファーストバースデー!
ファーストバースデーって、色々と力を入れるファミリーが多いのね。
そういえば、お隣のウェンさんも、
ニュージーでも1歳の誕生日は一番盛大に祝う!って言ってた。
大きなケーキを用意して、家族、親戚、お友達でお祝いするんだと。
日本では、そういえばオイッコが1歳のとき、家族に囲まれながらお餅を背負っていたのを思い出す。
1歳のお祝いの習わしといえば「一升餅」。食べ物に困らないように願いを込めて。
しかしここはニュージー!
お餅もなければジイジ、バアバもいない。
お祝いしてくれそうな人はみな北半球。
ダンナとわたしでできること。
う~ん。
とりあえず前日もお祝いするか。
と、2回お祝いすればなんかうれしいよね作戦!
ということで、前夜祭を開催することに。
前夜祭開催を思い立った当日の午後。
ダンナに早く帰ってきてねとメール。
超特急で買いものに行き、とりあえずケーキっぽいものをつくる。
親方大好物の(というかこれ以外作ったことない)パンケーキ。
しかも前夜祭特別バージョンのリンゴ入り。
これを重ねて、
ケーキっぽくして、
粉砂糖振って、
メッセージ…よしよしよし。
あれ…?
こどもの成長を祝うバースデープレート…
なんか不吉なメッセージに見えないか!?(汗)
例えばこれが、バァチャマの誕生日前夜祭ケーキで、
「バァチャマ86さい さいごのひ」
だったら…
なんか笑えない。
と、しどろもどろしているうちに、ダンナも帰ってきて、前夜祭スタート。
「さいごのひ」という不穏なメッセージのせいか、はじめから不機嫌な親方。
ダンナががんばって笑わせようとするも、撃沈。
せめて集合写真だけでも笑ってくれればいいと、
脇をつついたり、ぴゅーぴゅー言ったり、説得を試みるも撃沈。
ただただ、初めての骨付き丸ごとチキンを、
ダンナとわたしで無心でしゃぶりつく静かな前夜祭となった。
ちなみにこのチキンはもちろん買ったもので、
どこのスーパーでも10ドルくらいで売っている。
オーブンでゆっくり温めなおしたら、とてもしっとりおいしかった。
この日のベストショットはこちら。
いやいや親方!
本番は誕生日当日だ!
前夜祭のリベンジするぞ~。(つづく)
ニュージー歯医者の通院始まりました。
こんにちは。
昨晩、親方が好きな子供向けの音楽番組「Little Baby Bam(リトル・ベイビー・バム)」、通称「リトベビ」さんを流してたら、いつになく真剣に見ていた。
「さぁお風呂入るかな。」とテレビを消したら
めっちゃ泣いた。
持っているものをとりあげたり、見ているテレビを消したりすると、
ぐずったり、怒ったりするようになってきた。
「自我」の芽生え。
好きなものが無くなってしまい悲しいっていう感情がすでに育っていて、
あまりにも悲しい顔するから、わざとテレビつけたり消したりしたくなるw
テレビつけると泣きながら見る。
消すとすぐに前の写真のように泣く。
子育てっておもしろ~い。
そういえば昨日歯医者に行ってきました。
憂鬱の通院スタートです。
「一番ヤバイやつから治療をするね。」みたいなことをいわれ、さっそくスタート。
予約時間は1時間。
ニュージーは治療費が保険外なのでものすごく高いのだけど、
一気に治してくれるということで有名らしい。
友達の旦那さんが、手ごわい虫歯の治療をニュージーでしたら、
なんと治療時間3時間。
最後は口が開かなくなったらしい。
「そうだよね。1時間とか口開けてたことないし、最後開かなくなったらどうしよう。」
という心配もむなしく、
治療開始後早々に、口をがっと開かせる金属の道具をはめられた!
「マジか…。」
そのあと、その金属の輪っかみたいなのに、厚めのサランラップみたいなものをはさみだす。
まさに口にラップをしている感じ。
そして、治療する歯だけ出てくるよう、そのラップに切れ込みを入れだした。
(舌で治療してる歯や器具を触らないようにするためかな?)
