お花見はアジア文化なのかしら?
こんにちは。
10月に入り、日中は本当に暖かくなってきました。
半そででもギリギリ大丈夫そう。
晴れている日も多くなってきたような。
サマータイムが始まって、一気に日が長くなり、
街行くニュージー人、キウイの皆さんも心なしかワクワクいぇーい!夏だぜー!みたいな感じに見える(ニュージー国籍の人をキウイと呼びます)。
ガンガン海で泳いでいるキウイを横目に、
アジア人はそう、
春と言えば、
お花見の季節。
ですね。
ニュージーは、実は道中そこらに桜がたくさん咲いています。
もうほんと、ありがたみが無いくらい、桜咲いています。
お花見ができることで有名なのが、
わたしも2~3回は行った、「One Tree Hill(ワンツリーヒル)」がある、
先週末、サンドウィッチと野球道具をもって行ってきた!
入口から進んでいくと、中へ入る車ですごい渋滞。
さすがに休日は混んでるのね…。天気いいしね。
ゆっくり進んでいくと見えてくる見えてくる。
桜!
なんとか車を停めるスペースを確保し、
歩いてお花見ができる場所へ。
咲いてる咲いてる!
ほんとうに
見事に
アジア人ばかり!
隣に座っていた団体さん。
「白鶴」などの日本酒をど~んと机に置き、
まさかの「おでん」をぐつぐつ煮て食べていた。
ニュージーは、ビールやワインなどが本当においしくて、
酒好きにはたまらない国!と言われているらしいけど、
実はお酒の販売や飲む場所については厳しく、
基本、街中(外)では飲んではいけないことになっている。
あんなにそこらじゅうにあるビーチでも、
仲間同士ひゃっほ~しても、お酒でひゃっほ~はしてはいけない。
(バーベキュー専用の場所など、決められた場所ならOKなところもあるらしいけど、基本は室やお店で飲むことになっている。)
外でご飯やお酒を楽しむ習慣がないから、
ヨーロピアンはお花見しないのかな?
日本酒におでん。
THE!ジャパニーズ!って思うけど、
多分、THE!ジャパニーズはこんなに堂々と飲まないよね、と思っていたら、
やっぱりチャイニーズの団体でした。
やっぱりって、決めつけてはいけないけど、
こういうときのチャイニーズの堂々たるや、すごいと思う。
さてさて親方ファミリーも、日本から持ってきたオシャレ感0のブルーシートで、
桜を見ながらサンドウィッチやチーズを食べました。
混んでいると言えど、日本の比ではなく、余裕で場所を確保できる。
こういうとき、ニュージーいいなぁって思う。
花見を堪能したら、広場へ移動してキャッチボールをすることに。
コーンウォールパークのなかの木や花は、本当にきれいに手入れされていて、
散歩するだけでもとても気持ちいい。
こんなお茶目な木もありました。
さぁ広場へ到着。
旦那とガチキャッチボール開始!
スパーン!
とグローブでキャッチできると本当に楽しい。
これ、新たなストレス発散方法かも。
それでもダンナが時折投げる強い球をキャッチすると、本当に手が痛い。
「ちょっと、そんな強い球投げないでよ。」
「でもでも、徐々に徐々に強くしてったから意外とイケたっしょ?」
でもでも、ってなんだ!意外とイケないから!
こういう謎のプチ言い訳+プチ自慢を、ダンナはさりげなく入れてくる。
「まぁまぁ、しょんなケンカするなって~。」
と、楽しそうな親方に免じてここは両成敗!
なんだかこの日は、ダンナがいい写真をたくさん撮ってくれました。
へとへとになってこの日のビールはおいしかった。
やっぱり体を動かすことは大事だね。
いつかビクトリア山で熱いキッスをしてみたい。
こんにちは。
ブログを書くためにパソコン開けたら、
樹木希林が亡くなったことを今日知った。
びっくり。
亡くなったこともびっくりだし、2週間以上前だったこともびっくり。
ニュージーのニュースも英語でいまいち分からないし、
日本のニュースも全然チェックしてないし、
世間や世界の情報をいろいろと取り込まなくても、平気で2週間たつのね。
そういえば仕事してたときは、部署柄、日経や五大紙、住宅業界紙などなど、毎朝新聞記事チェックしてたけど、
それは仕事だったからなんだと実感。
立場環境が変わると、こうも毎日のやることが変わるのか…。
とりあえず、大人として、最低限の情報は入手しよう!
