ロトルアでの甘い思い出。
こんばんは。
9月の最後の日曜日に実施されるとのこと。
こちらの人は「Daylight Saving」と呼んでいます。
朝、ウェンさんから
「時計を1時間進めてね!」
と、親切に連絡が入ってた。
夜中、こっそり「1時間」だけ、ひゅっと無くなるそうで、
朝起きて、まだ7時だと思ったら8時だ!という現象が起きるサマータイム実施日。
日本との時差は3時間から4時間になります。
さてさて、
大学の友達こと丸の内のスーパーOL、サトと行くニュージー北島の旅3日目。
ロトルアのモーテルに泊まった3日目の朝、
朝ごはんを食べようと、ロトルア湖近くの人気のカフェにやってきた。
何を食べようかとメニューをじーっと見る。
それぞれ一つずつ頼むことに。
するとダンナが
「おれ、バニラクリームリゾットにする。」
といった。
え?バニラクリームリゾット?
一瞬耳を疑う。
お味噌汁に鮭に白米が好きなダンナが、バニラクリームリゾット?
海外でたまに見かける、お米を牛乳などでを甘くぐつぐつしたやつ?
なんかもう、見るからにジャパニーズピーポーの嫌いそうなやつ?
やはりわたしも日本人。お米を甘く煮るなんて言語道断。
サトとダンナの頼んだものを、一口もらうつもり満々だったので、
バニラクリームリゾットは避けたい。
さりげなく
「あ、これもおいしそ~じゃん。あ、ショーケースのサンドウィッチもいいね~。」
と、バニラクリームリゾットへの関心を他へそらそうとする。
が、
「いや、おれ、バニラクリームリゾット。多分、思ってるようなヤツじゃないと思うで。」
「思ってるようなヤツ」ってなんだ!?
もしかしたらクラムチャウダーみたいヤツとでも思ってるのか、
ダンナのバニラクリームリゾットへの決意は固く、仕方なくそれを頼むことに。
そしてきたのが
はい、絶対思ってるようなヤツ~~。
明らかに甘そうなコレ。
もう匂いでわかっちゃうやつ。
お花とかそえられてるデザートか食事か分からないやつ。
一口食べてみると、
うん、想像通り。
ものすごく甘くやわらかい温かな米。
ねっとりと口の中に残るクリーミーさ。
「ぜったい好きじゃないでしょ…。」
小声でダンナに言った。
しかしダンナは必死に、
「この真ん中のジャムがアクセントやな。」
とかなんとか言いながら食べようという姿勢を崩さない。
が、その姿勢とは裏腹に、スプーンは全然進んでいない。
さらには、さりげなく親方の口に運んで片付けてしまおうと試みはじめるダンナ。
「トオチャン、おいらももういらんで。米はやっぱり塩むすびがいちばんやな。」
とでも言ってそうな表情で親方もノーサンキュー。
出会ってから一度も食事を残しているところを見たことがないあのダンナが、
ついに、バニラクリームリゾットに出会い、無念の「お残し」を経験していました。
日本人の口にはちょっと合わないかな?
そのあとは、以前、ハハとも行った、
ロトルア中心街から車で5分ほど。
「Redwoods, Whakarewarewa Forest(レッドウッド ファカレワレワ フォレスト)」に行ってきた!
レッドウッドフォレストでは、前もやってみたかった、
「レッドウッドツリーウォーク」をすることに。
このように、レッドウッドにかけられたつり橋を歩きながら、森の中を散歩するコース。
大人は一人25ドル(2000円くらい)。
親方は専用のベビーカーのようなものに乗ってレッツゴー。
まぁ予想はしていたけど、心地よいシートに乗せられ、
親方開始3分で夢の中へ。
結構幅が狭く、揺れるつり橋。
下をのぞくと結構高い!(高さは10メートルないくらいかな?)
両脇には杉の木が青い空に向かってまっすぐ伸びていてとても気持ちいい!
サトも気持ちよさそう。
こちらは大人しか行けないもっと高いつり橋を渡れるコース。
親方がいるため、サト一人で行くことに。
サトは真ん中にいます。わかるかな?
後ろに、いかにもつり橋をふざけて揺らしそうな、
インド系の男女5~6人組がきゃっきゃ言いながら近づいてきた。
ビビる三十路3人(と親方)。
最後はだだだっと早歩きでつり橋ウォーク終了!
高い視線で見る森は、また一味違った美しさがあって、
ナイトウォークも行ってみたいな~と思いました。
そのあとは、レッドフォレストを少しお散歩。
太く、まっすぐ伸びる神々しい杉の木に、親方を捧げようとするも重くて献上できず。
「どれかしてみぃ。」
と、無事、ダンナによって、杉の木の神様に親方を捧げることができました(捧げちゃダメでしょ)。
たくさん歩いて疲れたため、オークランドへと帰ることに。
帰り道、親方がぐずったので、カフェでコーヒーを買って小さな公園で休憩。
「お~お~お~これな~。いつものめっちゃたのしいやつや~~~ん。」
と、ご機嫌になる親方。
よしよし、この調子でご機嫌モードのまま車に乗せる作戦でいこう。
親方も好きな芝生の上で、きゃっきゃハイハイさせることに。
「お~お~お~。これな、しばふっちゅーやつやな。そうそう、しばふ好きやねん。」
「しばふっちゅーのは、ふさふさで、ふわふわで…。」
「なんかこのしばふ、ちゅめたい~~~~。」
ということで、芝生が濡れていたのか、この写真の体勢のまま固まってしまった親方。
せっせとこいだブランコでのご機嫌も、一瞬で水の泡となり、そのあとはぐずぐずドライブとなりました。
天気も良く、気持ちの良いロトルアの旅だった~。
またロトルアの違うとこも行こうね~サト!