LGBT先進国
こんばんは。
親方は、とにかくわたしが使っているものをほしがります。
あるあるナンバーワンはスマホ。
いつもわたしが見ているからか、スマホに突進してくる。
あるあるナンバーツーはリモコン。
スマホ、リモコンは使っていないものをおもちゃとして与えても、
大人が使っているほうへ100%はぁはぁ言いながら近づいてくる。
あるあるナンバースリーは、アトピタ。
日本にいるときから、わたしは「保湿おばさん」とよばれるほど、
親方をぬりぬり保湿していた。
別になんのこだわりもないけど、ずっと「アトピタ」という保湿剤。
どこでも売ってる。
一度奪われると、奪い返したくなり、0歳児と31歳の喧嘩勃発。
でも、わたしが
「もういいよっ。」
と向こうへ行くと、ぽいっと手放す。
0歳で分かってるんだ…。
「他人の物がほしくなる。」
大人になったら笑い事じゃすまされなくなる習性。
本能的なものが子供のころから備わっていて、
大人になってもついついやっちゃう人がいるのかしら、とか、
親方の背中見ながらぼ~っと考えていた。
だめよ、人のものは。
話変わって、
アジア・オセアニア地域で初めて同性婚を認めた国はどこでしょう!?
そう、ニュージー。
近年急速に移民が増加しており、
街を歩いていても、本当にいろいろな人種を見る。
多様性を認める文化をもつニュージー。
そんなニュージーは、最近日本でも広く認知されてきた「LGBT」のひとたちが、
より生きやすいように、政府も国民も積極的。
世界をリードする国なのだ!
なぜこの話になったかというと、
週末どこに行こうかと、
ダンナと日本人向けに発行されたニュージーの情報誌を見ながら話していたら、
LGBTの記事がのっていて
「自分の子が、ものごころつくようになって、
LGBTなんだって打ち明けられたら、親としてどういう反応するかね。」
という、夫婦のよくありそうな会話をなげかけた。
最近、金本監督の方針やロサリオの使い方についてよく語るダンナ(長いしよくわからない)。
最近、ニュージーあるあるや英語あるあるをよく語るダンナ(これはまぁまぁためになる)。
最近、「デバイス」とか「インボイス」とか、横文字を連呼するようになったダンナ。
さて、どんなダンナ論を聞かせてくれるのかと思ったら、
「LGBTってなに?」
と、まさかの反応。
「え、知らないの?日本でも少し前よくニュースとかで取り上げられてたよ。」
「え、知らん。食べ物?」
「えっ…(たぶんBLTサンドとか思い浮かべてるのか…)」
「マジ知らん。」
「じゃなんだと思う?性的マイノリティのひとたちをあらわす言葉だよ。
男、女で、男は女が好き、女は男が好き、とかじゃなくてさぁ…」
「え、L、L…Lady…Go……Boy……Timeや!」
ダンナ曰く、「女性よ、男になる時間よ!」みたいな意味らしい。
L⇒レズビアン(女性同性愛者)
G⇒ゲイ(男性同性愛者)
T⇒トランスジェンダー(心と体の性が一致しない人)
だと教えると、「へぇ~」と言いながらもくもくとググってた。
「I⇒インターセックス(男性女性どちらとも認知できる人)」がついて、
LGBTIとしていろいろなイベントや周知活動が開催されているそう。
夕方4時ころ、下校時にきゃっきゃ笑いながら、
肌が黒い子、白い子、黄色い子、はだしの子、肌を隠している子、車いすの子、
いろいろな子が楽しそうに歩いているのを見ると、
LGBTが受け入れられているのもよくわかる気がする。
まだまだ表面的なこと少ししか知らないけど、
ニュージーはいろいろな人が生きやすい国なのかもしれない。日本より。