大学の友達こと丸の内のスーパーOL、サトと行くニュージー北島の旅最終日!
オークランドを少し観光してお土産を見ることに。
朝からサトとの別れを敏感に感じ取ったのか、
親方も神妙な面持ち。
「なんや、さみしいやん。あしたからまたカアチャンだけやん。華なくなるやん。」
と、渋いお顔。
オークランドのシティでお買い物をする前に、
少しドライブして以前も行ったDevonport(デボンポート)という港町へ。
シティの対岸に位置するデボンポートからは
海の向こうに都会の街並みがわ~っと見える。
まさにその街並みを存分に楽しめるという、
デボンポートの「Mount Victoria(ビクトリア山)」へ登ってみることに。
車でも登れるのだけど、せっかくなので景色を楽しみながら歩いた。
ベビーカーがギリギリ通れるか通れないかというガタガタ道を進む。
しかし、途中で人が通れそうなそれらしき道がなくなる。
前の若者が頂上らしき丘の上まで、道なき道を一直線に登っていく。
ついに、わたしたちも丘の上まで芝生をかき分け登っていくことを決意!
結構急だった。
もちろん、ベビーカーはたたんで親方抱っこ。
サトとわたし、ロングスカートで必死に登る。
たどり着いた頂上らしき丘の上には、謎のキノコが。
でも眺めはバツグン!
シティのビルやスカイタワーも見えました。
とりあえず親方を乗せて写真撮るけど、
この地図らしきものがなにを示しているかは、しっかり見てこなかったので分からない。
いい大人として、もう少しこういうのをしっかり見ないとだよねと、
ブログを書きながら反省。
デボンポート周辺の地図かしら…。
帰りは車道に沿って下ることに。
「行きもこの道歩いてくればよかったね。」「ニュージーこういうところばっかなんだよね。」と、
サトと色気も何もない話をしながらチンタラ下っていく。
しかしその横で、カップルたちは熱いキッス(上の写真の左にいるカップルにご注目)。
そう、ビクトリア山は、景色最高!夜は夜景がきれい!な、
恋人たちが思わずキスしたくなるステキなデートスポットでした。
シティに戻り、お散歩しながらお土産ショップやオールブラックスのグッズショップに行き、お土産を買ったサト。
なんとか天気も持ちこたえ、スカイタワーもキレイに見えました。
そして、ちゃっかり親方も、オールブラックスグッズを購入。
「いぇ~い。おーるぶらっくしゅやで~!」
とご機嫌の様子。
サトとのニュージー北島の旅は終わった。
いろいろプチ事件もあったりしたけど、
毎晩12時過ぎまでガールズトークで、ほんとうに楽しかった。
はるばるありがとう!
皆さんのお越しもお待ちしております~♪
ロトルアでの甘い思い出。
こんばんは。
9月の最後の日曜日に実施されるとのこと。
こちらの人は「Daylight Saving」と呼んでいます。
朝、ウェンさんから
「時計を1時間進めてね!」
と、親切に連絡が入ってた。
夜中、こっそり「1時間」だけ、ひゅっと無くなるそうで、
朝起きて、まだ7時だと思ったら8時だ!という現象が起きるサマータイム実施日。
日本との時差は3時間から4時間になります。
さてさて、
大学の友達こと丸の内のスーパーOL、サトと行くニュージー北島の旅3日目。
ロトルアのモーテルに泊まった3日目の朝、
朝ごはんを食べようと、ロトルア湖近くの人気のカフェにやってきた。
何を食べようかとメニューをじーっと見る。
それぞれ一つずつ頼むことに。
するとダンナが
「おれ、バニラクリームリゾットにする。」
といった。
え?バニラクリームリゾット?
一瞬耳を疑う。
お味噌汁に鮭に白米が好きなダンナが、バニラクリームリゾット?
海外でたまに見かける、お米を牛乳などでを甘くぐつぐつしたやつ?
なんかもう、見るからにジャパニーズピーポーの嫌いそうなやつ?