さらに、パーティーグッズショップとかで売っていそうな、レンズが星の形したサングラスを渡され、かけることに。
と思ったけど、英語も分からないので装着。
口にラップ。目にはファンキーなサングラスで治療がはじまった。
もはや口が閉じてしまう心配なんていらなくなったけど、
本当に口を開けたまま全然動かせないので、非常につらい。
そしてラップの下の舌が乾く乾く。
銀のかぶせものをしてある歯を、慎重に慎重に削っているらしいドクター。
相当大変だったらしく、
とても人のよさそうなやさしいおじちゃんのドクターが、
険しい顔で
「so difficult... oh.....no....」
と、小声で何度もつぶやいていて、気になって気になって気が気でなかった。
しまいには友人のグレさんに電話しだして、
「この歯はいったい日本でどんな治療したんだ!めっちゃ大変なんだけど!」
みたいなことを話し出して、内心ドキドキドキドキ。
「グレさんに聞かないでおくれよ、ドクター。」と思いつつも、わたしに聞かれてもわからないし、話せないと気づく。
そういえば、毎度歯医者を変えるたびに、「前の歯医者の治療がダメだ。」みたいな話になる。
そのたびに、わたしはいつも悲しくなる。
一生懸命通院してた今までは、なんだったんだろう。
そして何を信じればよいのだろう。
いっそ歯医者になるしかないのかしら。
そんなどん底の気持ちで口を開け続け、気が付けば1時間半!
金属外されたあと、口がなかなか閉じられず、あごがガクガクだった。
はーやだやだ。
早く終わらないかな。
また来週もがんばらないと
調子に乗ってしまった1日。
こんにちは。
今日も、「あ、これが昨日、ウェンさんが教えてくれたマグノリア(モクレン)だ~。」なんて、家の前に咲く花木を優雅に見つめながら、
意気揚々と車で英語のレッスンに行ってきた。
もちろん親方をチャイルドシートに乗せて。
わたしが使っている車である、日産ノートのナビが先週また壊れてしまい、
中国語のエラーメッセージが出ている。
でも、わたしには最強のドライブのお供がある。
世界中の老若男女が使っている超便利マップ「Google map」。
今週から使い始めたら、使いやすくて使いやすくて。
「ナビなんていらないじゃん!Google mapサイコー!」と思いながら、
英語のレッスンが終わったあと、いつもダンナに運転してもらって行く、
大型ショッピングセンターの「Sylvia Park(シルビアパーク)」まで行っちゃうノリノリさ。
歯が痛くなくなって、
日常が戻ってきて、
なんだか運転もうまくなった気がするし、
Googleさんは使いやすいし、
もうすぐ親方の誕生日だし、
まぁとりあえず、調子に乗っていたのかもしれない。
買い物中、友人へのプレゼントはどっちがいいか~なんてダンナと携帯で話しながら、
だいたい用事が終わったのでそろそろ帰ることに。
駐車場で、目的地を自宅にぽちっと設定!
か~んたん!
と思っていたら、帰りの経路がいっこうに出てこない。
電源切っても、ジーっと待っても、ネットワークがつながらない。
Googleさん応答しない。
ダンナに電話もできない。
ラインも送れない。
「え、なんで?」
とにかく携帯が使えなくなった。
そしてナビ is broken.
「ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ、帰れるかな。」
と、とりあえず出発して、なんとなくこっちかなぁ~を5回くらい繰り返したら、まさかの高速に乗ってしまう。
「ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ、100キロだ。」
と、とりあえず速攻で次の出口で高速をおりる。
そこからも、なんとなくこっちかなぁ~を5回くらい繰り返したら、「あれ、ここさっきも通ったな。」 が3回くらいあって、20分くらいして大きな電気屋さんに駐車して深呼吸することに。
何度やってもやはり携帯応答しない。
シルビアパークからずっと泣き叫んでいる親方。
泣いてる親方を抱っこして、最大限の困っているアピールをしながら電気屋さんの男の人に
「Can I use your phone?(あなたの電話貸してくれませんか?)」
と、唐突に聞いてみるも、やんわり断られる。
ここら辺から心が折れ、もう一回だけトライしよう再出発するもどんどんどこにいるのか分からなくなり、さまようことさらに20分…
「Wasabi SUSHI」という看板を見つけ、とっさに入ることに。
本能が「日本」に助けを求めていた…。
電話を貸してもらおうと話しかけるけどまさかの中国人。
身振り手振りで「get lost」中であることを伝えると、快く電話を貸してくれた。
それからはダンナに平謝りして状況を説明して、仕事中大変お忙しい中、迎えに来てもらいました。
(結局家の方向とは反対のほうへ行っていた…。)
ここはニュージー。
調子に乗ってはいけない。
運転もまだまだ練習が必要だし、
道だって全然覚える努力もしていない。
携帯が無くてはなにもできない最弱な生き物であることを自覚しなくては。
初心に帰り、
あらゆる事態を想定し、
つねに親方第一で成長しなくては。
しっかりしなければ。
と、とにかく反省した1日でした。
しかし、なんでダンナって、あんなにニュージーの道を熟知してるんだろう?
