ニュージーと、親方と、ときどきダンナ。

家族3人。ニュージーランドでの初海外ライフ。

「境界線」という考え方に出会いました。

こんにちは。

 

 

 

 

 

昨日、何気なく

「YESならYES、NOならNO」

みたいな話題をブログに書いたけど、

偶然にも今日初めて参加したプレイグループで、

それと似たようななんとも興味深い本を紹介してもらった。

 

 

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まじめな本だ!

 

 

 

分厚い文字だらけの本だけど、説明を受けたら読みたくなった。

 

 

 

相手が自分のためにしてくれることで

「本当は別にしてくれなくていいんだけどなぁ。」

と思ってるのに、断れないときはないか?

逆に、わが子のため、ダンナのため、友達のためと思って、

自分の善意を押し付けていることはないか?

 

 

親子であれ、夫婦であれ、友達であれ、

人間関係をより深く信頼関係の強いものにするためには、

「ここまではわたしの領域。」

「ここからはあなたの領域。」

といったように、境界線(バウンダリー)をしっかりと引くことが大事とのこと。

 

 

それを自分が超えてしまったり、また相手に超えさせてしまったりすることで、

あまたの人間関係のトラブルは起こっているという…。

 

 

そしてこの「境界線」が

超曖昧なのがそう、ジャパニーズピーポーなんだそう。

 

褒められたくて、断れなくて、空気読んで、認めてほしくて、相手の目が気になって、

いつしか自分の境界線を越えてくる不法侵入者をどんどん許してしまう。

 

これが慢性化している日本では

うわべだけの、言いたいことも言えない、だけど陰では悪口言う、本当に好きなものや嫌いなものを分かちあえない、希薄な人間関係の出来上がり!

 

 

しっかりと境界線を引くために一番有効な手段は

「NO」と言う選択肢を明確にすることらしい。

心の底から「YES」と言うためにも、

「NO」と言うことは非常に大切なんだとか。

 

 

 

う~~~ん。

スゴイ分かる気がするけど、そうはいってもスゴイ難しいような。

そもそも日本人の多くが境界線を曖昧にしているなら、

自分だけ境界線をばっちり引いてると、日本では生きづらいのではないか…

と、こう考えてしまうこと自体、豊かな感動のある人生から遠ざかってしまってるらしい…では豊かな人生とは何なんだ… 

 

 

 

と、考え出すとよくわからなくなるけど、

でもこれだけは感じる。

近い将来、親方の境界線ガンガン不法侵入しちゃいそう。

 

 

 

親と子にもそれぞれ境界線があるということを絶対に忘れてはいけないらしい。

 

 

 

今日から行ったプレイグループは

このような聖書をもとに書かれた本を題材に、

親と子の関係や子育てについて考える時間を設けてくれる。

なんとも勉強になり、純粋に面白い。

 

 

 

まだ1回目で本の紹介だけだったけど、

これから少しずつ読んでいきながら、お母さん同士ディスカッションしたりするそう。

ちょっとずつひも解いて、理解して、

できたら自分の考え方や子育てに役立てていけたらと思います。

 

 

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カアチャンがえらく境界線について感心している間、

親方は小麦粉ねんどをこねこね。

ねんどは英語で「clay」です。

 

 

 

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小麦粉、水、塩、食用色素をまぜて作る小麦粉ねんど。

口に入れても安全で、ニュージーの保育園、幼稚園ではかなりポピュラーらしいけど、日本でもそうなのかな。

 

 

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そのなんとも言えない柔らかさの小麦粉ねんどに

親方も大興奮。

 

家ではやりたくないから、ここでたくさん遊んでおくれ。