やはりわたしも日本人。お米を甘く煮るなんて言語道断。
サトとダンナの頼んだものを、一口もらうつもり満々だったので、
バニラクリームリゾットは避けたい。
さりげなく
「あ、これもおいしそ~じゃん。あ、ショーケースのサンドウィッチもいいね~。」
と、バニラクリームリゾットへの関心を他へそらそうとする。
が、
「いや、おれ、バニラクリームリゾット。多分、思ってるようなヤツじゃないと思うで。」
「思ってるようなヤツ」ってなんだ!?
もしかしたらクラムチャウダーみたいヤツとでも思ってるのか、
ダンナのバニラクリームリゾットへの決意は固く、仕方なくそれを頼むことに。
そしてきたのが
はい、絶対思ってるようなヤツ~~。
明らかに甘そうなコレ。
もう匂いでわかっちゃうやつ。
お花とかそえられてるデザートか食事か分からないやつ。
一口食べてみると、
うん、想像通り。
ものすごく甘くやわらかい温かな米。
ねっとりと口の中に残るクリーミーさ。
「ぜったい好きじゃないでしょ…。」
小声でダンナに言った。
しかしダンナは必死に、
「この真ん中のジャムがアクセントやな。」
とかなんとか言いながら食べようという姿勢を崩さない。
が、その姿勢とは裏腹に、スプーンは全然進んでいない。
さらには、さりげなく親方の口に運んで片付けてしまおうと試みはじめるダンナ。
「トオチャン、おいらももういらんで。米はやっぱり塩むすびがいちばんやな。」
とでも言ってそうな表情で親方もノーサンキュー。
出会ってから一度も食事を残しているところを見たことがないあのダンナが、
ついに、バニラクリームリゾットに出会い、無念の「お残し」を経験していました。
日本人の口にはちょっと合わないかな?
そのあとは、以前、ハハとも行った、
ロトルア中心街から車で5分ほど。
「Redwoods, Whakarewarewa Forest(レッドウッド ファカレワレワ フォレスト)」に行ってきた!
レッドウッドフォレストでは、前もやってみたかった、
「レッドウッドツリーウォーク」をすることに。
このように、レッドウッドにかけられたつり橋を歩きながら、森の中を散歩するコース。
大人は一人25ドル(2000円くらい)。
親方は専用のベビーカーのようなものに乗ってレッツゴー。
まぁ予想はしていたけど、心地よいシートに乗せられ、
親方開始3分で夢の中へ。
結構幅が狭く、揺れるつり橋。
下をのぞくと結構高い!(高さは10メートルないくらいかな?)
両脇には杉の木が青い空に向かってまっすぐ伸びていてとても気持ちいい!
サトも気持ちよさそう。
こちらは大人しか行けないもっと高いつり橋を渡れるコース。
親方がいるため、サト一人で行くことに。
サトは真ん中にいます。わかるかな?
後ろに、いかにもつり橋をふざけて揺らしそうな、
インド系の男女5~6人組がきゃっきゃ言いながら近づいてきた。
ビビる三十路3人(と親方)。
最後はだだだっと早歩きでつり橋ウォーク終了!
高い視線で見る森は、また一味違った美しさがあって、
ナイトウォークも行ってみたいな~と思いました。
そのあとは、レッドフォレストを少しお散歩。
太く、まっすぐ伸びる神々しい杉の木に、親方を捧げようとするも重くて献上できず。
「どれかしてみぃ。」
と、無事、ダンナによって、杉の木の神様に親方を捧げることができました(捧げちゃダメでしょ)。
たくさん歩いて疲れたため、オークランドへと帰ることに。
帰り道、親方がぐずったので、カフェでコーヒーを買って小さな公園で休憩。
「お~お~お~これな~。いつものめっちゃたのしいやつや~~~ん。」
と、ご機嫌になる親方。
よしよし、この調子でご機嫌モードのまま車に乗せる作戦でいこう。
親方も好きな芝生の上で、きゃっきゃハイハイさせることに。
「お~お~お~。これな、しばふっちゅーやつやな。そうそう、しばふ好きやねん。」
「しばふっちゅーのは、ふさふさで、ふわふわで…。」
「なんかこのしばふ、ちゅめたい~~~~。」
ということで、芝生が濡れていたのか、この写真の体勢のまま固まってしまった親方。
せっせとこいだブランコでのご機嫌も、一瞬で水の泡となり、そのあとはぐずぐずドライブとなりました。
天気も良く、気持ちの良いロトルアの旅だった~。
またロトルアの違うとこも行こうね~サト!