反省しながら「ダンナマジリスペクト」な1日でもありました。
親方は泣き疲れ、帰り道はぐっすり。
家でもしばらく寝ていて、起きて早々に、最近ハマっている「おしりふき抜き抜き」をして、おしりふきを全部出していたのを発見したけど、「は~家に帰れてよかった~。」という思いが強くて、愛おしくてたまらなかった。
もう少し、しっかりするよ、カアチャン。
キウイにはガーデニング好きが多いらしい。
こんにちは。
昨晩、ダンナの実家でダンナハハが作ってくれる、
わたしの大好物でもある「中華鍋」を作ってみた。
このようなリボンのような、贈り物のような形にワンタンの皮で具を包み、
レタス、しいたけ、厚揚げなどと一緒に、
ごま油、しょうゆ、ラー油などを混ぜたタレをつけて、
ハフハフしながらビールと一緒に食べるこの「中華鍋」。
最後は卵の中華麺でしめる!のがダンナ家流。
中国系のスーパーが多いため、
日本の横浜や神戸にある中華街で売っているような、
卵麺やワンタンの皮、中国の辛いラー油などが簡単に手に入るため、
「意外と簡単にニュージーでも作れるじゃん!」と思ってたら、
肝心なものがなかった。
「カセットコンロないじゃん!」
日本から引っ越すとき、航空便に入れようとしたらNGになったカセットコンロ。
ぐつぐつやりながらハフハフはできなかったけど、
ダンナの実家の味に近いものができ、ダンナも親方も満足してくれました。
(親方は、ワンタンも最後の卵麺もバクバク食べて、食後、信じられないほどおなかが出ていた。)
今日は久しぶりに、車で20分ほどのPanmureのプレイグループで、
whatとかhowとか、英語の勉強をしてきたあと、
お隣のウェンさんに誘われてお散歩に行ってきた。
ウェンさんが、歩いて10分くらいのところにある、ガーデニングショップに行きたいとのことで、そこまでお散歩することに。
そうそう、今日も朝からガーガーギコギコと業者の人がウェンさんのお庭の木を手入れしていた。
ウェンさんはいろいろな苗木や花をマイガーデンで育てているらしい。
確かにいつもおうちにはお花が飾られているし、
このまえはプラントをプレゼントしてくれた。
みたいなことをお散歩中言っていて、好きな花や木のことを楽しそうに話すウェンさんは、とてもキラキラしてて、
わたしはいつもどおり、
「Oh! Really??」とか「I think so.」とか、
あたかも「わたしもお花好きなのよ~。」感をだして話を進めていたけど、
ガーデニングはわたしのなかで、「手を出してもどうせ3日と続かない趣味になるランキングベスト5」に入るものだった。
さらに3週間前にもらったプラントはもう全部枯れてしまったとは、口が裂けても言えなかった。
いや、手入れされたお庭や美しく咲く花たちを見て、
「きれいだな。」と思う心は存在するのだけど、
ガーデニングという崇高な行為をするレベルに、人間としてまだ達していない感じがする。
そんなどうでもいいことを考えてたらお店に到着!
車でよく通るこのガーデニングショップ。
もちろん入るのは初めて。
お花や苗木、ハーブに観葉植物、これどうやって持って帰るの?と思うような大きな木も売っていて、大仏とか七福神みたいな置物や、ガーデニンググッズもたくさん取り扱っていた。
こういうお店が、たしかにニュージーにはいたるところにある。
ウェンさんはほとんどの花の名前を知っていて、一つ一つ教えてくれた。
お店の中には、お花に囲まれたカフェがあり、
ウェンさんがコーヒーとケーキをごちそうしてくれた。
買ってくれたパウンドケーキを、「あれ?落としたかな?」と思うほど親方が瞬殺でたいらげてしまったため、ウェンさんが自分のケーキを半分くれた。
「よし、カアチャン、いつかガーデニングが似合う女になるわ。」
と心のなかでつぶやき、ガーデニングショップをあとにしました。
うちにも広い庭があるけど、庭担当はダンナだから、
とりあえずダンナの趣味になるよう洗脳してみようかしら。
そんな1日でした。