TSSアーンスロー号な大晦日。
こんばんは。
さぁさぁ急遽決めたニュージー南島「クイーンズタウン」への旅行。
親方ファミリーはクイーンズタウンももちろん初めてだけど、
親方を連れての3泊4日という長い旅行も初めてでした。
初日、ホテルに荷物を置いて急いで向かった先は、
ニュージーで3番目に大きい「ワカティプ湖」の美しさを堪能できる
TSSアーンスロー号!
クルーズ体験にいざ!
クイーンズタウン中心街を通ってTSSアーンスロー号の乗り場へ。
ワカティプ湖は水が透き通っていて本当にきれい。
こちらがTSSアーンスロー号。
なんともレトロな感じ。
1912年に完成したアーンスロー号は当初は輸送船として活躍していたそう。
「あーんしゅろー号かっちょえ~な~。」
と、親方もこの表情。
船内へと乗り込むと
なかもウッド調のおしゃれなつくりに。
カフェ&バーがあってお酒やコーヒー、軽食も楽しめる。
船内は観光客だらけ。
ただひたすら爆睡する、もはや出ているのは鼻だけという日焼け対策ばっちりの韓国人ファミリー。
1枚1枚ポーズをキメキメにキメて写真をとりまくりながら船内をまわる中国人ファミリー。
40分くらいの船旅なのに、きっと50ドルくらいするんじゃないかという大きなチーズプレートでボトルワインを楽しむヨーロピアンファミリー。
船内の人間観察だけでも楽しくてきょろきょろしてしまった。
いやいや。
見るべきは人間ではなく美しき湖と山々。
デッキに出ると、360度広がる圧巻の景色!
ちょっとこの写真は360度感でていませんが。
「ほえ~~。う~み~はひろい~な~おおき~い~な~とはこのことやね。」
と、親方も窓越しに見える景色にくぎ付け。
いや、親方、海じゃなくて湖ね。
船の燃料は石炭で、ボイラーに投入するところなどを見学できる。
もはや何が何で、どれがどれなのか、
船の構造はわたしはまったくわからないが、
こうやってかなり近くまで行ってエンジン室なんかも見に行けるらしい。
船内はピアノも流れ、いいムード。
しかし
結構ゆれる船内。
酔い始めるカアチャン。
結構ゆれる親方。
顔白くなるカアチャン。
TSSアーンスロー号って、「湖上の貴婦人」って呼ばれてるらしい(Byるるぶ)。
貴婦人…見かけによらず…揺らすじゃん。
そんなこんなで45分ほど。
対岸にある「Waiter Peak Farm(ウォルターピーク農場)」に到着。
牧場を見学できるツアーもあるそうですが、
わたしたちが買ったクルーズのチケットには、
食事もついていたのでそのままレストランへ。
クルーズについている食事…
そんな大したことないんだろう…
なんて思っていたら
めっちゃ豪華!
そして女子好み!
ニュージーならではのサーモンやムール貝などの魚介類はもちろん、
お肉はその場で焼いてくれて、取り放題!
く~!お肉の兄ちゃんマッチョでイケてる~!
女子好みの理由は
1品1品がとてもこっていること。
「押し麦」とか「パンプキンシード」とかがサラダに入っていたり、
アスパラ焼いたやつにはパルミジャーノチーズがかかってたり、
とりあえずへんな草がオシャレにお肉の周りに飾られてたり。
う~ん。こういうの好きだよね、女子。
デザートも超充実。
なんて名前のレストランか分からなかったけど
船を降りたらすぐそこにあるので絶対分かる。行けば分かる。
「はぁ~なんかしゃぁ~こんなキレイなけしき見ながらゆっくり時間ながれてしゃぁ…わたしってなにしてるのかな~。東京帰ったらまたなにごともなかったかのように仕事してさ~人ごみにもまれて…」
と、言っているかのように親方もまったりしんみりムード。
「ねぇねぇカアチャン、あれしゃ、山中湖いっしょにいったオジしゃんじゃない?」
と、わたしのオジに、外国の風を吹かせてかなりダンディーにした男性が後方の席に。
「よくみるとちゃうや~ん。山中湖のオジしゃんのがご近所感あるよね。」
と、終始親方はハイテンションでした。
そしてテンション高めな起こりやすい、
親方あるあるが見事発動。
ホリデーを楽しむ大富豪らしきカップルや夫婦もいそうなこちらのレストランで、
このあと親方はウンチを盛大に漏らすのでした。
「てへっ。はっぴーにゅーいやー!ってね。」
意味わからないし。
まぁとりあえず、親方楽しそうで、うれしい。
食事のあとは、ウォルターピーク農場で羊の毛刈りを見ました。
ぐんぐん剃れていく毛。
気持ちよさそ~。
暑いから涼しくなるよね。
アーンスロー号を堪能し、
クイーンズタウン中心街へ戻ると
この日は大晦日。
カウントダウンが近づくにつれ、人がわんさか増えてくる。
パーティーピーポーもたくさん!
すれ違いざまに「ハッピーニューイヤー!」と叫ばれる。
夕日が沈むのは夜の9時半ころ。
2018年最後の夕日を見ることができました。
ルイヴィトンの店の上で、
パーティーピーポーな大富豪が
沈む夕日をワイン片手に眺めていた。
オネエっぽい人もいてじ~っと見入ってたらみんな手を振ってくれた。
と、街はお祭り騒ぎで踊って踊って飲んで飲んで。
なるほど。1年で一番人が多い日にわたしたちはやってきたのね。
クラブでパーリー!
花火でボーン!
オネエがキャーー!
親方ファミリーはホテルでこそっと乾杯して就寝しました。
長いステキな大晦日となりました。