ツチボタルツアー危機一髪。
こんにちは。
大学の友達こと丸の内のスーパーOL、サトと行くニュージー北島の旅2日目。
少し遠出をすることに。
オークランドから南へ車で3時間ほど。
「Waitomo Glowworm Caves(ワイトモ・グロウワーム鍾乳洞)」に行くことに!
この日、オークランドの天気はいまいちだったけど、
ワイトモはとても良い天気だった。
住んでるところが雨で、旅行先が晴れだと得した気分。
グロウワーム鍾乳洞に着く前に、お昼ご飯を食べることに。
道中にあったかわいらしいカフェに入る。
このときすでに1時前。
ギラギラ太陽が三十路の肌に襲いかかり、気温もどんどん上昇。
テラス席もあるとてもオシャレなカフェだった。
コーヒーを作る機械がかっこよすぎた。
これで作るコーヒー、おいしいに違いない。
「じゃ、注文してくるね~。何がいい?」
と席を確保してからレジに向かうわたし。
「なんか冷たいもん飲みたい。」
と、ダンナがいうので、黒板に書いてあった「Iced coffee」を頼むことに。
欧米あるあるなのか知らないけど、
ニュージーはアイスコーヒーを置いていないカフェがあったり、
ホットコーヒーより1~2ドル値段が高いカフェが非常に多い。
「冷たいコーヒーなんて邪道だ!」ってことなのかしら。
ニュージーのカフェで必ずといっていいほどある、
エッグベネディクトとクラムチャウダー、フラットホワイト(カフェラテみたいなの)、サトはロングブラック(ブラックコーヒーみたいなの)をセレクトし、
席で待っていると、数分で頼んだものがやってきた。
「Iced coffee」が運ばれてきて皆きょとん。
ゴリゴリのアイスクリームとたっぷり生クリームがオシャレグラスに盛られていた。
飲み物というより、ほぼパフェ。フラペチーノ。
氷も入っていないので、逆に喉がかわく系のやつ。
「『Iced』のアイスはあのアイスだったのか…。」
もともと甘い飲み物を飲まないダンナ。
不満なのを悟られないように笑っているけど、明らかに不満そう。
「いや~女子みたいなのきたわ~。レジの後ろに冷蔵庫あるや~ん。」
と、ノリ良く言えばバレないと思っているのかもしれないけど、
わたしのチョイスミスだということをさりげなくアピールしてくる。
いやいや、じゃぁ「冷蔵庫に入ってるやつ」って言ってよ。
異国の地で「冷たいもん」って言われたら「Iced coffee」頼みますよね?
甘いIced coffeeを飲みながら、クラムチャウダーでしょっぱさをチャージするダンナ。
「それめっちゃうまそうやん。トオチャンなんで飲まないんやろか。」
と、あわよくば上のアイスをもらおうとIced coffeeを見つめる親方。
親方にアイスをあげると、興奮して白いヨダレダラダラになるからダメ。
そんなこんなでお腹を満たし、いよいよグロウワーム鍾乳洞へ!
鍾乳洞へ向かう道には満開の桜が。車からパシャリ。きれい~。
サトは写真を撮るのが上手。
そしてやっとこさワイトモ・グロウワーム鍾乳洞に到着。
ワイトモ・グロウワーム鍾乳洞の目玉は、もちろん鍾乳洞。
そしてもう一つ、有名なのが、
「ツチボタル」。
ツチボタルは、ニュージーランドとオーストラリアに棲息する発光性の昆虫。
ハエの仲間で、幼虫の時期のみ体を発光させる。
強い光に弱く、鍾乳洞など暗いところに生息。
幼虫はエサをとるために粘着性の糸20~30本たらし、自ら放つ光で獲物をおびき寄せ、糸にくっついた虫を食べるのだ!(サトが置いてった「るるぶ」より抜粋)
ニュージーのグロウワーム鍾乳洞は世界有数の繁殖地らしく、
ネットで見ると「まさに星空!」「イルミネーションみたい!」と感動の声が。
ということで、まずはチケットを買います。
ネットで予約できるので、夏などの観光シーズンは予約しておいたほうが良いらしい。
ツチボタルを見に行くコースは、大人51ドル(4000円くらい)。まぁまぁするよね。
30分おきにコースはあって、ガイドさんが中を案内してくれる。
いざ!鍾乳洞の中へ!
