ニュージーと、親方と、ときどきダンナ。

家族3人。ニュージーランドでの初海外ライフ。

ミヤちゃんファミリーと歩く!フヌア自然公園。

こんにちは。

 

 

 

 

 

 

ひっさしぶりに…

 

 

 

 

歩いてきました!inニュージー

 

 

 

 

ということで、ひさびさに

ニュージーらしい自然あふれる写真をお届けできます。

ロックダウン、終わったんだなぁ~。

 

 

 

 

 

 

先週土曜日に行ってきたのは

オークランドから車で南東へとわずか45分。

オークランドにある26の自然公園の一つ「Hunua Regional Park(フヌア自然公園)」という、これまた大きな公園に行ってきました。

 

 

もちろんダンナチョイス。

 

 

 

今回はダンナと親方とわたしの3人だけではありません。

 

先週月曜日から始まった親方のデイケア

そこで再会した親方とカノジョの「ミヤちゃん」。

 

 

 

久しぶりの再会を果たした、ふたりの愛はもう止められない!

 

 

 

ということで、土曜日だというのにミヤちゃんファミリーにも来ていただきました。

 

 

「ミヤちゃんいれば親方きっと歩くだろう…しめしめ。」

 

 

という親の魂胆は隠しつつ

「あまり普段歩かない!三度のウォーキングより酒が好き!」というミヤちゃんパパママの「ショーにぃ」と「ミドさん」にもお弁当を持参していただき

午前11時半、2ファミリーでいざ出発!!

 

 

 

 

 

 

 

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やはり一人だけどこか玄人感ビンビンなダンナが、コースを確認。

 

 

 

 

 

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どうやらこの赤い線で囲った「Cossey&Massey Track」という、所要時間約3時間約8キロのコースを歩くようだ。

 

 

 

ふむふむ、オッケー。

今11時半前だから、まぁお弁当食べても3時のおやつの時間には帰ってこれるわけね。

 

 

 

 

ん…。

 

 

 

 

このセリフ…

 

 

 

 

以前もどこかで聞いたような…。

 

 

 

 

 

そういえば、お正月に行ったクライストチャーチ旅行。

世界遺産マウント・クックの「フッカー・ヴァレー・トラック」も

3時間と信じて出発したが、結局倍の6時間かかり、心身ともにヘトヘトになった苦い思い出がよみがえる。

 

 

 

 

「ほ、本当に3時間で帰ってこれるのか…?」

 

 

 

多少の不安を胸に、妊婦、行きま~す!

 

 

 

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カウリの木を守るために、おなじみの靴ウォッシュで土などを落とします。

親方も慣れたもんです。

 

 

 

 

 

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スタート地点からすぐの橋をわたると

右手には

 

 

 

 

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「Cossey&Massey Track」の名物の1つである「Funua Fall(フヌア大滝)」が。

こちらの滝、オークランド地域で最大級の大きさで落差30メートルとのこと。

 

 

 

 

 

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橋を渡って

右へ行くとフヌア大滝。ふむふむ、20分で行ける。

左へ行くと「Cossey&Massey Track」スタート。ほ~3時間かかる。

 

 

 

「さぁ!フヌア大滝へ…レッツゴー!!!」

 

 

 

とはとても言えず

滝は帰りに見ることにしてレッツ!トレッキング。

しかし本当に3時間で戻ってこれるのだろうか…6時間かからないだろうか…

 

 

 

 

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カノジョの手をとりずんずん進んでいく親方。

ロックダウンが終わったニュージー

心なしかすれ違う人も多いような気がする。

 

 

 

 

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「あとでカァチャンたちまこうぜ。」

 

 

「そうしましょ。」

 

 

そんな会話でもしているのかしら。

 

 

 

 

子どもたちをダンナとショーにぃのパパチームに任せ

ミドさんと女子トークしながら軽快に足を進めていくこと40分。

 

 

 

 

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「あれ、行き止まり?」

 

 

 

ヤバイ、道をまちがえたと焦るミドさんとわたしの横を

ノープロブレム、ノーウォーリーとサクサク木をよけて進んでいくキウイたち。

 

はい、ただ木がばさーっと倒れているだけでした。

 

 

 

 

 

さて、今回の「Cossey&Massey Track」。

階段が多く、階段好きの親方にとっては好都合なトラックだった。

 

 

 

 

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ダンナもわたしもビックリするほど、自分の足でどんどん進んでいく親方。

心なしか表情にも自信があふれている。

 

 

 

 

一方、カァチャン。

行きの道として選んだ「Massey Track」は上り階段が多く、徐々に徐々に疲労が蓄積してくる。

 

 

 

時刻は12時半。

だんだんお腹もすいてきた。

 

 

 

目指すお昼休憩ポイントはまだなのか。

 

 

 

「ねぇねぇ、あとどれくらい?」

「お腹空いたなぁ~。疲れてきたなぁ~。」

 

 

 

と、お決まりのセリフでダンナにプレッシャーをかける。

 

 

 

そんなカァチャンをやんわりとなだめ、

ダンナと親方はテンポよく足を進めていく。

 

 

