調子に乗ってしまった1日。
こんにちは。
今日も、「あ、これが昨日、ウェンさんが教えてくれたマグノリア(モクレン)だ~。」なんて、家の前に咲く花木を優雅に見つめながら、
意気揚々と車で英語のレッスンに行ってきた。
もちろん親方をチャイルドシートに乗せて。
わたしが使っている車である、日産ノートのナビが先週また壊れてしまい、
中国語のエラーメッセージが出ている。
でも、わたしには最強のドライブのお供がある。
世界中の老若男女が使っている超便利マップ「Google map」。
今週から使い始めたら、使いやすくて使いやすくて。
「ナビなんていらないじゃん!Google mapサイコー!」と思いながら、
英語のレッスンが終わったあと、いつもダンナに運転してもらって行く、
大型ショッピングセンターの「Sylvia Park(シルビアパーク)」まで行っちゃうノリノリさ。
歯が痛くなくなって、
日常が戻ってきて、
なんだか運転もうまくなった気がするし、
Googleさんは使いやすいし、
もうすぐ親方の誕生日だし、
まぁとりあえず、調子に乗っていたのかもしれない。
買い物中、友人へのプレゼントはどっちがいいか~なんてダンナと携帯で話しながら、
だいたい用事が終わったのでそろそろ帰ることに。
駐車場で、目的地を自宅にぽちっと設定!
か~んたん!
と思っていたら、帰りの経路がいっこうに出てこない。
電源切っても、ジーっと待っても、ネットワークがつながらない。
Googleさん応答しない。
ダンナに電話もできない。
ラインも送れない。
「え、なんで?」
とにかく携帯が使えなくなった。
そしてナビ is broken.
「ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ、帰れるかな。」
と、とりあえず出発して、なんとなくこっちかなぁ~を5回くらい繰り返したら、まさかの高速に乗ってしまう。
「ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ、100キロだ。」
と、とりあえず速攻で次の出口で高速をおりる。
そこからも、なんとなくこっちかなぁ~を5回くらい繰り返したら、「あれ、ここさっきも通ったな。」 が3回くらいあって、20分くらいして大きな電気屋さんに駐車して深呼吸することに。
何度やってもやはり携帯応答しない。
シルビアパークからずっと泣き叫んでいる親方。
泣いてる親方を抱っこして、最大限の困っているアピールをしながら電気屋さんの男の人に
「Can I use your phone?(あなたの電話貸してくれませんか?)」
と、唐突に聞いてみるも、やんわり断られる。
ここら辺から心が折れ、もう一回だけトライしよう再出発するもどんどんどこにいるのか分からなくなり、さまようことさらに20分…
「Wasabi SUSHI」という看板を見つけ、とっさに入ることに。
本能が「日本」に助けを求めていた…。
電話を貸してもらおうと話しかけるけどまさかの中国人。
身振り手振りで「get lost」中であることを伝えると、快く電話を貸してくれた。
それからはダンナに平謝りして状況を説明して、仕事中大変お忙しい中、迎えに来てもらいました。
(結局家の方向とは反対のほうへ行っていた…。)
ここはニュージー。
調子に乗ってはいけない。
運転もまだまだ練習が必要だし、
道だって全然覚える努力もしていない。
携帯が無くてはなにもできない最弱な生き物であることを自覚しなくては。
初心に帰り、
あらゆる事態を想定し、
つねに親方第一で成長しなくては。
しっかりしなければ。
と、とにかく反省した1日でした。
しかし、なんでダンナって、あんなにニュージーの道を熟知してるんだろう?
反省しながら「ダンナマジリスペクト」な1日でもありました。
親方は泣き疲れ、帰り道はぐっすり。
家でもしばらく寝ていて、起きて早々に、最近ハマっている「おしりふき抜き抜き」をして、おしりふきを全部出していたのを発見したけど、「は~家に帰れてよかった~。」という思いが強くて、愛おしくてたまらなかった。
もう少し、しっかりするよ、カアチャン。