入る前に、ガイドのおじちゃんが鍾乳洞のことや、注意事項を説明…
してたのだと思う。英語だからまったく分からなかった。
隣で「うんうん」と、しきりに首を縦にふるダンナ。
「なんて言ってたの?」と聞くと「この鍾乳洞結構昔にできたんやって。」という、だれにでも分かるようなありきたりな回答が。
さてはダンナも分かってないな…。
ガイドさんの話を真剣に聞く親方。
そしてなぜか止まらないヨダレ。
「ちゅちぼたる…なんかおいしそうやな。」
とでも思ってそうな表情。
ツチボタルは食べ物じゃないよ。
フラッシュをたかなければ撮影OKみたいなことが、
るるぶにもネットにも書いてあって、
中に入ってサトと写真を撮りまくっていたら、
撮影禁止だからとダンナに怒られた。
「え、でもガイドブックにOKって…」と思ったけど、
確かに誰一人写真を撮っていなかったので、空気を読んでカメラをしまった。
撮影禁止の中撮った写真がこちら。
ぶれぶれだけど、鍾乳洞は本当にきれいだった。
なんか美術館みたい。
そんな美しい鍾乳洞を進んでいくと、
ちらほら見え出す蛍のような青白い光。
これがツチボタルか!
鍾乳洞のなかは、観光客が見えるよう照明が少しついているので薄暗い。
しかし、ツチボタルが多く生息する鍾乳洞の奥のほうは、ツチボタルが光に弱いことから、照明がなく真っ暗だった。
そんな真っ暗ななかをボートに乗って、奥へ奥へと進んでいくことに。
ガイドにおじちゃんが、「ボートではとにかく静かにしろ。」みたいなことをしきりに言っていたので、観光客たちに緊張が走る。
真っ暗で、ボートから落ちる人もいるらしい。
おそるおそるボートに乗り、
ゆっくりとボートで進んでいくと、
いるいる!ツチボタル!
幼虫なので日本の蛍のように飛ばず、止まっているだけなので、まさにイルミネーション!
ず~っと続く無数のツチボタルによる星空のような光。
まさに天の川だ!(いや、天の川みたことないけど。)
ついつい見とれていると、
それまでいい子だった親方が…
ついに
気づいてしまった。
「ちゅちぼだる…食べ物ちゃうや~~ん。」
と、突如泣き出す親方。
ダンナの抱っこ紐から体を思い切り反らせて、今にも飛び出しそう。
ボートに座りながら背中をさすっても、泣き叫び、暴れる親方。
あ、これはどうにもならないときの親方だ。
暗闇の中、「Oh…」と周りの観光客からの視線が集まるのを感じる。
ボートに立っていたガイドのおじちゃんの視線も痛い気がする。
「もう最終兵器出すしかない。わたしのツチボタルを。」
それからわたしの行動は早かった。
とっさにダンナの抱っこ紐から親方を出し、
暗闇の中、ツチボタル、もとい、チチボタルで親方の口をふさいだ。
その後は静寂の中、ゆっくりとツチボタルを堪能できました。
ふ~よかったよかった。
出口が見え、光が差し込んでくると同時に、
ツチボタルもチチボタルも終了。
決して下ネタではありません。
とてもスリリングなボート遊覧だったけど、
ツチボタルは見る価値あり!とてもきれいでした。
たくさん画像がネットで上がってるので、ぜひ見てみてください。
あんなに泣いてた親方も、すっきりとした表情。
「なんであんな泣いたんや~。」とダンナにいじられる。
「いや~ひしゃしぶりのちゅちぼだる~おいしかったで~。」
親方もツチボタルを堪能できたようだ。
写真は撮れなかったけど、
「THE☆合成」な写真をGETできました。もちろん有料。
でも、雰囲気はまさにこんな感じ。
この日はワイトモからロトルアへと向かい、
ロトルアのモーテルで一泊しました。
お疲れ様~。
さぁさぁ、明日は、「とりあえずロトルアきたけど何する?サトに旅。」をお届けします。
キス&ハグも難しい。
こんにちは。
先週末遊びに来てくれたサトとのニュージー北島の旅はちょっとお休みし、
