ニュージーと、親方と、ときどきダンナ。

家族3人。ニュージーランドでの初海外ライフ。

「これがブロッコリーや!!」

こんにちは。

 

 

高校の時の部活のコーチが、

Facebookで寝かしつけについて投稿していた。

親方と同じ9~10か月くらいの、とてつもなくカワイイ男の子がいて、

しかも海外生活と、共通点が多い!!!

 

奥さんが外出ということで、

育児ブログをチェックしながら寝かしつけの練習をするというコーチは、

高校のときと変わらず、用意周到、基本に忠実、

かつ真面目なナイスガイだと思った。

 

 

Facebookには、寝る前にまず、

「読み聞かせ」を奥さんがいつもしていると書いてあり、

コーチも実践していた。

 

コーチは、英語はペラペラでかっこいいのだけど、

高校のときから日本語は何言ってるかよくわからず(コーチは5つ年上で日本人)、

部活のときも「今なんて言ったのかな?英語かな?」とこそこそ友達と話してたので、

はたして「読み聞かせ」になるのか、

とてつもなくカワイイ息子ちゃんのことが少し心配だった(よけいなお世話)。

 

Facebookを読み終わり、

いつもは「読み聞かせなんて面倒だよね~」と思うのだけど、

「ふむふむ、今日はやってみるか!」と真似してみることにした。

 

なぜなら奥さんが美人だから!

「美人がやってることは8割正しい」と勝手に思っている。

 

ダンナが、

 

「よし、トオチャンが読んだる。」

 

と、ダンナチョイスの

『よみきかせ おはなし絵本2 むかしばなし・名作20』

のなかから「ヘンゼルとグレーテル」を読み始めた。

 

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「はんっ。いや~正直まだなに言ってるかわからんしな。

ま、形だけ付き合ったる。さっさと抱っこでゆらゆらしてほしいのが本音やで。」

 

 

みたいな、悟った顔をされた。

 

 

ヘンゼルとグレーテル、えげつなっ!」

 

と、ただただ、ダンナがヘンゼルとグレーテルの残酷さに驚いて終わった。

 

 

 

 

雨と風で天気が荒れるなか、

今日は、ニュージー非営利団体「Plunket(プランケット)」の栄養士さんが、

離乳食指導にわが家にやってきた。

 

月齢に合わせてしっかりと離乳食を食べさせられているのか、

食べさせ方や調理法など、栄養士さんがアドバイスをくれる。

 

 

親方のお昼を準備して、お招きした。

 

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今日はこんな感じ。

野菜と、豆腐とトマトの麺と、チーズと、リンゴバナナヨーグルト。

 

「この日のためにがんばったわけではないよ!

意外とちゃんと作ってるよ!」

 

と、ブログ書きながら心の中でつぶやいています。

 

ただ、「いつもわたしブロッコリーあげてますから。」風に、

見栄を張って、ブロッコリーから食べさせたのがいけなかった…。

 

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親方大荒れ。

 

「だだらだだだだだ~(いつも芋からや~ん)。」

 

と、あまりにも悲しそうに泣くのでパシャリ(バカ親)。

 

すぐにバナナをほうりこみ、

なんとか全部食べたけど、むりやり口に押し込んだ感がいなめなかった。

 

 

プランケット栄養士のステラさんは、

とにかく、「自分の手で食べさせる練習をしなさい!」と言う。

 

今でもむせてゲホゲホなるブロッコリーを、

手でつかみやすいようにもっと大きく切れと。

まじか…。

 

ステラさんいわく、自分の手ですべて食材をつかむことで、

 

「He feels...” Mom...This is a ....Broccoli !!!!"

(親方は感じる... "ママ、これがブロッコリーだよ!”)」

 

とっさに、昔読んだ偉人の漫画「ヘレンケラー」の

「ウォ…ウォーター…Water!!!!」

のシーンが突如頭を駆け巡ったけど、

真剣な表情をキープして、しっかり話を聞いた。

 

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ちなみに、ニュージーでは9か月からこんな感じに切って手で食べさせなさいね、

という例がこちら。

そんなに日本と変わらないのかな?

 

あと、食べさせて良いものは、

はちみつと生の牛乳(冷たいやつ?)以外すべてOKということで、

9か月でもラム肉OKとのこと。

魚も全部OK。野菜も全部OK。なんでもあげちゃって~みたいなかんじだった。

(1歳からははちみつと牛乳もOK。)

 

ステラさんは、食事のすべてを、

こういう風に手でつかめるようにし、そして感じさせろというけれど、

とりあえず、まずは一つくらい手でつかめるものを用意してみようかな。

 

いつか

 

「ママ、これが、、、これがブロッコリーや!!!!」

 

と、言ってくれるかな。