言い訳はサマータイム。
こんばんは。
ハハがニュージーに来るにあたり、
基本的に、空港へのお迎えやニュージーの観光スケジュールについては、
出張や仕事で経験を積み、飛行機やニュージーの交通状況などをよく知るダンナに、
時間や運転などなど、いろいろと任せていた。
マメで嫌がらずにやってくれるダンナ。
ありがたやありがたや。
成田発18時45分頃の飛行機でやってくるハハ。
国際線をひとりで乗るのは初めてなハハを、
ウェルカムボードをもって到着ゲートでお出迎えするのが第一ミッション。
ハハが到着する当日、
朝8時ころ家を出発して空港に向かうというので、
とくになにも考えずにいろいろと逆算して6時半に起きたわたし。
親方の朝ごはん作ったり、化粧したり、
いろいろと準備をしていたら7時半になり、ダンナが起きてきた。
「あまり時間ないじゃん。8時ころ出るんだよね?」
「そうやね。まぁ8時半でもええけど、早めに行ってコーヒーでも飲んでよか。」
「あれ…でもさ、成田19時ころ出て、ニュージーまで10時間で、時差3時間だから、朝5時にプラス3時間進めて…え~っと。あれ、8時には着いてるんじゃない?」
「いやいや。ちゃうやん。9時着でしょ。」
「え、だって、19時+10時間+3時間で…8時じゃないの?」
「いやいや。ちゃうやん。あれ?時差ボケしちゃってる?」
こういうとき、ダンナは標準語になったりする。
ありがたやありがたやの気持ちは忘れ、イラっ…。
しかし、ニュージー⇔日本移動の圧倒的経験値の差により、自信をもって言い返せない。
「じゃぁ到着時間ネットで見てみようよ。」
「あ、見ちゃいます~?」
また標準語。イラっ…。
なんと8時8分着だった。
「あれ…(ダンナ)」
時間は7時55分。
それからは、サイボーグ009の奥歯の加速装置をカチッと起動したかのようなスピードで、
お互い無言で準備。
一度ハイチェアに置いて芋を口に入れかけた親方をひっぺはがす。
「え、嘘やん。なんなん?新手の嫌がらせ?芋、食べられへんの?!」
と、言わんばかしに親方号泣。
「あ”う”~~~~~~~~~(い”も”~~~~~~~~)。」
8時5分頃家をでて、空港までは渋滞なしで30分。
道中、私がいくら話しかけても、無言のダンナ。
内心ヤバイと思っているのだろうと思ったけど、
「いやぁ、間に合わなかったらやばいね~。」
「だれがウェルカムボードつくろうって言ったんだっけ?」
と傷口をえぐるかのように話しかけまくった。
こうなりゃ1秒でも早く到着ゲートについてたもん勝ちだと、
空港駐車場から猛ダッシュ。
頭の中で、KAT-TUNの、
「ギリギリでいつも生きていた~いから。Ah~あ~♪」
が流れてた。
そして
ギリギリで生き延びた!
無事お出迎えできました。
そうそう、ダンナはぼそっと、
「サマータイムで1時間勘違いしてたんやな。そっかそっか…」
と言っていたけど、スルーしといた。
感動の再開を果たしたあとは、
Saint Heliersという海沿いの街までドライブ。
朝の雨もあがり、海もハハ歓迎モード。
そのあとはとりあえず行っとけ!「One tree hill」。
ハハも気持ちよさそ~。
到着時間あーだこーだ事件はもう忘れて、楽しむダンナとわたし。
雨上がりの虹も見れました。
夜ごはんはウェルカムディナー。
ニュージーワインとチーズはおいしいねぇ。
ハハが来て、にぎやかな夕食。
みんなが来るのも待ってるよ~。