今日行ったプレイグループの話を少々書きます。
来週からニュージーはまたschool holidayということで、そう春休み。
春休みに入ると、小学校に行く子供たちがもちろん家にいることになるので、
小さい子をもつお母さんたちが集まるプレイグループもお休みになる。
わたしが行っているPanmureというところのプレイグループも、
今日を最後に2週間お休みに。
ということで、今日は子供たちが少しおしゃれして、おやつやランチを楽しもう!という1日になった。
少し遅れて到着すると、すでにお母さんたちがクッキーを作っていて、
子どもたちはドレスを着たり、動物の耳をつけたり、少しコスプレをしてた。
「もうコスチュームが残ってないのよ~。じゃぁとりあえずこれかぶって!」
みたいなことを英語で言われて手渡されたのが、
これ。
え、この帽子、なんだろ。
親方の頭にミラクルフィットする謎の帽子。
「なんだこいつの頭…。」というような顔で見つめるカワイイドレスをきた女の子。
終始ひかえめに一人で遊ぶ親方。
へんな帽子、全く違和感なし。
そのころ、お母さんの一人がクッキーを焼いてくれた。
一つはニュージーでもポピュラーなジンジャークッキー。
いい匂い~。
ショウガはいろいろなお菓子に入れられていて、
ジンジャーブレッドとかジンジャーティーとか、カフェにも必ず置いてある、気がする。
もう一つはチョコチップクッキー!
これ…
めっちゃおいしかった!!!!
スタバとかカントリーマーム系の柔らかいやつかと思いきや、
さくっとしてて、ほろほろほろ~って。
ステラおばさんもびっくりのおいしさ。
ついつい食べすぎるも、どうしてももっと欲しくて、こっそり紙に包んで3枚ほど持ち帰るわたし。
そのほかにもお母さんたちが持ち寄ったお料理やお菓子が並ぶ。
「え、そういう持ち寄りの会だったの…。」
と焦り、持ってきたポテチを皿にあけ、あたかも「一品持ち寄りました」風にそっとテーブルに置いた。
何もないよりはいいよね。
ダンナが買ったサワークリームオニオンのポテチ、サンキュー。
そのあとは恒例のゲーム。
まさか…また一発芸をやるやつじゃ!?
まだ芸しこんでないよ…
とドキドキしてたら、
『新聞紙をどんどん半分に折っていって、その上に一番乗れていた人が勝ち』という、やったことも見たこともないゲームだった。
音楽が止まると、新聞紙を半分に折る。
最初はもちろん両足で立っていられるけど、小さくなると片足、つまさきとなっていく。
これがなぜかお母さんたちのツボに入るのか、皆大爆笑。
なかには椅子に座っていられないほど腹をかかえて笑うお母さんも。
世界にはいろいろなゲームがあるのね。
そんなこんなで来週から2週間お休み。
お別れの時は、一人ずつしばらくサヨナラ~の「キス&ハグタイム」。
こ、これが難しいんだ…。
日本ではない、挨拶のキス&ハグ…。
「kiss or hug?」
と聞いてくれるお母さんもいれば、
有無を言わさずぶちゅーとしてくる情熱的なお母さんも(ほっぺに)。
お互いの右のほっぺと左のほっぺを、ちゅ、ちゅ、とくっつけたり、
なんとな~くの雰囲気でどちらかが両方の頬にキスしたりと挨拶は様々…。
まだこの挨拶の間というか、リズムが分からず、
60歳くらいと思われるインディアンの女性と、
お互い違う方を向かないといけないのに、
向き合って同じ方を向いてしまい、社交ダンスみたいになる。
キス以外にも、かなりきつく熱く抱きしめ耳元でささやいてくるお母さんもいて、
なんだかドキドキ、謎の高揚感に包まれたりする。
わ、悪くない…。
日本の男子中学生がいたら、刺激が強いだろうな…なんてことを考えながら、春休み前の最後のプレイグループが終わりました。
さぁさぁ明日は「サトと行く!!ニュージー北島の旅」にもどりま~す。