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あらま、いい脚してるじゃない。ダンナよ。

すじ、ピーン!って感じ。

 

 

こんなちょっとスパイスのきいた道も、男2人、楽しそうに乗り越えていく。

 

 

 

 

歩き始めて1時間45分。

時刻は午後1時をすぎた。

 

 

ぶっちゃけ疲れてきて、言葉数が減ってきたわたしのうしろで

急にミドさんが

 

 

 

 

 

「あ、空が近くなってきた…。」

 

 

 

 

と、あたかも「風の谷のナウシカ」のような「山ガール歴10年です。」かのような発言をぶちかましてきた。

 

 

 

 

「きっとBeautiful spotはもうすぐですよ。」

 

 

 

 

お昼休憩ポイントをBeautiful spotと呼ぶミドさん。

そんなわけわからないミドさんの発言を鵜呑みにしてしまうほど疲れてきたわたしは、「そうだ!もう少しだ。」と謎の気合を入れなおす。

 

 

 

ところが10分後…

 

 

 

 

「あ、空が遠くなってきた…。」

 

 

 

 

 

 

おいおい…

 

 

Beautiful spot近いんじゃないの!?

 

 

 

 

そんなミドさんの謎発言に振り回されながら歩くこと2時間と少し。

 

 

 

 

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ついにBeautiful spotが!!

 

 

 

 

 

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Beautiful spotの正体は、なんとダムでした。

 

 

 

フヌア自然公園には3つの大きなダムがあるようで、そのうちの1つである「Cossey Damを目指すコースだったのだ。

着くまで全然知らなかった。

 

 

 

 

水不足が深刻なオークランド

ダムの水もかなり減っていて、本当に大変な状況だとニュースでも取り上げられている。

 

 

 

どれどれ、ダムよ…どんな感じなのか…

 

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「うわっ。ダムの水めっちゃ減ってるやん…。」

 

 

と、ダンナがつぶやいた。

 

 

 

「ほんとうだね~。」

 

 

 

と、わたしもつぶやく。

 

実際ダムを見ても、この水量が普段からそんなに減っているのかはよくわからなかったが、ダンナが「めっちゃ減ってる。」と言うので、適当に知ってる風を装って相づちを打っておいた。

 

 

 

 

さて、お腹空いたねぇ~。ということで

 

 

 

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お昼タイムだ!

 

卵焼きにインゲンの肉巻き、鮭のおにぎり。

そしてお隣に住むナイさんお手製のチャバタが、疲れた体に染み渡り、空腹を満たしていく。

 

 

なぜ、外で食べるお弁当はこんなにもおいしいのだろう。

 

 

 

 

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そしてお決まりの理科の実験…ではなく、ダンナのラーメンクッキング。

 

ミヤちゃんも親方も、大喜びで食べていた。

 

 

 

 

お腹も満たされ、はぁ幸せ。

スタートからすでに3時間経過していたが、そんなことは気にしない。

うん、気にしない。

あと半分弱。

本当は全部で3時間らしいけど、気にしない。

 

 

 

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さぁ、頑張っていきましょう!

 

 

 

 

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よしよし、帰りは1時間で着くようだ。

とにかく帰るためには、歩くしかない。

 

 

帰りに選んだ「Cossey Track」は、下りが多かったが、道が狭く地面も濡れており、少し怖かった。

 

 

「ここ、デンジャラスゾーンです!!」

 

 

と、声を掛け合いながら、2ファミリーで和気あいあいと進んでいく。

 

 

 

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こんな川を渡る場面もあったりで、とってもスリリング。

 

 

 

 

ニュージーに来て、2時間以上の長いトラックを歩いたことがないと言っていたミヤちゃんファミリー。

こちらが誘ってしまい、疲れてないか。

楽しくないんじゃないかと、ちょっと心配していたが…

 

 

ゴール到着を目前にして、後ろでミドさんがぼそっと

 

 

 

 

「はぁ~…いい休日だぁ~。」

 

 

 

 

とつぶやいた。

 

 

 

それを聞いて、なんだかとっても嬉しかった。

 

いつか今日の日の写真を見かえして、

「川渡ったよね。」「ラーメン食べたよね。」

と思い出す日が来るのかな。

 

 

 

 

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そして、午後3時45分。

結局4時間半ほどで、スタート地点にあったフヌア大滝へと戻ってこれました。

うん、まぁ、6時間はかからなかったね。

でも、3時間では無理だったよね…長かったね…疲れたよわたしゃ…。

 

 

 

 

フヌア大滝もなかなかの迫力で、ここでお弁当を食べても気持ちいいだろうな~と思った。

まぁ、ヘトヘトになるまで歩いた後の、ダム横で食べたお弁当には勝てないか。

 

 

 

 

ミヤちゃんファミリーとバイバイし、オークランドへと戻る。

帰りの車。発車3分で親方爆睡。

爆睡がとっても納得できるほど、この日の親方、がんばって歩きました。

7割くらいは歩いたのではないか。

愛のパワーはすごいね。

 

 

 

 

久々のニュージー歩き。

またミヤちゃんファミリーと歩きに行けたらいいな。