やっぱり英語は難しい。
こんにちは。
先週末、大学の友達こと丸の内のスーパーOL、サトがニュージーに遊びに来てくれた。
空港にお迎えに行った後、お昼を軽く食べようということで、
お隣のウェンさんに連れて行ってもらった、ニュージーの人気カフェ「Little & Friday」に行ってきた。
おっしゃれ~。
そう、わたしが以前、お隣のウェン&ナイさんと行って、
名物のラズベリークリームドーナッツを食べたら、大きすぎて胃がやられてしまったあのドーナッツがあるお店。(ニュージーのドーナッツにやられた日)
ニュージーの人でさえ、2人でシェアするのがベストというこのドーナッツ。
サトと2人でひとつ頼むことに。
「I'll have ONE ラズベリークリームドーナッツ プリーズ!」
と、4か月ニュージーに住んで少しは英語話せますよ感を出すために、わたしが注文。
すると…
なぜかレジの前に出てきた2つのドーナッツ。
「ノー!ノー!NOT 2!I want ONE ドーナッツ!シェアしま~す。」
と、身振り手振りで一つでいいと伝えるも、
なぜか「2つでOK♪」みたいに言われる。
早口でまっったく分からない。
「多分、『ちょっと小さめに焼き上げちゃったから2つあげるよ!』ってことかな?そうだよね。きっとそうだよ。」
と、都合のいい解釈をして引き下がった。というか引き下がるしかなかった。
席に戻ろうとすると、なんとサプライズ!
お隣のウェンさんにまさかの遭遇!
「WOW!HELLO~~~~Wenさん~~~」
「Hi~~What a coincidence~!!!…」
と抱き合い少し会話するわたしとウェンさん。
「なにこれ!?わたしかっこよくない?」
と心の中でニヤリ。
遠い地ニュージーに引っ越した友達が、おしゃれカフェで知人と会って抱き合うほどもう馴染んじゃってる系を演出できた。
きっと羨望の眼差しでサトはわたしを見つめていただろう。
席に着き、サトとダンナから
「で、なんでウェンさんここにいたの?お茶してたの?」
と聞かれた。
そういえば「Hi~偶然ね。」しか聞き取れなかった。そのあと何かをだーーーっと話してたけど、まっったく聞き取れず「リアリー?」を繰り返すだけだった。
「え、、、知らない。何言ってるかまったくわからなかった。」
「あ、コイツ雰囲気だけだわ。」という顔をするサト。
すっかりニュージーに溶け込んで英語トークしちゃってます感は、一瞬で崩れ去ってしまった。
カフェでは少しだけ食べ、夜はcityのニュージーランド料理を出す「Swashbuckler restaurant」へ。
あれ、左下にちっさく親方うつってる。今気づいた。かわい。
親方がいるので4時半に予約したものの、すでにテラス席はビール、ワインを楽しむ人でにぎわっていた。平日なのに。ニュージーピーポー仕事してるのか!?
店内はまだガラガラ。
なかには謎の熊の置物。
ものすごくフレンドリーな店員さんに迎え入れられ、
ニュージーならではの料理を注文することに。
まずは…
FISH & CHIPS!!
親方にピントあってるけど。
サクサクふわふわでとてもおいしかった。
続いて~~~
Mussel(まっそ~~~~~)!!!
Musselはムール貝。ニュージーのムール貝はとても肉厚でジューシー。
フランスで食べたものよりおいしいって思う。
ダンナが店員さんにムール貝がいくつ入ってるか聞いたとき、
「40個」って聞こえて、食べられるかなってドキドキしてたら、「14個」だった。
サトにも「14個は聞き取れたよ。」と冷静に言われる。
英語に関してはこれまでまだいいとこナシ。
どの料理もおいしかった。
帰るころにはお店も混んできて、どうやら人気店のよう。
接客もとても良かったし、わかる気がする。
しかし忘れてたけど、サト、めっちゃ飲むのね!
帰って飲みなおして、ふと気づくとボーリングのピンみたいに空き瓶が並べられていた。
さすが、丸の内のスーパーOL。身体の8割はアルコールでできているね。
飛行機10時間乗ってきたとは思えないほど、
たらふく飲んで12時ころ就寝。
あ~たのしかった。
さぁさぁまだまだ続くよ!「サトと行く!!ニュージー北島の旅」。
大量のタマゴボーロをもって都会のOLがやってきた!
こんばんは。
お久しぶりです。
先週末、大学の友達がニュージーに遊びに来てくれました。
はるばる10時間!ありがとう!
友達のサトはバリバリ丸の内で働くOL!キャリアウーマン!
空港にお迎えに行く朝、
丸の内のOLがわが家にやっていくるということで、
そわそわしだす親方。
息を切らし階段を上ったり下がったり。
「ここに、ここに、丸の内のおーえるがくるんやろ?こ、こ、この階段ものぼるんやろ?ええ匂いするんやろなーーーーーー。」
と、止まらない妄想に頬を赤らめ興奮状態の1歳児。
そんな親方を連れていざ空港へ!
道中ダンナが、
「空港まで歩いて10分くらいのカウントダウン(スーパー)に車とめて、そこから歩くか~?」
と提案してきた。
確かに空港の駐車場、少しお高目なのよね。
スーパーの駐車場は無料だし、親方のオムツもなかったし、その案を採用することに。
買い物をすませ、スーパーから空港へ。
このときすでに飛行機の到着時間。
「間に合うかな?」
「ぜんぜん余裕やと思うで。」
確かに入国審査とか荷物とか、30分はかかるしね。
とことこ歩いていくこと10分。
ここらへんから怪しい雰囲気。
10分で着くはずの空港が視界に入ってこない。
「ご、ごめん。10分は言いすぎやったな。結構遠いわ。スーパー戻る?」
とダンナが再度提案してきたそのとき、
厚い雲が上空に出現し、まさかまさかの大雨!!!
とっさによくわからない道路沿いの植木の中に入り、雨宿り。
わたしたちの目の前を、空港に向かう車がどんどん通りすぎていく。
幼児を抱き、片手にダンボールでつくったウェルカムボードをもった、
変な場所で雨宿りするアジア人家族に皆興味津々。
「こいつらこんな場所でヒッチハイクか?ジャパニーズTVのあいのりか?」
と思っているかのような目で、二度見するドライバーもいた。
雨水したたる頼りない木の下で作戦会議をした結果、
ダンナが走ってスーパーに戻り、車を取りに行くことに。
大雨の中、ウェルカムボードを傘替わりに走っていくダンナ。
親方とスマホだけで、まさかこんな高速道路みたいな変な道路沿いのニュージーの木の下で雨やどりするなんて。
人生何があるかわからないね~。
待つこと10分。
ダンナの車が見えた時のダッシュは、今年イチだったと思う。
こういうとき、バスケ部で培った俊敏さ出ちゃうよね。
結局3人とも濡れたし、時間かかったし、駐車場代かかったし…
という文句は言わないでおこう。わたしもダンナの案に同意したのだから…
そんなこんなでなんとか間に合い、サトを到着ゲートで待つ。
肩車は好きだけど、腹筋がないからすぐ猫背になりがちな親方。
日本人がちらほら到着しだし、親方もそわそわしだす。
「丸の内のおーえるは、やっぱりパンプスにスカートやろか?」
と、身を乗り出して待つ親方。
くるか
もうすぐか
キタ~~~~~~!
ということで、パンプスにミニスカではなかったけど、
すっぴんメガネで完全オフです!感満載のサトを無事お迎えできました。
ウェルカムボードはびっちょびちょだったけど喜んでくれました。
よかった。
荷物を置きにわが家へ。
「いやぁ~やっぱ丸の内のおーえるさんはセンスええわ~。タマゴボーロ大好きやねん。」
と、大量のタマゴボーロで親方の心を到着して早々にわしづかんだサト。
ほかにも頼んだものをすべて持ってきてくれました。
ちなみに健康のために買った「やずやの黒酢」は「やずやの香醋」だった。
「香醋」ってなに?w
効果があるか、少しの間飲み続けてみたいと思います。
さぁさぁブログは、「丸の内のスーパーOLサトと行く!親方大興奮!ニュージー北島の旅」がしばらく続きます。